11周目 9月23日(木) 午後9時20分 藤川真也
「はああっ、あんっ、あっ、だめですっ、しんやさんっ、だめっ」
俺の手は今、ソファに並んで座っている美紗の太腿の間に入っている。
まず、最初にネットリとした愛液で光る指を見せてやったところ、美紗は顔を真っ赤にして恥ずかしがるそぶりを見せた。
「やっ、ぁああっ」
だけど、俺は一目見て気づいた。指を見つめるその目は嫌がるというよりも興奮で潤んでいる、ということに。
「気持ちいいなら言ってよ」
「あんっ、らめっ、あっ、ああっ」
そう言って昨夜と同じように2本の指で攻めると、座っていた体を仰け反らせて必死で俺の手を掴んだ。
「そんっ、あっ、やんっ、あああっ」
(もう時間の問題だな)
美紗はもはや最初の時のように声を我慢することも出来ていない。
(そろそろ次にいくか)
俺はソファを掴む美紗の手をとって、熱く滾った股間に導いた。
「ん…やっ」
すぐに何を触っているのか気がついた美紗が嫌々するように俯いて頭を振る。
だが、粘膜をかき混ぜる俺の指の動きに翻弄されて逃げることなどできない。
(いけるかな?)
俺は急いでベルトを外してチャックをおろす。
そして、一度離れた小さな手を再び股間に導いた。すると、今度は嫌がるようなこともなく美紗は素直に俺の竿を握る。
『クチュクチュクチュクチュ』
「ぁっ、あっ、やっ」
オマンコに突っ込んだままだった指を動かしてやると俺の竿を握る手に力がこもった。
(よし、もういいか)
俺は美紗の手の上に自分の手を重ねて、ゆっくりと上下に動かしてみる。
(おおっ)
柔らかい手の感触にチンコが膨らんで先走り液が吹き出た。
最初はおずおずと上下させていた手は、すぐにゆっくりした動きから大胆な動きに変化する。
(これはっ)
「うっ」
気持ちよさに思わず声に出てしまった。そして、その俺の声と連動するようにオマンコが指を締めつけた。
(マズいっ、なんでこんなに気持ちいいんだっ)
だけど俺も負けるわけにはいかない。オマンコに意識を集中する。
「んあっ、あっ、あっ」
『クチュッ、クチュッ、クチュッ、クチュッ』
ムッとするほどの濃い男女の性臭が充満する事務所で俺達はお互いに秘部を弄り合う。
「はあっ、はあっ、んっ、ぁっ、ううんっ…」
今日店に来たときの様子を思い返してみても、まさかこれほどあっさりいくとは思いもよらなかった。
「ぁ…はぁっ、んっ、はぁ、はぁ、んっ」
俺も油断するとイキそうになるが、美紗も快感に酔ったかのように一心に手を動かしていた。美紗の口からは時折甘い吐息が混じり、肩がビクビクと震える。
「…ふぅ、ふっ、ふっ、ぅ…」
(これはそう長くは我慢できそうもないぞ)
どこでやるか、色んなシチュエーションを考えていたのだが、俺は早くも我慢の限界を感じていた。
幸いなことに美紗も十分出来上がっているようなので、次の段階に進むべく美紗に声をかけることにする。
「美紗、君の口で愛してほしいな」
興奮に、声が掠れた。
「ん…?」
だけど、想定していたような反応がない。
嫌がったりもするだろうという俺の見込みと違って美紗は相変わらず俺の股間を擦っている。
(意味が分からないのか…?)
美紗は確かに今も快感に飲み込まれているが、俺の言葉が聞こえないわけでもないだろう。つまり、聞こえてはいるが、理解できていないのか。
(まさか?)
俺の推理に股間はさらにいきり勃った。
(そうか…フェラチオをしたことがないんだな…それなら)
おもむろに俺は虚ろな目をしたままの美紗の肩を抱いて力を込める。
「ん…ぁ…」
すると、美紗の体はまるで力が入っておらず、そのまま俺の膝に向けて倒れてこんできた。自然と肉棒は美紗の目と鼻の先だ。
「美紗、軽く舐めてみようか」
俺は美紗の髪を撫でながら言った。
「初めてでも心配はいらないよ」
美少女に一つずつ教え込んでいくのは男の夢だ。そして、従順な態度で、男に言われる通りに唇を近づける少女は、その夢を叶えるために俺に神様が遣わしてくれたのかもしれない。
(じっくりと一から教え込んでやろう)
そう考えていたところ。
『ペロッ』
「うっ」
まさかいきなり思いきりと舐められるとは考えていなかったため、最初の不意打ちだけで果てそうになってしまった。
(なっ…)
美紗はそのまま裏筋に舌先を這わせ、さらには顔を俺の太腿の間に入れて玉を舐めてくる。
「ううっ…」
玉袋をしゃぶりながら器用に竿を擦る動きに堪えかねて俺は見下ろした。すると、上目遣いの美紗と目が合う。
(なんでこんなに上手いんだ?)
