溜まる鬱憤

(「村正?む・ら・ま・さ?」…うーん、やっぱり無理かぁ…)

白木の鞘から抜いた刀は長さも、重さも、そして何より刃紋は慣れ親しんだものである。
これは明らかに僕の愛刀であり、僕を女の子に変えた元凶の村正なんだけど。

(そうだ!!……「村正?おかしいなあ、やっぱり見た目もこっちの方が綺麗だし、村正はもっと汚れてたもんねえ?」)

煽ってみたら何か言うかと思ったけど、やっぱり何も聞こえてこない。

村正から刀を受け取って数日経ったけど、まだ千手丸は幸せ気分でいっぱいである。
むしろ先に僕が寝てしまうと、起きたら布団に刀が…なんてこともあった。

(子供か!!)

そして、明日は昼食を村正と一緒にとることも決まって、ウキウキが止まらない。

ちなみに、刀は今は白木の鞘に収まっている。外出時はあのカッコいい鞘に変えるんだけど、こっちの方が保管する環境としていいらしい。持って帰った翌日、紫苑君がわざわざ持ってきてくれたのだった。

なぜか、三郎もこの数日は現れなくて、それも助かっている。

(生理がきてるのがバレちゃったら…)

三郎に体の変化がバレてしまったらどうなるのか…、。
生理になると体調が悪くなることは千手丸の知識にもあったけど、どうやら千手丸は身体的にはそれほど影響がないらしく、少し怠いくらいですんでいる。精神的にはちょっと気持ちの起伏が大きくなってるような気もするけど…。

(あと数日三郎が来なかったら言うことないんだけどな)

◇◇◇

千手丸暗殺失敗の情報が入り、芦屋道綱が木猿を叱責してから三日が経とうとしていた。

「何?三郎の奴が来ただと?」

「はっ、殿に面会したいと仰せですが、いかがしましょう?」

(のこのこと帰ってきおって!!どの面下げて儂に会うつもりか!!)

道綱は憮然とした表情で「会わぬ」とだけ言って執務をとり行った。

夕刻を過ぎ、この日の執務を終えた道綱のもとに家臣からの報告があった。

「木猿殿の孫娘、蛍殿の準備が出来た、とのことでございます」

道綱の分厚い唇がニタアとねじ曲がった。

「そうかそうか…参ろう!!」

報告では忍びの里においておくには惜しいほどの器量良しだと聞く。

(そのうえ、未だ男を知らぬ…)

二回りも離れた娘をこれから染めあげていく楽しみに、道綱の着物の中で肉棒に力がこもった。

「行くぞ」

ところが、意気揚々と廊下に出ようとしたその時、無粋な声が滾る気持ちに水をかけた。

「殿、三郎様が…」

「会わぬと言ったであろう」

「いえ、それが…「父上!!」

家来の後ろから大きな声がした。

道綱はそれまでの晴れやかな顔から一転、不機嫌そうに顔を歪める。

「三郎か」

「はっ。父上にはおかわりもなく…「で、何用ぞ?」

三郎の口上を途中で切ると、道綱は冷たく言い放った。

「ぅ…」

父親からそのような態度がとられるとは想定外だったのか、三郎が躊躇すると、道綱はそのまま跪く三郎の横を通り過ぎた。

「父上!!」

後ろから男としては少し高めのヒステリックな声が響いた。

「千手丸が襲われた、との噂を耳にし、馳せ参じた次第でございます!!まさか父上がこの件に関係しているとはよもや考えてはおりませぬが、何かあったのなら私になぜ何もおっしゃって下さらなかったのですか?」

周りにいる者が口の堅い家臣だけだったからいいものの、三郎の様子ではそこまで気をまわしてはいないようだ。そう思うと、わが子とはいえ、いや、自分の血が混じっているからこそより一層苛立つ。
ふう、と大きくため息をついて、道綱が三郎を振り返る。

