管理人ほう

管理人ほう

10周目 9月23日(木) 12時55分 島津政信

「なあ?簡単にワシをイかす方法あるんやけどな?」

権田がわざとらしく聞いてきて俺は思わず声を荒げる。

「そんなのがあるんならっ…」

(あんなきもち悪い事しなくてもっ、くそっ)

権田がそんな俺を見て、再びわざとらしく悲しそうな顔をした。

「先生に教えてもらうのにそんな態度やったらなあ…」

「はああ」と溜め息をつく権田の姿には殺意しか湧かない。

(時間がないのにっ)

権田に屈するようで悔しいが、迫りくるタイムリミットを考えると俺は口答えせず我慢するしかなかった。

「ぐっ、…教えて、下さい…」

「しゃあないなあ」

目を細めて笑みを浮かべた権田がそう言って自分の膝を叩く。

『パンパン』

「?」

「ここに座るんや」

俺は意味が分からないまま権田の膝に座るために背中を向けた。

「ちゃうちゃう、向かい合わんと…」

仕方なしに太い太腿の上に足を広げて座る。短いスカートが捲れてパンティが見えそうだ。

「ほれ、もっとくっつくんや。太腿でワシの腰を挟むんや」

権田の言うとおりに膝でメタボの腰を挟もうとすると、自然と半分ほど勃起したチンコとパンティが触れあうことになってしまった。

チンコの熱が薄いパンティの布越しに伝わってくる。

「よっしゃ。そしたらワシにキスするんや」

「はあ?」

意味が分からず思わず声を出した。

「キスや、キス。接吻、チューや」

権田が子供に教えるように何度も繰り返す。

(いや、その意味は分かってるからっ)

「ほれ?」

分厚い唇を突き出してくるメタボの中年男。はっきり言って気持ち悪いことこの上ない。

ところが、権田はそんな俺の気持ちを知ってか知らずか頬を緩めて待っている。

「はよ終わらせたいんやろ?」

(…足元見やがって)

嫌々顔を近づけるも、座高の加減で届かなかった。

(もう少し…)

「あっ」

膝の上で背伸びしようとしたら、バランスを崩して思わず目の前にあった権田の肩を掴んでしまった。

「おっ、ええな。でもどうせやったら、こっちにせえ」

権田が俺の手を掴むと肩から外して首にまわさせる。

「よっしゃ」

またキスを待つ顔。

(我慢…我慢…)

至近距離で汚い男の顔を見るなんて真っ平なので、目を閉じて唇を近づける。

『ちゅっ』

唇が少し触れた瞬間、慌てて離れた。目を開くとニタニタと笑う権田と目が合う。

「なあ?それで終わりはないやろ?」

権田が舌を出してネロネロと動かす。

「まさか…」

「せや、デープなやつや」

時計を見るともう時間はほとんどない。俺は覚悟を決めて出された舌を咥えるようにゆっくりと顔を寄せて唇を合わせた。

「んぐっ」

権田の舌が俺の舌に触れた瞬間絡みついてきた。と同時に頭の後ろに権田の手がまわされて押さえつけられる。

「んっ、むぐっ、んんっ」

目を白黒させて離れようとしたが、権田の手がそれを阻んだ。

「んちゅっ、ネロネロ…」

権田のタバコ臭い舌は歯の裏から舌の裏までしゃぶる。

(そんなとこまでっ?)

「ん…ちゅ…ん、ん…」

息苦しさに頭がぼおっとする。

気持ち悪いはずなのに、舌が吸われると背中がゾクゾクと粟立った。

(なんだか…おかしい…これ以上は…)

権田は、胸を押して逃げようとする俺を離そうとしないどころかさらに唾を送り込んでくる。

「コクン…んちゅ」

権田の首に回した手から力が抜ける。舌を吸われる度に俺の体はフワフワとして現実感がなくなり、抵抗しなくなった俺の口を権田は好きなように貪る。

「ふぅ…ん…ちゅぱ…ん…」

俺はいつの間にか目を閉じて権田の舌を受け入れようとしていた。

(ん…ぁ…きもち…いぃ)