俺が口で、と言った時の美紗の反応は演技には見えなかった。しかし、この上手さは二回目や三回目といったレベルですらない。
『チャッ、チャッ、チャッ、チャッ』
先走り液が棹に絡まって粘着質な音が響く。
射精感が腰まで上ってきた。
(うあっ、イキそうだっ)
「くっ、咥えるんだ。先っぽを」
思わず強い口調になってしまう。
『んっ、チュッ』
美紗は擦る手は緩めずに、じっと亀頭を見つめてから亀頭の先に唇をつけた。
『ゴクリ』
俺は無意識に喉を鳴らす。
ヌルッと温かい湯のなかにつけたような感触に棹が包まれる。
「おおっ」
歯が当たるようなこともなくそのままスムーズに美紗の口内に俺のチンコが吸い込まれていく。
「んちゅっ、ネロッ、んん、じゅる、じゅ…」
唾をすする卑猥な音を響かせて美味しそうに美紗がしゃぶる。
絶妙な舌遣いにザワザワと腰の辺りに震えがきた。
「うっ、ちょっと待っ…」
俺が一度止めようとしたその時、俺の玉袋が美紗の手に包まれる。
「うくっ、ヤバっ」
優しく揉まれる突然の新たな刺激に、これまで必死に耐えていたチンコがあっさりと決壊してしまった。
「くっ、おおっ、だめだっ、出るっ」
俺は美紗の頭を思わず掴んで、腰を浮き上がらせる。その結果、美紗の喉に当たるほど深くチンコを突っ込むことになった。
『ドビュッ、ビュッ』
「んぐぐ」
美紗は喉に直接注ぎ込まれる青臭い精液を目を閉じて嚥下していく。
『ドピュッ』
「ごくっ、ごくっ…ん…はぁ…」
「ああ…」
確か射精した後の男は100メートルを全力疾走した後と同じくらいの疲れを感じるんだったか。賢者タイムになった俺は大きく息を吐いて、じっくりと美紗を観察する。
(初めてでこんな風に飲み干せるものか?)
吐いてもおかしくない勢いで俺は腰を突き上げたにもかかわらず、えづくようなこともなく、自分で考えてみても相当の量だった精液をうっとりと飲み干した。
「んぐ、んぐ」
そして何も言わなくてもお掃除フェラを続ける美紗。
「ああ、気持ちいい。美紗、もういいよ」
もう十分綺麗になっているはず。それなのに美紗はなかなか口を離さない。
「いや、もう、いいっ、おっ、おああっ」
最後の一滴まで絞り出したせいで萎びていた俺のチンコ。だが射精後の敏感な亀頭に舌が絡みつき、情熱的にねぶられて美紗の口の中で再び反応し始めていた。
◇◇◇
「あーあ、美紗が止めないからまた大きくなっちゃったよ」
俺は蕩けきってフラフラの美紗をソファに仰向けにしてわざとらしく溜め息をついた。
「お仕置きだな」
そう言いながら美紗の両足を広げて、割れ目の上に亀頭を滑らせる。クチュクチュと粘液の絡む音、そしてぬるぬるとした愛液が亀頭に塗りたくられていった。
「いいね?」
美紗は小さく頷いたのを確認して俺はチンコを入り口に合わせた。
「入れるよ」
『ヌチュッ』
亀頭から伝わってくる熱い粘膜の感覚。ゾクゾクするような泡立ちが背筋を上ってくる。
「ああ…」
思わず声が出てしまう。
(美紗は…?)
美紗は瞳を震わせて胸の前でギュッと手を握っていた。
アイドル顔負けの美少女。そんな美紗のこれから与えられる快感への期待と不安の入り交じった顔がたまらない。
ピクッと無意識に腰が動く。
「ん…」
たったそれだけで反応する美紗。すがるような目つきで俺を見つめてきた。
「うっ」
その表情に先程美紗の口の中に注ぎ込んだばかりのチンコが今にも射精しそうなほどになる。
(もう無理だっ)
俺は見つめあったまま、ほとんど本能で腰を押し出した。
『ジュブジュブ』
まるで吸い込まれるようにチンコが割れ目の中に姿を消していく。そして、根本が割れ目にぶつかる瞬間。
「あああっ、んんっ」
美紗が目を閉じて胸を大きく反らした。
ビクンッビクンッと仰け反ったまま痙攣する。どうやら深い絶頂を味わっているらしい。
だが、俺は動かない。いや、動けなかった。
(なんだこれはっ)
肉壺の中はしとどに濡れていて、イソギンチャクのように幾重にも重なった肉壁がチンコ全体を包んでいる。こんな中で動けばあっという間に射精させられてしまうだろう。
「ん…ゃ…」
最初に動いたのはまさかの美紗だった。腰をくねらせただけだが、膣内がそれに反応したように蠢いた。
「うっ、まって…おおっ」
俺の制止を聞かず、美紗は腰を止めない。
(先にイカせるしかないっ)
俺は覚悟を決めて勢いよく抜いた。
「んああっ」
そして、今度は一気に奥まで突っ込む。
「ああああっ」「ふぅぅっ」
快感にお互い声を出す。気を抜けばあっさりイカされてしまいそうだ。
『グチュッグチュッグチュッグチュッグチュッグチュッグチュッグチュッ』
「あっ、あっ、ああっ、あっ」
「くっ、うっ」
奥まで突っ込んで抜くを繰り返す。まるでテクニックも何もない乱暴なセックス。
「あああっ、らめっ、つよいっ、やっあっ、ああんっ」
美紗の声に切羽詰まったものが聞こえたのはもう俺の方が耐えきれなくなる直前だった。
「あっ、らめっ、なんだかっ、おかしくなりそっ」
「うっ、く、俺もイキそうだっ」
俺は最後の力を振り絞った。
『グチュッグチュッグチュッグチュッグチュッグチュッグチュッグチュッグチュッグチュッ』
「んあっ、イクっ、イクっ、らめっ、やっ、あっ」
美紗は胸の前で祈るように握っていた手を慌てたように振り回して、最後に自分の腰を掴む俺の腕を握った。
その瞬間俺と美紗はお互いに限界に達した。
「あああああああっ」
「うくぅぅぅっ」
二度目とは思えないほど大量の精液が美紗の膣内に注ぎ込まれる。
「んあああっ、すごいっ、あつぅぃぃぃ」
美紗が艶かしい吐息とともに嬉しいことを言ってくれる。
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