慌てて跪いた三郎の目に映ったのは冷たく見下ろす父の目だった。

「その件についてはわが家は一切関与しておらぬ」

言外に、これで終わりだという意味を持たせたつもりだったが、三郎はおさまらなかった。

「ですが父上!!父上ならば、情報くらいは持っておられたのではないですか?」

「…」

「なぜ私に何もおっしゃってくれなかったのですか!?」

思わず、お前に何か言ったところで何が出来たのか、と問いただしたくなる衝動に駆られたが、道綱はこらえた。

「私にもできることがあったはずです!!」

(真、能なしよ…)

いい加減、道綱の堪忍袋の緒が切れかけたその時、

「そうだ!!父上!!ぜひ聞いていただきたいことがあるのです!!実は千手丸は…」「もうよい。千手丸の件は終わったのだ。お前がこの時期にわざわざ国許へ戻ることの意味を考えよ!!誰ぞに知られればどう思われるか、いかにお前でもそのくらい分かるであろう!!早く戻るのだ!!」

道綱は三郎に一瞥もくれることなくその場を去り、家臣たちもその後を追う。

(親父…俺をないがしろにしたことを後悔させてやる…)

傍目には、父親に軽くあしらわれ、跪いたまま呆然と遠くを見つめているように見えるかもしれない。
だが、その目には赤い炎が灯り、心の中をどす黒い感情が埋め尽くしていくのだった。

◇◇◇

(里のみんなのために…私は頭領の家の者なのだから…)

蛍はここ数日何度も考えてきたことを自分に言い聞かせていた。

家で体を清めると、母が嫁入りするときに持ってきたという着物を着てお爺様に挨拶をした。

「……すまぬ…」

お爺様の気持ちが伝わってきて泣きそうになる。

「大丈夫よ、お爺様!!私、しっかりお勤めを果たしてきますから!!」

無理に笑顔を作ると、お爺様もぎこちなく微笑んだ。

「本当に…綺麗になった。巴が我が家に来た時のことを思い出した」

私の母の名前が出て、頬を熱いものが伝う。

「あ…れ…?」

「すぐにお前を返してもらえるよう、儂も出来る限り働きかけるつもりじゃ。信じて待っていておくれ…」

お爺様の言葉に少しだけ勇気づけられて、私は外で待つ籠に乗せられ、芦屋様の城に連れられたのだった。

城に到着したのは日暮れ時で、私はそのまま連れていかれた部屋で腰元に化粧を施され、服を着替えさせられ、それから芦屋様の寝所に案内された。

(どうしたらいいんだろう…?)

男と女の所作など知らない私は布団を前にして、座ったまま時間だけが過ぎていく。

それから幾時か経って、ドスンドスンと廊下を歩く足音が近づいてきた。慌てて姿勢を正して頭を床につけると襖が開かれ、布団の上に誰かが座る気配がした。

「面を上げよ」

その声に顔を上げると、襦袢姿の中年の男の人が座っていた。

「儂が芦屋道綱である」

とは言っても、お爺様ならいざ知らず、私のような者は芦屋様の顔など見たこともない。

「あっ、あのっ、蛍…です」

相手はお侍様で、この地の領主様だ。ご機嫌を損ねようものなら私たちの里など簡単に潰すこともできる。
そのまま顔を上げたままにしておれ、と命令されたので、俯くこともできない。
芦屋道綱様は二重あごで唇は厚く、細い目は狐のような吊り上がっている。
お世辞にも二枚目とは言い難い。

