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2014/09/07

女同士の味

「ちゅ、んちゅ…んあっ、はぁ、はぁ…」

(ん…?あれ?目を開いたのに何も見えない…?)

そう思って目をぱちくりしていると口に何かが入ってきていることにも気がついた。

歯の裏や僕の舌をなぞられる。

(気持ちいい…)

ぼぉっとした頭で快感を味わう。僕も絡め取られた舌を動かす。

と、急に目の前が明るくなった。

「あ…」

目の前にいたのはマーガレットさんだった。

「あれ?…どうしてマーガレットさんが…んんんっ」

僕の質問に答えず、再びマーガレットさんの唇が僕の言葉を止める。

「んちゅっ、んんんっ…ぷはぁ、どうして?」

「大丈夫、アタシに任せておきなさい。アオイちゃんはただ気持ちよくなればいいのよ」

僕の質問にはやっぱり答えず、マーガレットさんの舌が耳の中を這い回った。

体の奥でくすぶっていた火が再び燃え上がり始めた。

「やっ、あっ、それっ、だめっ」

「何がダメなの?」

耳の中に息を吹き込まれるだけで体がブルブルと震えた。

「いやんっ、だって、そんなされたらおかしくなるよぉ」

そう言っている間にマーガレットさんの舌が首筋に移る。

『ねろ…ねろ…ちゅっ』

「ふぅっ、んっ…」

舐められる場所が変わるたびに僕の体が新しい快感を覚える。

「あっ、そこは…」

「ふふ、ここが好きなのね」

そう言って胸が揉みしだかれる。

「アオイちゃんの体って細いのに胸は丸くて大きいし、柔らかいのよね」

「いやっ、そんなこと言わないでぇ」

「褒めてるのに…そんなこと言ってると噛んじゃうわよ」

カプッとマーガレットさんの歯が優しく乳首を噛んだ。

「やっ、あっ、はっ、ぁぁぁああっ」

マーガレットさんの歯や舌の動きに合わせて僕の口から断続的に声が出る。

『チュー』

そのまま吸われるとふわふわっと体が浮かび上がりそうになった。

「だめぇっ、どうしてぇっ、あっ、おかしくなるよぉ」

「うふふ、アオイちゃんのいいところはお姉さん全部分かってるのよ…諦めてイっちゃいなさい」

そして、割れ目に指が添えられて、クリトリスを摘まれる。

「だめっ、あっ、そこはっ、びんかんだからぁっ」

「気持ちいいのね、我慢しちゃダメよ」

そう言って、クリトリスを押しつぶすようにしながら、膣内に指を差し込んだ。

『ちゅくちゅく』

「あっ…だめぇっ」

既に溢れかえっていた愛液が水音を出す。

「ダメじゃないでしょ?ほら、あなたの体は嫌がってないわよ」

抵抗なく指が僕の中に入ってきた。繊細な細い指が僕の中の気持ちいいところを激しく擦る。

「んんあああああっ、だめっ、マーガ、レットさんんっっ、おかしくなるよぉぉぉっ」

「良いのよ、アオイっ、さあっ、おかしくなりなさいっ」

「あっ、イクっ、イクよぉっ、はぁぁぁぁっ、んんっっっ」

激しい痙攣とともに割れ目からピュピュッと愛液が飛び出した。


◇◇◇◇◇


それから何度もイカされて、結局、気を失った僕の意識が覚醒したのは太陽が沈もうとしている頃だった。

「あのぉ、マーガレットさん…」

僕はマーガレットさんの真意を聞きたくておずおずと話しかける。

「なぁに?アオイ」

(アオイ?アオイちゃんじゃないっ)

「えっとぉ…」

「また休みの日は来てね?あんなに激しく愛し合って…アオイの乱れ方と言ったら…ほらぁ、シーツがが愛液でビショビショよ」

(ああっ…どうしよう?)

「ええっ、いや、あの、そのぉ…」

なんといっていいか分からず戸惑う僕の顔をしばらく見ていたマーガレットさんだったけど、急に笑い出した。

「ふっ、ふふふっ、あはははっ」

(どうなってるの?)

「あはは、冗談よぉ、もう。戸惑う顔も可愛いわねぇ。分かってるわよ、あのくそニックに媚薬でも盛られたんでしょ?」

「え…?」

「でも、アオイも気をつけなさいよ。あなたみたいに可愛い子は男がほっとかないんだからね。あっ、アタシのことはマギーって呼んでくれていいわよ」

どうやら、マーガレットさんは僕が発情していたのは媚薬を盛られたせいだと勘違いしてくれているようだ。

「あっ、はい、マギーさん助けていただいてありがとうございました」

「お礼はまた服を買ってくれたらいいからね。それに、美少女が乱れる姿も見れて良かったわ」

恍惚とした表情で遠くを見たあと、僕を見つめるマギーさんの目が光ったように見えて、僕は慌てて服を着るとマギーさんの店を後にした。


◆◆◆◆◆


家に着くとラルフが居間で本を読んでいた。

「葵、遅かったな…ん?」

クンクンとラルフが匂いを嗅ぐ。

「どっ、どうしたの?」

「いや…まあいい。あの女と一緒にいたんだな?」

「えっ?あ、うん。マギーさんに助けてもらったんだ」

怒られるのかと思ったけど、ラルフは僕に危険がなかったことを確認すると再び本に目を戻す。

(「やはり今度からはついて行くか」)

「何か言った?」

「いや」

お風呂にでも入ろうかとドアを開けた時にボソッとラルフが何か呟いたような気がしたけど気のせいだったのかな。
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