ふと目を開くと至近距離に権田のうっとりとした顔があった。

(げっ)

その顔で一気に意識が覚醒する。

(俺は何を…)

「んっ、んんんっ」

大慌てで権田の腹を押す。

『ムニュ』

(うわっ、贅肉がすごいっ)

だが、脂肪まみれの体の癖に、力一杯押してもびくともしない。

さらに顔を離そうとしても権田の腕がしっかりと俺の頭を押さえつけていて離さない。

「むぐっ、んっ、んんんんんっ」

『どんっどんっ』

胸を叩いてようやく頭を押さえる手から逃れた。

「…ぷはあっ、ゴクン、はぁ、はぁ…」

「やっぱり若い娘の舌はうまいなあ、ひひ」

あまりの事に動揺する俺とは対照的に権田は満足そうな顔で舌嘗めずりをしていた。

「はぁはぁ…」

そして俺の方はというと、息がまだ戻らない。

「ほれ、触ってみい」

俺の手を権田が股間に導く。

(あっ)

これまでで一番大きくなっていた。

「なっ?キスしながら擦ってくれたらすぐに終わりそうやろ?」

「う…」

確かに権田の言う通りかもしれない。だけど、さっきの不思議な感覚を思うと躊躇してしまう。

「時間内に終わらせんでええんか?ほれ、ちょっとチューして擦るだけやんか」

(…確かにこれならチンコを舐めなくても良いし…)

さっきの屈辱的なフェラチオを思い出す。そして俺は覚悟を決めるとチンコを握って、権田を見上げた。

「ん?」

わざとらしい権田を恨めしく見た後、俺は首に手を回して顔を近づけた。

ところが権田は顔を背ける。

「ちょっ…キスをっ」

「キスしたいんか?んー、どうしよかなあ?」

(時間がないんだ)

まだとぼけ続ける権田を無視して唇を合わせると今度は自ら舌を入れる。

「ん…」

権田の舌が再び俺の舌を捕らえようと口内では鬼ごっこが始まった。

「んっ、ちゅっ」

俺は逃げるように舌を動かしながら、手も動かす。

『チュクッ、チュクッ、チュクッ』

「んんっ…ん…ちゅ…」

しかし、ついに舌が捕らえられた。そして、その瞬間、手の中でチンコが大きくなった。

「んんんっ」

舌を強く吸われて意識が一瞬遠のく。

「んちゅう…ねろ、ねろ」

視界が霞む。

(まるで体の中まで犯されているような…)

「んっ、ちゅ…」

ぼんやりとした意識の中、股間に当たるチンコの固さだけが妙にはっきりと感じる。手で擦る度、パンティの中の敏感な部分と擦れる。

(あぁ…)

「んっ、ふぅ…」

『クチュ、クチュクチュクチュ』

俺は目を開けていられない。ゆっくりと視界が狭まっていった。そして、視覚を失った分、他の感覚が敏感になった気がした。

「んちゅっ、んんっ」

キスと手コキで意識が朦朧とする俺は権田の手が俺の胸に這わされたことに嫌悪感すら感じなくなっていた。

今朝見た夢のように胸からくる甘い快感も自然に受け入れてしまう。

『クチュックチュッ、チュクッチュクッ』

無意識に腰が動いていた。

(ん…何か…きそう…)

『クチュッ、クチュッ、
クチュクチュクチュッ』

自然と手の速度が上がる。激しく動かした分だけパンティに擦れて甘い快感に痺れる。

(んあっ、くるっ、あっ)

「んむんんんっっ」

胸の先をキュキュッとつねられると同時に舌が一段と強く吸われた。

(くっ、イクっうぅぅぅぅ)

急に与えられた鋭い快感が脳に届いた瞬間、体がビクンッと痙攣した。

そして、それと同時に手のひらに熱い粘液が爆発した。

(あ…あ…これ…)

『キーンコーンカーンコーン』

チャイムの音で意識が戻ると、俺は逃げるように体育教官室から飛び出した。

関連記事
Posted by

Comments 0

There are no comments yet.

Leave a reply