管理人ほう

管理人ほう

暖炉の前のソファに座らされた葵は、ラルフに胸を揉まれ、ジルにはスカートの中を弄られていた。

「あっ、ふぁぁん」

ラルフに唇を奪われて喘ぎ声は中断された。

アルコールと媚薬で葵の体は強制的に発情させられている。

「んちゅ…きもひいぃ」

ラルフが唇を離すと嫌々するように唇を求めて舌を出す。

その舌を再びラルフが吸うのと同時に反対側に座ったジルの指が割れ目に入る。

「くぅぅんっ」

声にならない喘ぎ声を出して葵がラルフの口に甘い吐息を吹き込む。

「あっ、らめっ、しょんにゃ」

ジルの指は膣の壁を擦る。

「んにゃあぁぁ」

「やめるか?」

「やっ、らめっ、しゅきっ、それっ、もっとぉ」

ジルは葵の前に座り込むと足を掴んで開いた。

「ん…ひゃんっ、らめっ、きちゃにゃいっ」

『ツンツン』とジルの舌がクリトリスをつついて溢れ出す愛液を舐める。

『ピチャピチャ』

ジルに合わせるようにラルフも葵の乳首を甘噛みした。

「んにゃあぁぁ」

上半身と下半身からくる快感に葵は飲まれて意識はピンク色に染まる。

「らめぇっ、きもちぃぃっ…ぁっ、やあぁぁ」

体の奥からジルの頭を押そうとした葵は耐えきれず絶頂を迎え、そのまま愛液を噴射した。

「ぁ…」

絶頂に揺蕩う葵をソファに横たえ、今度はジルが葵の頭側、ラルフが腰に移る。

二人とも手早く服を脱ぎ捨て葵も脱がされた。

◇◇◇


「おおぅっ」

少女が潮を吹くのを老人は窓にへばりついて見ていた。

糸は窓枠や壁、それに屋根にまとわりつかせて固定している。そして顔だけを糸から人間の形に戻してカーテンの隙間から見える光景に舌舐めずりをしていた。厳重な防音の建物も、壁の振動を糸を通して直接聴く老人にとっては意味をなさない。

(ついに本番じゃな、ひひひ)

少女がうっとりと蕩けた表情で近づくチンコを見つめている。

(おうおう、たまらん顔しとるなあ…ううっ、もう我慢ならんっ)

老人の意思にしたがって糸が細く分かれる。それをまるで蜘蛛の巣のように編み、蜘蛛の巣の上に顔だけだった老人の太腿から上が形作られた。

何のために体を元に戻したのか、それはいうまでもなく自らを慰めるためであった。現れたチンコはサイズこそ部屋の中の男達には劣るが、奇妙に曲がって黒光りしている。

窓の内側では少女がついに銀髪の男に貫かれた。正常位で大きく足を開かされ、さらに口にも金髪の男のチンコを咥えさせられて、喘ぐことも許されない。

少女は時折顔を歪めるものの目の端を赤く染め、その瞳は快楽に酔って嫌がるような様子は微塵もない。

(おおおっ)

ひたすら老人は快楽を貪る三匹の獣を見つめて握りしめたチンコを擦る。

(今度は座位じゃなっ…おおおう)

老人が大興奮するのも無理はない。ソファに座る男に跨がった少女の顔がちょうど老人の方を向いて、表情まではっきり見えるのだ。

切ない目で絶頂を求めて腰を振る少女。

(はあ、はあ、たまらんぞいっ)

さらにもう一人が少女の後ろに立った。

「んぁ?しょこはちがうにょ?…んゃぁ」

少女もその蕩けきった瞳に期待と不安の入り交じった色が浮かぶ。

(ぬ…まっ、まさかっ)

老人にとっても少女の清楚な顔立ちから想定していなかった。

(まさか…尻でやるつもりなんか?)

