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2016/11/11

10周目 9月25日(土) 午後1時00分 島津政信

10周目 9月26日(日) 午後2時20分


一台のスクールバスがゆっくりと並木道を走っていた。

「あれ?今日って日曜やんな。休みの日ぃまで仕事すんねんな。運ちゃんも俺とおんなじかあ」

そう独りごちて門田は背広の内ポケットからハンカチを出して、額に浮いた汗を拭った。

朝晩は肌寒く感じることの多い季節になったが、昼間は強い日射しが照りつける。

門田は文房具を扱う中小企業のサラリーマン。その門田が日曜出勤するはめになったのは会社に入ったクレームの処理のためだった。

(なんでこんなくそ暑い日に怒られに行かなあかんねん。嫁さんでもいればこんな日にクレーム処理で駆り出されることもなかったかもしれへんのにな)

三十代も折り返そうとしている門田だが、いまだに独身。自慢ではないがこの歳まで嫁さんどころか彼女がいた試しもない。

燦々と太陽が照りつける中、門田は取引先のいかにも神経質そうな店長の顔を思い浮かべてため息をついた。

そして、門田を別にすると、道行く者の中にいちいちありふれたスクールバスに意識を留める者はいなかった。


◇◇◇

10周目 9月26日(日) 午後2時30分 島津政信


一般の学生は日曜にスクールバスを利用することはない。さらに、クラブに所属する学生もこの日に限ってはいなかった。それは、今日、多くのクラブは大きな試合が開催されているか、既に試合が終わり休みをとっているかだからだ。

そんな人気のないバスの中には二人の少女と二人の中年の男が乗っていた。

後部座席には金曜の夜にも乗っていた制服姿の少女が男の膝の上に座らされていた。少女のブラウスはボタンがいくつか外され、そのはだけた隙間からは毛むくじゃらの手が差し込まれている。

金曜の夜と唯一違うところは、少女が自ら首を後ろに向けて、煙草臭い唾液を求めていることくらいだ。

「んっ、ちゅっ、んんんっ」

私がキスに夢中になっていると、胸を包んでいた太い指が円を描くように動き始めた。

「んんっ、んちゅっ、ぁっ、んぐっ、んんんんっ」

ブラジャーはタッちゃんの家にあったもので、柔らかいピンクの透き通るほど薄い素材。胸の形を整えるワイヤーなど何もついていない、ただ男を喜ばせるためだけに存在する下着だ。

そして、デザインといっていいのか、ブラジャーはその胸の頂点に切れ目が入っている。

「あんっ」

運転席まで届くほど大きな声が出てしまったのはタッちゃんの指が直接その頂きをとらえたから。

「あっんっ、くふぁぁっ」

タッちゃんはわざと唇を離して私に声を出させようとしている。だけど、それが分かっているからといって、私にはどうすることも出来ないのだ。

頭の中に運転手のイヤらしい笑顔が思い浮かぶ。この声も全部聞かれているだろう。そう思うと、ゾクゾクするような快感が私の背筋を這い上がってきた。

「んくっ、んっ、んんんっ」

せめてもの抵抗にと、声を押し殺そうとするけど、当然タッちゃんはそれだけで済ませるはずもない。

人差し指と親指が乳首をねちっこく捏ね回し始めると、これまでさんざん快楽を刷り込まれた体は耐えることなどできず、私はあっさりと陥落した。

「んんっ、そんなっ、クリクリしちゃっ」

だけど、私が恥ずかしい言葉を口にしかけた時、大きな、甘い声が響き渡った。

「ああんっ、こんなのらめぇっ、外からみられちゃうぅぅ」

ハッと声の方を見ると、バスの中央で親友の亜紀が吊革に手を絡めて後ろから健さんの愛撫を受けていた。

健さんはわざとこちらに亜紀を向けている。おかげで私にも状況がはっきりと分かった。

亜紀は、私と同じように制服を着ていて、健さんの手が制服の中に入っていた。ブラウスとスカートの生地は不自然に動いている。そして、ブラウスが時折大きく乱れると、私が着せられているのと同じような扇情的なブラジャーのフリルが見え隠れする。

「ほら、美紗が見ているぞ。…ふむ、そうだな…」

男は亜紀を拘束していた吊革から片手を外した後、何か耳もとで囁いた。

「んぁっ…ぇっ?…そんな…」

亜紀は健さんの言葉に戸惑いつつ、自由になった手でスカートの端を掴んだ。

「いいのかい?いらないなら別に構わないがね?」

何を言っているのか私には分からないけど、どうせろくでもないことを命令されたのだろう。スカートを握る手が震えている。

「ほら?いらないんだな?」

ところが、そんな亜紀も私と同じように、健さんが腰を揺すると簡単に堕ちてしまった。

「あんっ、まってぇ、やるからぁ」

亜紀は媚びた声を出してスカートを握っていた手を少しずつ持ち上げていく。

「はぁっ、はっ、はっ…」

女子バスケ部エースの引き締まった太腿が段々と露になっていくと、私のお尻に当たっていたタッちゃんのチンコが硬くなるのが分かった。

だけど、興奮しているのはなにもタッちゃんだけではない。

スカートがめくれるに従って、亜紀の呼吸も荒くなっていく。

「はぁっ、はぁっ、ん、はぁぁ」

呼吸の音に掠れた甘い声が混じり始めた。その様子から亜紀の昂りは明らかで、瞳は既に興奮に濡れていた。

(亜紀…興奮してる…)

