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2014/09/02

オークに犯される少女

「はぁはぁ……はぁ…」

アタシの膣内はオークの精液でいっぱいにされている。

(アタシ、オークに孕まされるんだ…こんなことならキースに処女をあげれば良かったな…)

アタシの脳裏に幼馴染で付き合い始めたばかりの男の顔が浮かぶ。その彼も突然現れたオークによってきっと殺されてしまっただろう。

数日前に平和だった村がオークの群れに襲われた。男は殺され、女はその場で犯された。アタシの目の前でお父さんが殺された。

お母さんとアタシは犯された後、住んでいた村から別の村に無理やり連れてこられた。お母さんもこの村のどこかの家でアタシと同じ目にあっているのだろうか。

今日は囚われてから2日め。

初めて犯された時には泣き叫んで抵抗したけど、弱い女が何をしたところで無意味だった。

結局犬のように四つん這いにされて気を失うまで汚いオークの肉棒で犯された。

それからこちらに移ってからは、昼も夜もなく、入れかわり立ちかわり犯され続けている。

別の家からも最初のうちは悲鳴が聞こえていたけど、いつの間にか聞こえなくなった。


◇◇◇◇◇


「うっ、うっ、ああっ、も…う、やめて…」

この村に運ばれてから2日ほど経った。

今日も朝から犯されていた。

自分でも恐ろしいことにオークの馬のように大きな肉棒に体が慣れ始めているのが分かる。

どうも頭もぼんやりしてオークの行為に対する嫌悪感が薄れてきた。

(アタシ…どうなっちゃったんだろう…)

ところが、昼過ぎになって、一匹のオークが何か叫びながら家に飛び込んできたかと思うと、腰を振っていたオークがアタシの膣から肉棒を引き抜いた。そして横に置いてあった戦斧と盾を掴んで慌てて家から出ていった。

(??)

しばらくすると外から激しく金属同士がぶつかるような音が聞こえてきた。

(これって…ひょっとして…誰かが助けに来てくれたの?)

しばらく激しい戦闘の音が続き、その音が突然終わった。

『ガチャ』

扉の開く音。

(助かった…良かった…)

そう安堵してアタシが顔を上げた先には、先程のオークが血まみれで立っていた。

「いゃぁぁぁ」

再び体を床に押し付けられた。返り血を浴びたオークは普段以上に激しく後ろからねじ込んできた。


◇◇◇◇◇


オークによる襲撃から1週間くらいたったのだろうか?

あれからまた、一度だけ誰かが助けに来てくれていたみたいだけど、何も変わらなかった。

(もう…アタ…シ…だめかも…おとうさん…おかあ…さん…きーす…)

頭がぼんやりして皆の顔も思い出せなくなってきた。

「ああっ、あっ、あっ、あっ」

ただ、体を突き上げられる快感だけが脳に響く。


◆◆◆◆◆


オークに村が襲撃された、との一報がロゴスのハンターギルドに届いたのは襲撃から1週間が経った頃だった。

なぜ、それほど遅れたのかというと、その村の地理的要因があった。

襲われた村はロゴスではなく、隣の支部が統括する地域だった。

だから、たまたま難を逃れた村人が助けを求めたのは隣の支部だった。

しかし、女たちが連れ去られたのはロゴスの支部の統括地域。こういった場合、通常は連携して事に当たるのだが、隣の支部はたかがオークと油断して、ロゴスに連絡することもなく、C、Dランクハンター合わせて10名ほどのパーティを送り込んだ。

そして彼らは一人も帰ってこなかった。

急遽BランクハンターがCランクハンター10名ほど従えて再び挑んだが、帰ってきたのは瀕死の重傷を負ったCランクハンター1人だけで、戻ってしばらくすると息を引き取った。

ギルドの支部長はここに来てようやくロゴスへの救援を求めることを決定した。


◇◇◇◇◇


『バサッ』

ロゴスのハンターギルド。支部長のレオンが書類を机に叩きつけた。

あまりの勢いで風が起こり、無造作に伸ばしっぱなしの赤い髪が揺れる。

「おいっ、なんでもっと早くにこっちへ連絡しねーんだっ」

タンクトップの下の隠しきれない筋肉が怒りで盛り上がったように見えた。

「私に言われてもどうしようもありませんよ。とにかく、分かっていることは、山村を根城にしているオークがいて、Cランク程度では返り討ちに遭う。しかし、放置するわけにはいかない、ということだけですね」

支部長代理であるアーバインが答えた。レオンに対してこちらは黒髪を耳にかからない程度にカットして、パリっと糊の効いたシャツに細身のズボンを履いたきちんとした身なりだ。

「くそっ、さすがにこれだけ時間が経っちまったら、攫われた女たちはもう救えんぞっ」

忌々しげにレオンが吐き捨てた。

「ええ…そうですね…」

アーバインも眼鏡の奥の眉間にしわを寄せて苦々しい口調で同意した。

通常オークに攫われた女は犯され、その精液に含まれる媚薬に類似した成分から徐々に自我を失っていく。

しかし、まだこの時期であれば救出されると身体的な傷はもとより、精神的な部分も時間はかかるが元の状態に戻ることができる。

ところが、おおよそ1週間ほどでオークの子供を出産させられるのだが、一度出産させられた女は自我を完全に失い、戻ることはない。

さらに一度オークの子を出産すると、その後はオークの精液のみが栄養分となり生きることになる。それ以外は何も受けつけなくなり、結果としてオークを殺すと女たちも衰弱死するのだ。

「はあ…、だが、希望を捨てるわけにはいかんな。アーバイン、Aランクだと誰がすぐに動ける?」

「そうですね…ウィリアムかアンナでしょうか。ただ、相手がオークですからウィリアムの方が適任かと」

「よし、ではウィリアムに連絡をしてくれ」

「分かりました」

「一人でも無事ならいいんだがな…」

窓から外を眺めてレオンがぼそっと呟いた。


◇◇◇◇◇


ウィリアム・リーズはギルドからの呼び出しを受けて出頭し、その概要を聞いた。

もうすぐ40歳になろうとしているこのAランクの魔道士は、回復魔法の術式だけならSランクという噂まである実力者だ。

微笑みを絶やさない柔和な性格で面倒見もいいため、彼のパーティには数多くのハンターが所属している。

だが、そんなウィリアムもさすがに絶句して短く刈った薄い茶色の髪を掻きながら考える。

「どうだ?お前のとこでBランク以上で組んでもらいたいんだが」

「ええ、大丈夫です。今はちょうど皆に休みを取ってもらっているんで僕もBランクの子達も行けますよ。ただ…妙ですね。オークならCランク、Dランクで十分対処できるはずですが…」

「ああ。くれぐれも注意して向かってくれ」

「はい」

返事をしてウィリアムは部屋を出る。

(既に1週間経っている…これは精神的にきつい仕事になりそうだな…)

小さくため息を吐くと、パーティメンバーと連絡を取るためにギルドを後にした。
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