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2016/02/14

遊、チョコになって食べられるの巻①

『カリカリカリ』

静謐とした学舎に受験生達が答案用紙に解答を書き込む乾いた鉛筆の音だけが響く。

(ふむ…)

今日は我が学園の入試日。廊下に面した窓から初々しい受験生を見て私は理事長室に足を向ける。重厚な執務用の机につくと来客用のソファを見つめた。

(昨日は素晴らしかったな)

私が一夜を共にした女のことを翌日まで引きずるのは非常に珍しい。しかし、昨日このソファに座っていた少女は別物だ。

瞳を閉じれば脳裏に昨日の少女の姿がはっきり浮かぶ。

耳を覆い隠すショートヘアに色白のきめ細かい肌、細い手足、つぶらな瞳に長い睫毛、その姿は誰もが振り返る美少女。

少女の名前は高梨遊。私の学園に通う生徒の一人で男子の制服を着ていないと百人いれば百人が女子だと勘違いするにちがいない。そう、彼の性別は戸籍上は男性である。

しかし、これは一部の人間しか知らない事だが、昨年、遊は不思議な現象で何度か本当に性別が女になった。何を言っているか分からないかもしれないが、これはまごうことなき事実だ。

ところで、遊が男に戻るために必要だったのは性交による男の精液。そのためという口実で私は何度もその体を抱いた。

何も知らない初心な遊に女の快感を教え込んだのは良い思い出だ。

遊が女体化することはもうないはずだったのだが…。

(再び味わう機会があるとは思わなかったが、ククク)


★★★★


その日僕は新聞部のバレンタイン特集の準備をしていた。

今回は料理部の協力で手作りチョコの企画。作る過程の写真を撮ってインタビューとレシピを新聞で紹介する。

無事作業が終わって部室に戻ろうとしたときに、耳のすぐそばで声がした。

(「のう?ばれんたいんとは何じゃ?」)

僕は思わずキョロキョロと辺りを見渡す。この可愛い子供みたいな声は…。

(「女学生が話しておった。先程お主もばれんたいん企画がどうとか言うておったろ?」)

年末年始に聞いたあの声だ。

(また神様ぁ?)

(「またとは何じゃ…ちっとは畏れ敬え。全く…最近の若いもんは…」)

何やらブツブツ耳元でお説教が続く。

(分かった、分かりましたから…もぉ…。バレンタインデーっていうのはチョコをあげたり貰ったりする日のことだよ)

(「ほう…そういえば先程も『ちょこけーき』とか言うておったの。ではその『ちょこ』とやらを作って儂に供えよ」)

(なんで?)

(「食べてみたいのじゃ」)

ワクワクが抑えきれないのか即答。神様なんだからそれくらい自分でなんとかすればいいのに。

(でもバレンタインは女の子が男の子にチョコをあげるんだよ)

ちょっと面倒だと思ってしまった僕は何も考えずそう言ってからしまったと思った。だけどそれこそ後の祭り。

(「なるほど。女にしか作れんのか…」)

「いや、違うよっ…違っ、あっ」

ざわざわと腰やおっぱいが膨らんで服と乳首が擦れる。

「ふぁっ…んっ」

思わず体を抱き締めてしゃがみこんだ。
放課後の廊下に人気がなくて助かった。

(「これで『ちょこ』が作れるじゃろ?よいか、『ちょこれーと』を供えるのじゃぞ?」)

それきり声は聞こえなくなって女になった僕だけが廊下に残されていた。

(あぁ…色々違うのに…)

冬服だったのが唯一の救いだった。

夏服なら困っただろうけど、コートのボタンをしっかり留めてなんとかバレずに家まで帰ることができる。

(それに今回はチョコを供えれば良いだけだし、大丈夫…だよね?)