「ふむ、なるほど…なかなかの器量良しとのことだったが…確かにこれは田舎に置いておくには惜しい娘子よ」

パンっ、と手を叩くと、見知らぬ腰元たちが酒をもって現れた。

「蛍、まずは酌をせよ」

ここで私は何の準備もせずに来てしまったことに気がついた。

「どうした?ちこう来るのだ」

なかなか来ない私に業を煮やしたのか、芦屋様から声がかけられる。

「あ、あの…私…その…作法とか、何も知らないので…」

すると芦屋様はふむ、と頷きほほ笑む。

「ふふふ、よいよい、儂がそなたに何も教えるなと言ったのだ。儂が一つずつ教えてやろう。さ、こちらに来なさい」

芦屋様がとんとん、と叩くのは布団の上だった。それでも、ついに、という想いで私は動くことが出来ない。

「固くならずともよい、酌をするだけぞ」

そう言われて私はようやく立ち上がると布団の上に腰を下ろした。

「し、失礼します」

「うむ」

お酌はお爺様にしたことが何度もあるので分かる。
だけど、緊張から手が震えてしまった。

「ふむ、お前も覚悟してきたのだろうが、儂が求めておるのは嫌がるおなごを手籠めにすることではない」

「?」

「このような年寄りに初めてを奪われるのがお前にとって辛いのは分かる。だが、家臣の中には忍びの里を維持することへの負担を問題視する声も出ておってな。今回の失敗はそういった者たちに格好の名分を与えてしまったのだ」

盃を手に芦屋様が私を見つめる。

「忍びの里を守るためには、儂としても何らかの罰を与えぬわけにはいかぬ。そこでお前、だ。木猿がお前を儂に差し出すという体をとることで、里への批判をかわすことにしたのだ」

どうやら私に理解できるようにゆっくりと話してくれているようだった。

「だからな、嫌がるお前を儂が無理やり手籠めにした、ということにして欲しい。そういった噂も流すつもりである」

無理やり手籠め、と聞いてまたドキッとしたけど、続く言葉が私の心を打つ。

「ああ、いや、先ほども言ったように儂は嫌がるお前を手籠めにするつもりはない。儂はお前やお前の里を守りたいのだ。分かってくれるな?」

その目には嘘をついているようには見えず、芦屋様が里を守ってくださるのであれば私も協力しないと。
覚悟していたとはいえ、恐怖と嫌悪がなかったとは言えない心が少し解され、気持ちも落ち着いてきた。

