HOME > 真実の鏡 > title - 81.最終日④ 隆のベッドで
2014/03/26

81.最終日④ 隆のベッドで

81.最終日④ 隆のベッドで


唇の端からねっとりと垂れた俺の精液を舌で舐めとる遊。

前髪が額にへばりつき、顔が上気している。

「はぁ…濃い…ふぅぅん」

うっとりとした瞳が力を失った俺の股間を見つめている。

「スマン、苦かったか?」

声をかけると、立ち上がって首を振る。

「ううん、大丈夫…ちょっとねばねばしてるけど…口の中が隆の匂いでいっぱい…ふふっ、溜めてくれてたんだね。」

俺がオレンジジュースを差し出すとコクコクと飲んで笑った。

「部屋に行くか?」




「このベッド、隆の匂いがする。」

ベッドに寝転がった遊が枕に顔を埋めてクンクンと匂いを嗅いで目をつぶる。

白い太ももに目が吸い寄せられる。カッターの裾から見える黒い下着が眩しい。

顔に似合わない大人っぽいレースのTバックは、尻の間に埋もれて、まるでパンティを履いていないように見える。

チラチラと俺が見ているのを敏感に察知すると、遊はサッと起き上がって、カッターの裾を引っ張るようにしてこちらを見上げる。

「やんっ。…隆ってむっつりだよね。」

「そんなこと…お前だってさっきまで散々見せつけてきてただろ?何を急に恥ずかしがってるんだよ。」

「さっきは僕がしてたからいいの、今はだめなの。」

「そんなもんか?」

そう言いながら俺もベッドにあがると、座って顔を見合わせる。少しお互いに黙って見つめ合う。

「髪が伸びたな。」

遊は髪を切っていないせいで、元から男にしては長かった髪がくくれそうなくらい伸びている。触るとさらさらとしていて細い絹糸のように指からこぼれる。

「んん…」

髪を撫でていると遊が気持ちよさそうに長い睫毛をふせって目を閉じる。白い肌に濡れたようにしっとりとした唇の赤さが俺を誘うように少し開いていた。

親指で遊の唇を撫でると、舌がちょろちょろと出て俺の指を舐め始めた。

「ん…はむ…ちゅ…」

しばらくそのままにしていると、遊の両手が俺の手を包み込んで、フェラチオをするようにしゃぶり始める。

「ん…ふ…ちゅ…んっ」

思わず指を口から抜くと、意外そうにこちらを見る遊の顎に指をかけて唇を寄せた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
~遊視点~


隆にじっと見つめられるだけで、僕の体の奥がねっとりと熱くなる。

さっきの精液の味を思い出して体の中心が疼き始めた。

…この身体になるとエッチになっちゃうんだよなぁ…もう…

そんな事を考えている間に隆の手が僕の髪に触れる。

…んん…きもちいい…

目を閉じて隆の手にゆだねる。

「ふぅうん…」

唇に指が触れて撫でられる。

…ん…

指が唇を優しく撫でられ、少し開いた唇を割る。

『ねろ…ねろ…んんっ…ちゅぱ…ふぅん…』

口の中の指をチュパチュパと舌を絡めて舐める。

夢中になっていると急に指が抜かれ、上を向かされた。

「はっ…あぁ…」

舌が吸われると体が喜びと期待に震える。

隆の首に手を回して体を押し付けるようにして僕は舌をさし出した。

「んちゅ…ちゅ…んんっ」

隆の手が首筋から襟の内側に入ってきた。

「んんっ…ふぅんんっ」

僕の口から出た吐息も隆の口の中に飲み込まれる。

「ふはぁあん…」

鎖骨がなぞられて目を開くと、隆の手がまさにボタンを外そうとしていた。

はぁ…はぁ…脱がされちゃう…

体を隠す布が徐々に剥がされていく感触に僕の息が荒くなる。

…やだ…ぼく…こうふんしてる…

大きな手の長い男の指がよどみなくボタンを外していく。

…この指が…ぼくの中をなんども…

そう思うと目が離せなくなる。

全てのボタンを外した指が大きくブラウスを開く。


次話【82.最終日⑤ 順調な一回目】
関連記事

コメント

非公開コメント