管理人ほう

管理人ほう

少年が恋人と二人にして欲しいと言ったので、部屋に残してウィリアム達ハンターは外へ出た。

「こういうのは辛いですね、ウィリアムさん」

イアンが空を見上げてつぶやくように言った。

「そうですね…」

部屋の中からはすすり泣くような声が聞こえてくる。

「彼はこれからどうするんでしょうね…?」

ウィリアムの口から答えは出てこない。それぞれが生きていくしかないのだ。

順番に家を回っていたレオンが合流する。

「どうだ?」

そう尋ねたレオンだが、ウィリアムの表情で察したようだった。

救えない被害者の処理をアーバインとともに引き受けていたレオンの顔にも少し疲れが現れていた。

「そうか…、そういえばあの坊主はどうなった?」

泣き声がいつの間にか止まっていた。

そろそろいいかと、ウィリアムがポールに目で合図をした。

『コンコン』

ポールがノックして中に入る。

「おいっ、お前っ、何してるんだっ、しっかりしろっ」

家の中から大きな声が響いて二人も慌てて家に入る。

入って二人が目にしたのは寄り添うようにして倒れる男女の姿だった。

少女の胸にナイフが突き刺さり、少年の首からは血が流れている。その血まみれの手にはナイフが握られていた。

ポールがウィリアムを反射的に見たが、ウィリアムが首を横に振ったのを見てため息をついた。

魔法の力でも死んだ人間を生き返らせることはできない。

ウィリアムはやるせない気持ちで外に出た。そしてなんとなしに村の奥に目をやった。

「なっ」

アオイが対峙しているのは

(まさか…いやっ)

ウィリアムの中にあった先程までの感傷的な気持ちが一気に消えた。

「オーガだっ」

その時ちょうど別の家から出てきたアーバインもウィリアムの視線を追って目を見開いた。

ウィリアムは再び家の中に飛び込んでレオンを呼ぶ。

「まさかっ」

家から出てきたポールも驚きの声を上げる。

「アオイっ…支部長っ」

アンナは悲痛な声を出して、レオンに助けを求める。

「なんてこった…今から行っても間に合わんっ」

固唾を呑んでハンター達が見守る中、防戦一方に見えた葵がオーガの強烈な攻撃をかわして…そこからは一瞬の出来事だった。

倒れたのはオーガ。葵はラルフに抱き抱えられるようにして姿を消す。

「お前らは最後の確認を頼む。それが終わり次第馬車に戻れ。俺たちはアオイ、ラルフを連れて戻る」


◇◇◇◇◇


『ドスン』

オーガが倒れるとフラフラと葵がこちらに歩いてきた。

(足がおぼつかないのか…?)

俺の前まで来た葵が自分の体をかき抱くようにして座り込む。

上目遣いに俺を見上げる目が潤んでいる。

「あつ…い……ねぇ…らりゅふ、きてぇ」

その声は発情していた。

(力を使いすぎたのか)