目が合って分かったのは、私の存在は亜紀にとって興奮を強くするスパイスだということ。

その証拠に、目が合っても亜紀は手を止めることもなく、むしろ、太腿をくねらせ、さらにスカートを持ち上げていく。

「ぁ…」

スカートの下から現れたのは色こそ違えど、私と同じように淡いブルーのパンティ。そして、その布は薄すぎて内側の黒い陰りまでハッキリと透けて見えている。

さらに、それだけではない。私たちの履かされているパンティは股間の一番大切な部分にスリットが入っており、そのスリットからはポッテリと充血した肉厚の割れ目が覗いていた。

その上、その露になった割れ目には男の黒いチンコが挟まっている。スベスベの白い肌と対照的な黒いチンコは異質な存在感を放っていて、私は目を離すことが出来なくなった。

「美紗ぁ、せんせぇ、…健さんのオチンチンが亜紀のグチョグチョになったオマンコに入ってくるの見てくださいぃ」


◇◇◇

10周目 9月25日(土) 午後1時00分 島津政信


俺と葛城は金曜の夜、権田の家に保存された脅迫データを消去しようとして失敗した。そして権田と、権田の仲間の健さんに犯され続けた。

そして気がつけば意識を失っていた。

次に私が起きた時には太陽は高くなっていた。

「なあなあ、健さん、どれがエエかな?」

「クク、権田さんは好きですねえ。学園の生徒が心配になりますよ」

男達の笑い声で目が覚めた俺は、固い布団と見知らぬ天井に、昨夜のことが夢ではなかったことを理解して絶望的な気持ちで横を向いた。

「美紗ぁ、ゴメン、私のせいで」

葛城は俺より先に起きていたのか、寝転がったままこちらを向いていた。顔を歪ませて震える声で謝罪の言葉を口にする。

「そんな…謝るのはおれ…いや私の方…。私が亜紀を巻き込んでしまったんだから…」

「美紗ぁっ」

起き上がってお互い手を握りあっていると、健さんがまず俺達が目覚めたことに気がついた。

「おやおや、二人とも起きたようだな。そんな睨まなくても、ククク。大丈夫、私達に従っていれば悪いようにはしないさ」

「せやで。まあ、昨日のことも動画でバッチリ撮ってあるけど何もせえへんかったら世の中には出さへんから二人とも変なことは考えたらアカンで」

(葛城…高樹…ごめん…俺のせいで…)

スゥっと涙が一筋頬を伝った。

「ん?美紗?泣かんでもエエやないか。エエか、ワシらはなにも二人を監禁しようとかそんなん考えてないんや」

監禁という言葉に葛城がビクッと反応して声をあげて泣き始めた。

「だから監禁なんてせえへんって…ああっ、もう、何なんやっ。面倒やなあ」

珍しく困った顔の権田の横から健さんが予想だにしていなかった言葉を口にした。

「まあまあ、いつまでも私達の玩具になるというのでは二人にとっても希望がない。そうだ、権田さん、こういうのはどうかな?二人は解放する、というのは?」

俺達は驚いて、葛城も泣き止んだ。だけど、今度はそれを聞いた権田が目を見開いた。

「なっ、なんやてっ?けっ、健さんが言うことでもそれはアカンっ。ワシがどんだけ苦労したかっ」

唾を飛ばして権田が健さんに食って掛かる。

「まあまあ、ただで解放するわけじゃない。ちょっとした勝負をして彼女達が勝てば解放するんだ。権田さん…ちょっとこっちへ」

二人が部屋から出ていった。

「私達、本当に帰れるのかな?」

葛城の言葉に俺は考える。

(だといいけどな…)

健さんの言葉に半信半疑のまま、黙っているとふすまが開いて、男達が戻ってきた。権田はどうやら納得したようだ。むしろニタニタと笑っている。

「良かったな。二人とも解放したるで。…なんや、美紗は疑ってんのか?」

当たり前だ。こいつがそう簡単に捕らえた獲物を解放するはずがない。

「嘘はつかへんから安心せえ。…せやけど、ただで返すのはなあ?」

(ほら来たよ)

俺はどんな代償を求めてくるのかと身構える。すると、権田がしゃがみこんで俺と目を合わせた。

「ゲームや」

「ゲーム?」

「せや。ゲームや。勝てば自由や。それだけやないで。お前らには負けはないんや」

(勝てば自由?負けはない?)

俺は嫌な予感がしてきた。

「どんなゲームなのよ?」

葛城が少し元気を取り戻して権田に聞く。しかし、それも権田の次の言葉で吹き飛んだ。

「簡単や。ワシと健さんの二人をこの土日でそれぞれ100回イカせたら解放や。無理やったら次の土日に再チャレンジや」

「ぇ…」

葛城が固まる。

(100回…?)

俺の顔も青ざめる。昨夜、何回こいつらは射精したか。片手で数えられる程度のはずだ。そしてその間に俺がイカされた回数は数えられない。

(100回なんて絶対無理だ…)

俺達の反応が予想通りだったのか嬉しそうに権田がニヤつく。

「そこでや、その100回が30回になるお得なプランがあります」

(なんで、ですます調?)

「ど…どんなプランがあるんだ?」

「それは、ワシらとラブラブなエッチをすることです」

「はあ?」

葛城も俺も口をポカンと開いて権田を見つめる。

(ラブラブ?エッチ?…どの顔がそんなことを…)

「さあ、どや?やるか、やらんのか?」

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