15.おじさんとの一夜② 電車内で痴漢にイカされる
痴漢の手は思った以上に僕の気持ちいいところを刺激してきた。
まずはお尻全体を撫でまわす、「…っふ…っふ…」
それから指が徐々にお尻の割れ目に近づいてきた。
つーっと爪で引っ掻くようにお尻の谷間を刺激される。
「んっ、んっ、やっ」
声が出そうになる口を手すりを握る手で押さえて必死でこらえる。
…何とかしないと…お尻に手を回し、痴漢の手を押さえようとするけど、逆に後ろ手に掴まれてしまった。
「んんっ!やっ…はっ…ぁぁ」
「声を出したら恥ずかしいのはお嬢さんだよ。大丈夫、気持ちいいことするだけだから。」
再び耳元で囁かれた。
耳から全身に鳥肌が立つ。
「んんっ!」
痴漢は僕の反応をみて笑う。
「フフフ、耳が敏感なんだな。」
再びささやかれ「…んっ…ふっ…」、同時にTバックの紐を後ろから引っ張られた。
思わず声が出そうになり慌てて指を咥えて耐える。
「んんんんんっ、…はぁはぁ……」
「んっ…ふぅ……ふっんっんん…ふぁ…ひゃんっ!!」
触られ続けるお尻に神経を集中していたら、急に痴漢が脇から手を入れてきた。
びっくりして思わず声が出たけどちょうど対向する電車の音でかき消された。
ワンピースは脇が開いてるから手を入れたら簡単に胸を触ることができる。
ブラジャーの上からなのに痴漢の手は僕の先っちょを簡単に見つけ出した。
きゅっと摘ままれる。
「んっ…ふっ…んっ」
頑張って声を抑えてちらっと周りを確認する。
大丈夫。みんな携帯や音楽に夢中でこっちには意識が向いてない…。
その間に痴漢の手はブラジャーを無理に下げた。

おっぱいが空気に触れるのを感じる。ワンピースの布に先っちょが触れる。
「ふっ…うっ…んんん…」
おっぱいを揉まれるたびに、先っちょをいじめられるたびに声が出そうになる。
気が付くとお尻にあったはずの手が前に移っていた。
すっと僕の身体を後ろから抱くようにして腰に回された手はパンティをずらした。
焦った僕の「やっ、ダメッ…それは許して…下さい」という小さな声は無視され、指が僕の割れ目をなぞる。
「んんんんっ!ふぅっ、ふぅっ、やっぁぁ」
『ぴちゃぴちゃ』という音が周りに聞こえていないか不安になるけどもう周りを気にする余裕も僕にはない。
「前を見てごらん」
…え……前を見るとガラス、ちょうどトンネルに入っていて僕の顔が映ってる…
「いやぁん」
ああぁ…僕…気持ち…良さそうな…顔………欲しがってる…
自分の顔を見た瞬間、体の奥がキュンッとなって、『つつーっ』と太ももを流れる感触。
「ふっ、ふっふっ、…ふひゃっ…はっ…はっ…」
口に咥えた指からもよだれが落ちる。
…こ…こんな…の…ずっと…されたらダメになっ…ちゃう……
「気持ち良いんだろ?」
…ああぁぁ…もう…ダメ…かも……気持ち…いい…
認めてしまったことで、僕の中の快感への防波堤はもろくも崩れてしまった。
痴漢の手が、いつの間にか下におろされていた僕の手を持つ。
…ふぁ?…な…ぁに??
僕の手に何かが握らされる。
…あつ…くっ…て…かたぁい……えっと…これは…なん…だっけ…?
僕の手の上から痴漢の手が重なって前後に動かされる。
動かされるままに僕の手は硬いのをしごく。
どれくらい時間が経ったのか、外は暗くなってきてドアのガラスに車内の様子が写っている。
僕の後ろには密着するように人が立っていて…男の体が不自然に動いているのが見えた。
僕の体も男の動きに合わせるように『びくびくっ』と痙攣する。

「ふ…うぅん…ぃぃっん…」
後ろから耳元に息が当たる…「ふーっ………はーっ……」息がかかるたびに僕の頭の中が痺れる。
「あと3分か…これから指をお前のおまんこに入れるぞ。声を出さないように…」
痴漢が僕の真後ろで話しかけ、僕は後ろを振り向く。
痴漢と目が合う、想像通りの50代くらいのおじさんだ。
「?……お…まん…こ……??」
「まさか、君はおまんこも知らないのか?」
僕は素直にうなずく。
ちょっとおじさんは考えて耳元で。
「君の大事なところだよ」
そういった瞬間、指が突き立てられた。
『にゅるっ』
指が僕の割れ目に差し込まれて僕は喘ぎ声を全く抑えることが出来ない。だけど口はおじさんの手で押さえられくぐもった音になった。
「ふっっ、ううううぅぅぅぅっっ」
その瞬間、目の前が真っ白になった。
指がさらに動く、動かしながらおじさんは耳元で囁く。
「やめてほしいか?」
涙目でうん、うん、と頷く。
「それなら、これから俺と一晩付き合うか?」
うん、うん、この状況から逃れられるなら…
『○○駅~○○駅~、お降りのお客様は……』
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