帰り道で『手作りチョコ』の文字を見つけて雑貨屋さんに入る。

(女の子になったってバレないように買ったらすぐに出ないと…)

ドキドキしながら手早くチョコの材料を持ってレジに向かうと、店員のお姉さんは一瞬驚いた顔をしただけで、お釣りをくれる時などは「頑張ってね」と励ましてくれた。

(あれ…)

店を出てふと思った。

女の子になったことがバレないことしか心配してなかったけど、考えてみたら男が手作りチョコの材料を買うっておかしいよね…。

(ああっ、うわあああっ)

あの生暖かい視線は…そういうこと?男が男にチョコを手作り?

とは言え、大いなる誤解に叫びたくなる衝動を抱えて家に帰ると、仕方なく男に戻るためチョコレート作りを始めた。


☆☆☆☆


翌日。

明日の入試を控えて、学生は午前授業で部活も禁止。同じクラスの友達は遊ぶ計画に余念がない。

誘ってくる友達になんやかやと言い訳をしつつ僕は悩んでいた。

(供えるって言っても、どこに?)

昨日は女体化したショックでそれどころじゃなかったけど、一番大事なことを聞き漏らしていた。

(隆に相談しようか…?)

幼馴染みの隆は年末年始に女の子になってしまったことも知ってるし…。

「あっ」

初詣で思い出した。中庭にある祠だ。

(そうだっ、あそこにお供えしたら良いんだ)

教室を出ると既に生徒の姿はほとんど見当たらない。僕はチョコの包みを祠の前にお供えする。

「チョコだよ。これでいいんでしょ?」

そう祠に話しかける。

(はぁ…これで男に戻れる…)

「ねぇ?聞いてる?神様?」

ところが少しして返ってきたのは意外な言葉だった。

(「はあ…お主、阿呆な子なのかの?可哀想な子なのかの?」)

神様の姿は見えないけど気の毒そうな顔をしているのが目に浮かぶようだ。

「えっ?」

(「儂が現実に食べられるわけなかろうに…」)

「だって供えろって言ったし…どうすれば良いの?」

(「全く…」)

そこまで言って神様がなにかを思いついたように黙った。

(「そのようなことは自分で考えてみるがよい。儂にお供えが出来たら男に戻してやろう」)

(はあ?ちょっと待ってよっ)

一方的に話が終わって神様を呼ぶ僕の後ろでジャリッと地面を踏む音がした。

「遊君、こんなところで何をしているのかね?」

(この声は…)

振り返ると先生、理事長の姿があった。浅黒く日焼けした顔にふさふさの黒い髪はきっと同年代の人よりも若く見える。それにスーツの中も鍛えていて中年のわりに筋肉質だ。

「ふむ。面白いな」

さらに理事長はなぜだか僕の性転換を見分けることが出来るのだ。今も一目で気がついたようだ。

「理事長室に来なさい。話を聞こう」

理事長が僕の腰に腕をまわす。

「あっ、待って…」

慌ててお供えしていたチョコを掴むと僕は理事長に強引に連れていかれてしまった。


☆☆☆☆


「なるほど、供え方か…」

理事長室で経緯を話す僕に理事長は腕を組んで頷いた。

「ふむ…神様とやらも分かっているな…」

小さく理事長が呟く。

「え?」

「いや、なんでもない。簡単なことだ、要は神様が受け取れる形で供えれば良いだけだろう?」

(神様の受け取り方…お供え物っていったら…)

「えっ?まさか…」

これまで供えたものなんて一つしかない。

「試してみるしかないだろう?遊君も早く戻らないと困るだろう?」

ニヤッと笑う理事長。

(そうだ…理事長はそういう人だった…)

僕はこの時初めてバレてはいけない人にバレたことに気がついた。

「えっと…あの…いやあ、どうしようかなあ…エヘヘ…」

扉にじりじりと逃げるも理事長は思い出したかのように言う。

「そうだ、遊君、面白い映像があるんだった。見ていくかね?」

それは見なくても分かる。理事長と僕の…その…イタシテイル映像だ。以前撮られた時は興奮してしまってまさかこんな使われ方をするなんて考えてもみなかった。

「それに、そんな格好で帰らせるわけにはいかないな」

理事長が机を回り込んで僕の前に立った。

「あの…でも…昨日も、誰にもバレずに帰れましたし…」

にじりよってくる理事長に僕は壁際に追い詰められる。

「いや、駄目だ。私が知ってしまった以上は責任がある」

息がかかるほどの距離で理事長が囁いた。

「ダメっ、です…」

僕を覗き込んでくる理事長の目力に耐えられなくなった僕は俯く。

(あぁ…どうしよう…)

『カサッ』

(ん?)