「では、呑もうか」

喉仏が上下すると、盃が差し出された。

「違う、返杯ぞ」

お酌をしろ、という意味かと思ったら盃を持て、という意味だったらしい。

「す、すみません」

「いや、謝らずともよい。お前のように美しい娘に酌をしてもらうだけで儂は気分が良い」

なみなみと注がれて、さあ、呑むがいい、と目で合図される。
私もほんの少しなら飲んだことがあったので、意を決して口をつける。

「ほう、なかなかいける口のようだな」

パンパンと手を叩くと、再び腰元達によってお酒が追加される。
さらに、部屋の隅に香炉が置かれた。

「この香は城内の若い侍女の間で人気の香と聞いたのでな、どうじゃ?」

「あっ、これ、すごくいい匂いです…」

深呼吸するように息を吸い込んだ私を見ながら芦屋様は杯を傾けた。

「さあ、注いでくれるか?」

もうお酌する私の手から震えがなくなっていた。
こうして数回互いに呑んでいく間に、顔から始まった火照りは体にまで及んでいた。

「ふぅ…」

こんなにお酒を飲んだのは初めてで、目の前がふわふわしている。
そして、私が盃を手渡そうとしたその時、盃ではなく私の手が握られた。

「あ…」

「ふふふ」

力強く腕が引かれて私の体は芦屋様の腕の中にすっぽりと入ってしまった。

「ぁっ…」

「緊張するでない。安心して身を任せよ」

着物の襟から太い腕が入ってくる。
痛いことをされるのかと思って体が固まったけど、その手は撫でるだけで、掴んだり、ということはなかった。

汗ばんだ男の手が直接肌を這いまわる。

「吸い付くような肌じゃな…それに若いだけあって弾力が違うのお」

少し硬くなった胸の先に触れられただけで、体がピクッと震えた。
幹太を想って自分で触ったことも何度かあるけど、その時とは全く違う。

「大丈夫じゃ、安心せよ」

何度も耳元で囁かれているうちに私の頭がぼんやりしてくる。

「心地よいのであろう?我慢は体に毒ぞ」

「んっ♥くぅ…ん♥」

「そうじゃ、体に正直になるのじゃ」

さっきからお酒のせいで世界が揺れている。その視界が芦屋様でいっぱいになった。

「ん…♥」

唇に何かが当たる。

「ふふふ、もう一度じゃ」

芦屋様の顔がまた近づいてきた。

「ん…♥ふぅ…」

今度は芦屋様の唇が何度も唇に押し当てられ、お酒臭い息が体の中に入ってきた。

「ふむ、では少し口を開いてみてはくれんか?」

私は言われるままに唇を少し開いた。

「んっ…♥あふぁ…♥」

唇の内側に熱いヌルヌルしたものが入ってきた。
どうしていいのか分からず、そのまま縮こまった私の舌に芦屋様の舌が触れては離れる。

自分のお酒臭い息を芦屋様に吹きかけるわけにはいかない、と思って我慢していたけど息苦しさに思わず口で息をしてしまった。

「はぁ…」

すると不意に芦屋様が離れてしまった。粗相をしてしまったのかとドキッとしたものの、芦屋様は怒ったふうもなく、再び唇を寄せてくる。

「若い女子の息はたまらん…もっと嗅がせてくれるか?」

今度は最初から舌が入ってきた。

「ん…あはぁ…♥ちゅ…」

分厚い舌が奥に隠れた私の舌を見つけ出し、あっという間に絡めとられた。

「はぁ…ん…んちゅぅ…♥」

芦屋様の息が私の口から全身に広がっていく。

(これ…気持ちいい…かもぉ…)

男の強い腕に雁字搦めにされて口を吸われるのがこんなに気持ちいいとは知らなかった。

◇◇◇

(クックックッ)

芦屋道綱は腕の中で時折ビクッビクッと可愛らしい反応をする蛍に気を良くしていた。
三郎のせいで苛立った感情など今は全く忘れ去っていた。

当初は苛立つ感情のままに犯してやろうと思っていたが、寝所で蛍を見た瞬間、その予想外に整った容姿に方針を転換したのだが。

(功を奏した様じゃな)

道綱が蛍にした香の説明は全て嘘、甘い匂いがするこの香は女の興奮を高めるものだった。
そして、自分を味方だと思わせ、慣れていない酒を飲ませ、酔わせることで判断力を失わせた。

先ほどから体に触れても接吻をしても嫌がるそぶりはなく、慣れてくるにしたがって、小さな舌がまるで道綱の舌を歓迎するかのように動き始めていた。

(そろそろ良い頃ぞ)

道綱は舌を絡ませたまま、蛍の小ぶりな膨らみを手で包み込んだ。

「んっ♥」

蛍の口から出た声は恐怖や嫌悪ではない。
蛍の性感が高まっているのを確認した道綱は下から支えあげるようにゆっくりと揉む。

「ふっ…♥んん…♥」

蛍の吐き出す息に女の匂いが混じった。

(ククク)

片手で蛍の頭の後ろを支え、逃げられないようにした上で、先ほどから手のひらに感じていた固い部分を摘まむ。

「あはぁっ♥」

舌が離れようとするのをグッと引き寄せて舌を吸い込む。

「んっふぅぅっ♥」

ビクッと蛍の体が痙攣する。

(まだじゃ…)

道綱は蛍の体を布団に倒すとその上にのしかかった。
そして、蛍が何か言う前に唇を塞ぐ。

これで道綱の両手が自由になった。

「んっ…ちゅ…♥はぁっはっ♥」

道綱の膝が蛍の膝を割ると、隙間に手を差し込んだ。
息苦しいのか、無意識に逃げようとする蛍だったが、仰向けになった顔は逃げ場がない。舌を吸われると、思わず目を閉じてしまう。

(ほお!?)