後処理に追われているようでまだ誰もやってくる気配はない。俺は適当な家の裏に葵を連れて行った。

「らるふぅっ…気持ちよくなろぉ」

涙に潤んだ目で葵が俺を見る。

「あいつらに見られるぞ?」

「いいのぉ…ねっ、ちゅうしてぇ」

葵が初めて自分からキスをねだった。

俺が顔を寄せると首に腕が巻き付き、唇が合わせられて舌を絡めてくる。

「んっ、れろ、んちゅっ、僕のからだ、めちゃくちゃにしてぇっ」

俺は片手でタンクトップの汗ばんだ胸を揉む。

「んあっ、ちゅ、はぁん…んふぅ、んっ、ちゅう、れろ…」

激しく舌を絡ませながらタンクトップの裾から手を入れるとブラジャーを無理やりズラして胸を揉んでやる。

「はぁんっ、おっぱい、気持いよぉ」

タンクトップに固く勃起した乳首がはっきりと浮いている。

「んちゅっ、れろ、ふぁあんっ」

快感に喘ぎながら葵は俺の股間を確かめるように撫でる。

「ちゅっ、んはぁ…ラルフのおっきくなってるぅ」

そう言って葵が俺の股の間に座った。

ズボンのボタンのを外される。

「ねぇっ、ラルフ…僕のお口好き?」

葵が口に指を咥えて俺を見上げた。

この間のフェラチオを思い出して俺は頷く。

「よいしょっ、あっ」

大きくなった俺の肉棒が目の前に出て、葵の目が釘付けになる。

「はぁ…すごい匂い…」

くんくん匂いを嗅ぐ。

「臭いか?」

そう聞くと

「臭くない…すごい男臭くて…興奮しちゃう」

葵が肉棒の根元を握ってうっとりと肉棒を見つめた。

「舐めたげるね。ん…あーん…んん…んふ」

亀頭が咥えられて熱い粘膜が包み込む。

「ううっ」

「ひもひいい?」

上目遣いに俺の反応を見る。

「あっ、ああ」

そう言うと肉棒の根元を握っていた手を離して、両腕で俺の腰に抱きつき口だけで咥えた。

頬の粘膜で、喉で、激しく吸う。

「んっ、んっ、んっ、んっ」

首を前後されると、射精感が昇ってきた。

「くっ、出そうだっ」

「んんっ」

一度肉棒を口から出すと葵は手で擦る。

「良いよっ、口に出してっ」

そう言うと手の動きは更に激しさを増す。

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」

荒い息は興奮しているからだろう。

目が早く頂戴と訴えていた。

「くっ、イクぞっ」

「んっ」

そう言って咥えると同時に亀頭の先が舌で舐め回された。

「うおっ」

『ドクンッ、ドクンッ』

激しい射精とともに「ん…ゴクン…ゴクン」と葵が飲む音がする。


◇◇◇◇◇


「まだ出来るよね?」

そう言って俺を仰向けに寝かせた葵が俺の上にまたがった。

「やんっ、パンティ脱ぐの忘れてた…」

そう言うと片手でパンティをずらしながら俺に見えるように肉棒の先を割れ目に擦りつける。

「ん…はぁ、はぁ、どぉ?興奮する?」

荒い息で葵の目が興奮でらんらんと輝いている。

俺の体も先程からの行為で発情し始めていた。

「ねっ、入れるよ、入っちゃうよ…んんんんっ」

柔らかくて熱い粘膜が亀頭を優しく包み込む。

「んんんっ、すごいっ、これ、ああっ、奥まで来ちゃうっ、あっ、だめっ、深いっ、あああっ」

どんどん奥まで入ってきてついに全てが入った。

葵の体が仰け反る。

「はぁはぁ…んあっ…んっ」

時折ビクビクッと体を震えさせる。胸を揉んでやると上半身がビクビク震えた。

「あっ…だめぇ…」

指を噛むような仕草が俺の興奮を高める。

「あっ、これっ、奥に当たる…あっ、だめっ、動いちゃやだよ、ラルフ、ダメだからね、あっ、ダメっていってるのにぃっ」

『グチュッ、グチュッ』

(ダメっていうのはしてくれってことだろ?)

腰を少し揺らしてやるとゴリゴリと奥が擦れる感じがする。

葵の体はビクビクと震えて、逃げようと一瞬腰を浮かせた。

「逃げるな」

そう言って腰を掴んで、引く。

「んにゃぁぁぁっ、だめぇっ、こんなのだめぇっ、ぼくっ、ぼくっ、もうイっちゃうっ、あっ、イっちゃうっ、おかしくなるっ」

膣肉がギュッとしまった。イったようだ。

「ふぁぁ…ラルフ…ありがと」

どうやら激しい絶頂を迎えて、葵の発情は治まったようだ。

(だが…)

「ちょっと激しくするぞ」

「えっ、だめっ、今は許してっ、後で、ねっ、後で、いくらでもさせてあげるからっ、んああああぁぁぁぁぁぁ」

葵の腰を固定して上に向かって打ち付ける。

「らりゅふっ、イったばっかだからぁっ、だめっ、あっ、またイクっ、あっ、やだっ、やだっ、だめぇっっ」

俺も限界が近づいてラストスパートに入った。

それを察知したように葵の中もきつく締まる。

「やあああああああっ、イクイクイクっあっ、だめっ、しゃせいしちゃだめぇっ、ダメになるぅっ、ねっ、だめっ、ああっ、んっやぁぁぁああああっ」

俺の射精と同時に葵が目を白黒させて俺の胸に倒れてきた。


◆◆◆◆◆


「全く、あなた方は何をしているんですか?」

アーバインさんに怒られました。

「いやあ、激しかったなあ。嬢ちゃん、見た目はお嬢なのに、あの時は獣なんだなぁ。うん、人は見かけによらないってやつだ」

(レオンさん、やめてください。恥ずかしいです)

僕らの痴態は二人にバッチリ知られてしまいました。

レオンさんとアーバインさんは僕らを呼びに来て、あの声を聞いてしまったということらしいです。

僕の顔を見るたびに今回のことを思い出すんだろうなぁ、と思うと二人の顔は二度と見れません。

さすがに気まずくて帰りの馬車はアンナさんやウィリアムさんと一緒にしてもらった。


◆◆◆◆◆


翌日の午後。ギルドにて。

多くのハンターの前でアーバインさんによる結果発表が行われた。

「ええ、今回の試験ですが、オーク63体、オーガ1体を二人で殲滅するのを確認しました。特にオーガは体長が3メートル超クラスの人間の言葉も喋るレベルでした」

アーバインさんの言葉に「ほぉー」と色んなところで声がする。

「さて、それぞれの成績ですが、アオイさんがオーク18匹、オーガを一騎打ちで倒しました。ラルフさんはオーク45匹でした」

「おおおおおおおっ」

朝とは違って雄叫びのような野太い声が上がり、割れんばかりの拍手が起こった。

「はい、静かに」

アーバインさんの一言で場が静まる。

「この結果から、本日をもちまして、アオイさん、ラルフさんの正式なBランクハンター登録をさせていただきます。」

「うおおおおおおおおおおおおっ」

再び雄叫びが上がった。

周りにいる人が口々に「おめでとう」とお祝いの言葉をかけてくれる。

ウィリアムさんがイアンさんとポールさんを連れて近づいて来る。

「おめでとう、あのオーガを倒す力はAランククラスですよ」

そう言って褒めてくれる。

イアンやポールからも握手を求められた。

アンナさんからは「よぉーし、じゃあ次は私と一緒にドラゴン退治だっ」と既に酔っ払っているのか、僕を抱きしめて喜んでくれた。

今日だけ特別にギルド内のカフェに酒が持ち込まれて、僕は飲めないのでジュースしか飲まなかったけど、祝宴は夜遅くまで続いた。
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