僕の手に何かが握らされた。

「着替えなさい」

(ふぇ?)

紙袋に入っていたのはブラウスにリボン、ニットのカーディガンにブレザー、女子の制服だ。下着も入っている。

(なんでいつもこんなに準備万端なんだろ…)

「やはり似合うな」

ソファの上で膝を曲げてニーソックスを履いていると粘っこい視線が足にまとわりついてきた。

(うぅ…)

視線から逃げるようにソファに目を落とした僕は高そうな革の生地の上の染みに気がついた。

(これって…)

すぐに目をそらしたけど、このソファで理事長に撮影されながら貪りあった夜が一瞬頭に浮かんで顔が熱くなる。

(気にしないっ、気にしたらダメっ)

だけど一度意識してしまうと、今度はスカートが捲れているのが気になり始める。

『シーン』

部屋の中は静かだ。明日が入試ということもあって部活の声もしない。

『コクン』

唾を飲み込む音すら響いて理事長に聞かれている気がした。

「思い出すなあ。遊君はどうだい?」

不意に理事長が話しかけてきた。

「あっ、えっ、…えっと…そうだっ、なっ、何のことですか?」

(こんなに慌てたら、僕も思い出してたのがまる分かりだよぉ)

「ククク…」

理事長からは余裕の笑い声が漏れた。

これ以上は理事長の言うことに惑わされてはいけない。そう思って急いでソックスを履き終えて立ち上がる。

「よく見せてくれ」

しかし、理事長はすかさず僕に近づいてきた。後ずさろうとするも、抱き締めるように背中に腕が回されて逃げられない。

「供え方だが…こういうのはどうかな?」

「んぐっ」

今度はいきなり理事長の唇が僕の唇をとらえた。さらに抵抗する間もなく舌が入ってくる。

(何これ?…甘い…?)

突然の事に目を白黒させる僕に理事長は唇を離すと舌舐めずりをした。

「君の作ったチョコレートの味はどうかね?」

理事長の手には僕が持ってきたチョコの包みがあった。

「甘いです…って、そうじゃなくっ、んっ、んんんっ…ぷはあっ、はぁ、はぁ」

再び唇を奪われたけど、僕はなんとか理事長の筋肉質な胸を押して顔を背ける。

「こういう供え方もあるんじゃないかと思ったんだが。これで供えた事になれば遊君にとっても良いことじゃないか?」

(そうか…確かに…)

その僅かな躊躇の間に唇が三度奪われて、また僕の舌が理事長に絡めとられた。

「ん…ちゅ…ネロ…むちゅ…」

先程までと違い理事長の言葉が楔となって、つい抵抗する力が弱くなる。それが理事長に余裕を与えた。

優しく激しく、甘い口づけは僕の頭の中に靄を嫌悪感が薄れていく。

(忘れていたけど…理事長って巧い…)

体から力が抜けて気を抜けば膝が折れそうになる。

僕の脳裏にラブホテルで理事長に教わったキスが甦る。

それが呼び水となり、電車の中で、ラブホテルで、この部屋で、剣道場で、僕の部屋で、台所で…理事長の太く固いおちんちんをしゃぶらされ、気持ちいいところを舐められ、指で抉じ開けられ、擦られ、押し潰され、我慢できなくなった僕が何度もおねだりをして、ようやく体の奥まで貫かれた時の意識が真っ白になるほどの快感。

それらがキスの間に何度もそれがフラッシュバックしてきて僕の心と体を当時のものへと作り替えていった。

(…すごぃ…こんなの…)