道綱は蛍の秘所が既に熱く濡れていることを知って思わず相好を崩した。

(そういえばこやつの母親は元くノ一だったか…なるほど、血…かもしれぬな)

「ん…♥」

それどころか、道綱の舌が止まっている間に蛍の方から舌を絡ませ始めたではないか。

(じっくり一晩かけて、と思っていたが…)

一度体を起こすと道綱は襦袢を脱ぎ捨てる。

そして、力の抜けた蛍の太腿に両手をかけると、そのつけ根に顔を寄せた。

「…ん…♥ひぁっ?」

蛍が自分の状態にようやく気付いたのか声を上げるのにも構わず、その秘所を道綱はじっくりと見つめる。

「さすがは初物よ。綺麗なものだ…。じゃが、もう開きつつあるのお」

固く閉じていたはずの蛍の蕾は老練な男によって今にも開きかけていた。

「あ、芦屋…様ぁ…」

酒のせいか香のせいか、声だけでされるままになっている。

「初物を味わうとしようか」

そのまま、太い舌が蛍の割れ目のすぐ上を突いた。

「ひゃぁっ♥」

ビクッと蛍の体が跳ねて、太腿が閉じようと動く。

「蛍の蜜が外に漏れだそうとしておるぞ?」

今度は舌が割れ目をなぞる。

「あっ♥そんなところっ♥汚いですぅ♥」

「何が汚いものか?お前の体に汚い部分などどこにもないわ!!」

そう言って、再び割れ目の上の突起に吸い付く。

「あっんんんんっ♥」

まだ処女の蛍にとっては刺激が強すぎるのか、緊張したように喘ぐ。

だが、蛍の太腿からは力が抜けた。
道綱は蛍の手を握り、そのまま舌を押しつけ、ねぶり、吸う。

「あっ♥んっ♥んっ♥んっ♥」

蛍は初めての経験ゆえに、道綱の舌の動きに面白いほど素直に反応する。
恥ずかしさも忘れ、喘ぐ少女。

何度も背中を逸らして、強く痙攣していることから気をやっているのは明らかだ。

(小娘を女に変えるのは何度味わってもたまらんのお)

割れ目から漏れ出した蜜が布団を濡らしているのを確認して、道綱はついに最後の仕上げへと向かう。

「蛍」

長い睫毛がゆっくりと動いて、目がうっすらと開いた。
行燈が乱れた襦袢から火照った体を照らし出す。汗に光る玉のような肌。まだ成長途中の二つの膨らみが荒い息とともに揺れている。

「では、お前の初めてを貰うぞ」

蛍は意味が分かっていないのか再び目を閉じた。
道綱は褌を脱ぎ捨てると、その歳のわりに隆々と勃ち上がった己のモノを少女の割れ目に当てる。

そして、ゆっくりと押しつけていく。

「んっ…」

初めての経験に本能が何か伝えてくるのか、蛍の眉間に皺が入った。
だが、入り口は既にほぐされており、道綱の巨大な亀頭を簡単に飲み込んだ。

体温が高いのか、熱く濡れた肉が道綱を楽しませる。

「いい具合じゃ…では…」

さらに少し押し込むと、亀頭の先から抵抗を感じ取る。
蛍も何か感じたのか、恐る恐る目を開いた。

「クク、分かるか蛍、これからお前は儂の女になるのじゃ」

少し下がり、処女を破らない程度に入れる。

「あっ♥んっ♥」

蛍は喘ぎながら二人の繋がっているところに目をやった。

「良いか?力を入れるでないぞ」

力を込めて腰を押し出す寸前、道綱は蛍の目が大きく見開くのを見た。

(この瞬間じゃ!!これこそが至福の瞬間よ!!)

プチっと何かが切れる音がして、声にならない声とともに蛍の頤が上がる。

「~~~っっっ!!」

もはや道綱に遠慮はない。そのまま一気に腰を押し出す。
ズンッと奥までねじ込むと、蛍の頬に手をやって、顔を上に向けさせた。

今、まさに女になった少女の顔をじっくりと確認する。
痛みからか、それとも意に添わぬ相手に処女を差し出したからか目の縁から涙の痕が残っている。

「ククク、今、お前は儂が女にしてやったのじゃ」

それから道綱はゆっくりと引き抜くと、布で股間を拭う。

「うむ、この血が確かな証拠ぞ」

そして、再び蛍の上に覆いかぶさる。

「ではこれから儂が蛍に男というものを教えてやろうぞ」

唾で男根を濡らすと再び入り口から開いたばかりの道に再び侵入したのだった。

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