後ろに立った男が少女の尻を掴むと、腰を押し出した。

「んああああっ、くりゅしぃぃ、おなかのにゃかいっぱいになりゅぅぅ」

(やっ、やりおった…よもや二本刺しとは恐れ入ったわ)

老人は称賛しつつも右手を止めることはない。

「にゃかであたってりゅうぅぅ」

少女が額に汗の輝く顔を窓に向けて喘ぐ。

(うおおっ、もうたまらんぞっ)

老人は少女の顔にかける勢いで激しく黒光りするチンコを擦った。

(イクんじゃ、イクんじゃ)

少女の絶頂に合わせて射精しようとしたその時、少女の瞳が老人を見つめた。

(ぬっ?)

しかし、少女は特に男達に何か言うわけでもなく半開きの口を老人に向ける。まるで老人を欲しがるように艶かしい表情で微笑む。

(ふぉっ)

そして可愛らしい舌が老人を誘惑するかのようにペロリとその唇を舐めた。瞳は老人を見つめたまま。

「うおおおっ、ぬおっ、しまっ…」

少女の蠱惑的な仕草と表情に老人は高まった興奮を止めることが出来なかった。

『ドピュドピュドピュ』

「あっ、あっ、あっ、イクっ、イっちゃうぅぅぅぅ」

直後に部屋の中でも三人が絶頂に上り詰める。


◇◇


翌日。チュンチュンと雀の鳴き声のする早朝。爽やかな顔で老人が安宿から出てきた。

「あー、爽やかな朝じゃのうっ」

大きく伸びをする老人に後ろから声がかけられた。

「老人、何か良いことでも?」

「いやいや、何もありゃせんよ」

振り向いた老人の顔が強張った。老人に声をかけたのは昨夜の金髪の男だった。

(こりゃあいかんっ、逃げんと)

後ずさる老人の背中に何かが当たる。

「ずっと葵を尾行していただろう?」

嫌な予感に恐る恐る振り返ると銀髪の男。

「うひぃぃぃっ」

老人は地面に倒れこみ、四つん這いで逃げ出そうとした。

「許してくれぇぇっ」

早朝、辺りに響き渡るよう老人は叫んだ。

(これで人が集まる。その隙に逃げるんじゃ、ひひひ)

だが、チラッと周りを窺っても人が集まる気配はない。

「助けてくれぇぇっ」

洗濯を干す中年の女(宿屋の女将で、昨日まで老人が視姦していた)に向かって叫ぶが、こちらを見ることもない。

(何じゃ…?…むうっ)

ふいに、雀の鳴き声が消えている事に気がついた。

(これは…音が消えておる…いや、消えておるのではない…)

サッと周囲を見渡すとこちらを向く人がいても目を止める人はいない。

(姿も見えていないとな…どうやら結界のようなものが張られているようじゃな)

老人は逃げることが出来ないと悟った。だが、諦める訳でもなく老人の瞳に剣呑な色が灯る。

「む…」

フラリと立ち上がった老人の気配の変化を二人の男も敏感に感じ取った。

(ほう…やはりかなりの使い手のようじゃな…出し惜しみするわけにはゆかんか)

そう判断した老人は手から一振りの刀を抜いた。

老人が刀を抜くのを見て銀髪の男が飛び退く。

「ほおっ、やりおるっ」

銀髪の男のいた地面に蜘蛛の糸が張られていた。

『ビュン』

金髪の男がその隙に背後から老人に向かって槍で突く。

「当たらんよ」

『ズブッ』

老人の服が破れ、だが、手応えはない。

『ズバッ』

槍はそのまま服を切り裂くと、服が落ち、老人の姿は消えていた。

「逃げられたか」

金髪の男、ジルが周囲を見ると結界を解く。

『チュンチュン』

それと同時に朝の街の音が戻ってきた。

銀髪の男、ラルフが地面に落ちた老人の服を拾い上げて顔を上げるが、老人の姿はどこにもなかった。

「匂いはまだある」

「いや、ここは一旦宿に帰ろう」

ラルフとジルはまだ眠ったままの葵のもとに帰っていった。

(キヒヒヒ。そうそう捕まらんよ)

老人は二人が宿に向かって歩き出すのを数百メートル離れた高い建物の壁にくっついて見下ろしていた。

(上手く撒いたのは良いが、この歳で山登りとは…年寄りには少々辛いわい…)

老人は蜘蛛の糸を広げると風に乗って街から姿を消した。
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