甘いチョコ味の唾液を注ぎ込まれるままに喉を鳴らして飲み込む。お返しに僕の唾液が吸われると体が快感に震えた。

「ふう」

そうして理事長が唇を離したのは僕の体から完全に力が抜けてからだった。ふらつく足で僕は理事長にしなだれかかる。

「立っていられないようだな。よしよし、こっちにおいで」

理事長はそんな僕の姿に満足げに微笑むと、ソファに座って僕を自分の膝に座らせた。背中に逞しい胸と熱い体温を感じる。

「もう少しチョコレートを食べてみるか?」

火照った顔に手がそえられて横を向かされた僕は目を閉じた。

「ぁ…ん…」

半開きの唇に理事長の唇を感じて舌を出す。

「ん…はぁ…んちゅ…ネロ…」

チョコのほろ苦さが甘い快感に変わる。一方的に受け入れるだけだった僕からも舌を差し出してお互いに舌を絡め合う。

きつく舌が吸われてうっとりしている隙に、スッとVネックのニットの中に手が入ってきて、ブラウスのボタンが外された。

「ぁ…、それは…」

「駄目かな?」

「だって…あんっ」

おっぱいを押し潰すようにして無理矢理ブラジャーのカップに入ってきた指が乳首を掠めた。

「んあっ、チョコをっ、んんっ、お供えしないと…ん…ちゅ…」

チョコ味のキスが言葉を遮る。

「んちゅ…れろ…んはぁっ、はぁ…はぁ…」

「今も供えているだろう?」

息継ぎの際に耳元で囁かれるとそんな気がしてくる。

「ぇ…ぅん…んちゅ…」

小さく頷いて体から力を抜いた僕は理事長の手を受け入れた。

「はぁ、はぁ、ぁっ…んっ」

ブラジャーのホックが外され理事長のおっぱいを揉む動きはさらに激しくなった。

「気持ちいいかい?」

キスに加えおっぱいに与えられる絶え間ない刺激は僕を追い詰めていく。

「あっ、はっぁぁ、理事長…先生っ、せんせっ、あっ、はぁぁぁぁっ」

いつの間にか、『先生』という呼び方に戻っていた。

「あっ、そんなっ、おっぱいばっかり…んんんっ」

「ククク、ではこちらも確認しないとな。足を開いてごらん」

僕は先生に言われるがままに足を広げると、先生の大きな手がスカートの中に入ってきた。

お腹をソフトタッチで撫でた後、パンティの中に入ってくる。

「久しぶりで興奮しているようだな。マンコから愛液が溢れてくるぞ」

太い指がオマンコの浅いところをかき混ぜてグチュグチュと音が響いた。

「ああっ、そんな…なんだかっ、あっ、敏感でっ、んっやぁっ」

「そらっ、遊君はここが好きだろう?」

先生の指の腹が弱点を擦ると喘ぎ声が我慢できなくなる。

「あっ、んっ、きもちいっ」

「チョコを供えながらイキなさい」

口に入ってきたチョコと先生の指をしゃぶる。

「あっ、むぐ…」

オマンコの中で指が膣壁を強く擦った瞬間目の前が真っ白になった。

「あっ、らめっ、イクっ、イッちゃうよぉっ」

口から垂れたチョコレートが首に伝う。

「んんんんっ、あっ、ああああっ」

ビクンっ、ビクンっ

体が意思とは別に痙攣する。

(…イッちゃったぁ…)

『チュプ…』

「な、にを…?」

「まだ供えたりないだろうからチョコを入れとこうな」

霞んだ視界でも入れようとしているものが何かはわかった。ローターだ。

「それ…違う…」

「チョコレート色だから大丈夫だ」

よくわからない理由だけど、イッたばかりの頭では判断できず、そもそも力が抜けて先生を止めることなんか出来ない。

先生の指がオマンコに楕円形の固いローターを押し込むとつるんと体の奥に入ってきた。

「さあ、行こうな」

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