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2014/07/13

最後の7日間 9月20日(月) 午後10時30分~21日(火) 午前7時15分

最後の7日間 9月20日(月) 午後10時30分


アタシは部屋でオナニーをして体を鎮めた。

(島津と一緒にいるとこれがあるから困るのよ、あのクソ神様めっ。でも、今回は1周目の失敗をまずは回避した。次は2日目、朝から島津を迎えに行って…学校に着くまでが問題ね)

射精の後の気だるい感覚の中で明日の動きをシュミレートする。

(そうだ、電話しとかないと)

『トゥルルルルル、トゥルルルルル』

「もしもし?」

電話口から島津の小さい声が聞こえた。

「もしもし。島津?」

「電話くれって言ったのに…」

(ああ、不安だったのね。それもそうか、あたししか頼れないんだから)

「どうしたの?さては電話待ってた?」

あえて軽い口調で話す。

「そりゃ待ってたさっ…あっ、そっ、そうだ、うちはどうだった?」

「全く問題ないわよ。心配しないで。明日迎えに行くからね」

その後、学校でバレないために長々と相談をした。


◇◇◇◇◇◇

最後の7日間 9月21日(火) 午前7時15分


『ピンポーン、ピンポーン』

呼び鈴を鳴らしてもなかなか出てこない。

だからアタシは合鍵を使って玄関を開けるとまっすぐアタシの部屋へ向かう。

『カチャ』

扉を開けると、ブラジャーのつけ方が分からず鏡の前で苦戦する島津がいた。

「うわっ、なんでっ?」

突然開いた扉に島津が驚く。

「ちゃんとベルを鳴らしたわよ。もう、やり方教えてあげるから、一回で覚えてね」

そう言って少し教えるとコツを掴んだのかすぐに着替えた。

さらに化粧の仕方も教える。

できるだけナチュラルな方が良いと島津が言うので清楚な感じになるように教えた。

「おかしいな」

「何が?」

「いや、こんなに俺要領よくないはずなんだけど…なんか自然に動くんだよ」

「ああ、そういうこと。アタシも男子の服とか簡単に着れたし、体が覚えてるんじゃない?」

「そうか…じゃあ、高樹が柔道もできるのかな?」

「ええ、多分ね」

(って、もう何度もやってるから余裕なんだけど)

「良かった。試合が今週末にあるからそれだけが心配だったんだ」

(今週末の試合はアタシが出るから大丈夫よ)

「さあ、行きましょう」

そう言うとアタシは島津を連れてキッチンに降りた。

朝食や身支度をすると二人で玄関を出た。

「俺、こんな遅い時間に出るの久しぶりかも。毎日朝練で6時半には学園に着いていたからな」

島津がのんびりと周りを見ながら歩く。

「なあ、周りに人も増えてきたし男の言葉遣いやめようぜ」

アタシが注意すると島津も周りを見て小声になった。

「あっ、すまん、いや…ごめん」

そうこうしている間に駅に着いた。

ホームにはサラリーマン、学生でごったがえしていた。

「うわ、いつもこんなに混んでるの?」

目を丸くする島津。

「島津はいつも早い時間の電車だから空いてるんじゃないか?こんなもんだよ。人ごみではぐれないようにしてくれよ」

そう言って駅員に押し込まれるようにして電車に乗った。

次話 最後の7日間 9月21日(火) 午前7時45分
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