【贄の男巫女】TS娘と友達、二人の行く末を祈らずにはいられない!

鬼の供物とされてしまった少年とその親友が織りなすラブH。前半の自分の人生を諦めた退廃的な雰囲気の香月ちゃんと後半の友達Hがエロい!!

電子書籍販売日:2018/09/28
著者:温野りょく
ページ数:18ページ

生け贄の巫女として捧げられた青年が女体化して親友とたどたどしくも初Hを行う和風伝奇TSF!
処女を捧げることで繁栄を約束されるという言い伝えにより、鬼に捧げる生娘の代わりに洞窟内に監禁されていた青年、香月。
親友を奪われ過去の風習に従うことに納得できず、助けに向かうコタローが洞窟の奥深くで目にしたのは、女性の身体になり衰弱し弱り果てた幼馴染みの姿だった。憔悴し自由に動けなくなった香月は、生娘を求める鬼から逃れるため自らを抱くようコタローに望む。経験のない行為に互いに戸惑いながら挿入、嬌声を上げペニスに乱れる彼女の姿に段々と心を奪われてゆくコタロー。そして鬼から解放したいという想いを胸に、香月へ膣内射精する――。

民俗系TS作品です。
上記あらすじにもあるように香月は女装させられて鬼の供物にされてしまいます。
そもそも香月は巫女の家に生まれながら男だったことで虐待を受けて育ったという相当ハードな背景もあります。

しかし、そんな香月の友達だったコタローは友達を救う決意を固めて洞窟へ。
洞窟の中でコタローが見た香月は太腿が露わになった着物と、それ以上に諦観漂う雰囲気が妙に退廃的で色っぽいです。

そしてコタローに別れを告げる香月。オッパイは大きくなってチンコが無くなっただけでなく、片耳が尖っているのは鬼になりつつあるのか?(そんな設定なかったような気がするけど)
さらに逃げられないように脚には苔が生えたらしい。単なる伝承にすぎないのかと思っていましたが、これはかなり本気の鬼です。

このまま鬼に処女を奪われるのか!?などと恐れていましたが、その時、香月は気がつきます。
処女が鬼の供物の条件なら処女を失ってしまえば良い。

Hシーンは初々しく始まります。ここはちょっとだけほのぼのした空気が流れてこれはこれでグッド!!
その後はイチャラブな感じです。コタローくんの心の声と香月ちゃんの喘ぎ声がなかなかエロくてその点も良かった。
断面図なんかも使われてきちんとエロ漫画になってます。

TS的には香月ちゃんが男言葉で男脳を残しつつも、プレイが進むにつれて可愛らしい女の子の雰囲気が出てきてこれが絶妙です。

今後を想像すると前途多難ではありますが、友達同士の気楽な会話と、山から見下ろすラストコマの景色に明るい未来を感じさせる読後感の良いラストシーンでした。

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