60.学祭初日③ 汗まみれの体で

【第七章 学祭は危険がいっぱい】表紙画像

60.学祭初日③ 汗まみれの体で

何分くらい経ったかな。隆はまだ出ていかない。

時間をかけて和也も乳首を避けておっぱいを優しく揉む。

優しい愛撫に目の前が霞む。

気がつけば目を閉じて和也に背中を預け、身を委ねていた。

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」

和也の手がわたしの手を握る。…?

そしてそのまま後ろに誘導する。手の甲に熱いものが当たる。

わたしは手の平で硬いものをなぞる。

パンツの上からでも和也のおちんちんが激しく勃起しているのが分かった。

わたしはゆっくりと和也のおちんちんを撫でる。

「ふっ…ああ。柚さんキモチ良いです。」

耳元で囁かれてブルッと身体が震える。

しばらくそうしていると和也がわたしの手をパンツの中に誘導した。

『ちゅく』

既に先走り液が溢れたおちんちんは擦ると音を立てる。

「はぁっ…はぁっ…はぁっ」

ゆっくりと手を動かすと和也の口から荒い息が漏れる。

和也の吐息に思わずわたしの頭がしびれだす。

和也の太ももをわたしの脚が挟みこんでで腰を前後に動かせはじめる。

『にゅる…にちゃ…にちゃ…』

パンティを履いていないから和也の太ももと直接おまんこが擦れて音を立てる。

と、しばらくわたしのおちんちんを擦る快感で動きを止めていた和也の手が、再び動き始め乳首を指で摘む。

「はぁっ…あっ、和也っ、だから、そこダメッ」

溢れた愛液は和也の太ももを伝う。

それでも腰は止まらない。

腰を揺すりながら乳首を弄られ指を噛んで耐える。

…ダメッ…声がっ…

「んっ…ふぅふぅ…」

バレてないよねっ?…隆は気づいていないみたいだ。暇そうに携帯をいじっている。わたしの携帯が光った。

後ろで和也がごそごそと動く。

…何してるの?…音がしたら…バレちゃうよぉ…

「柚さん、入れるよ。」

耳元で囁かれる声。…入れる?…入れるって??

『にゅちゅ』

わたしのおまんこの襞を割って和也のおちんちんの先が挿入された。

「はぁあっ…んっ…ふぅふぅ…かずやぁ…だめぇ…声がでるぅ」

『ずちゅうっ』

和也のおちんちんがめり込んでくる。わたしは狭いロッカーの中で和也にもたれかかって頭をそらせて指を噛んで声を押さえる。

『ドクンッ、ドクンッ』

おちんちんの脈動がおまんこを通してわたしに伝わる。

和也の手がわたしの腰を掴み無理やり上下する。

「んんっ…ひゃっ…」

おちんちんが緊張する膣を擦って、思わず声が出そうになるのをわたしは指を噛んで耐える。

腰を動かすのが難しいと気が付いたのか片手が前に伸びてわたしのクリトリスをなぞった。

「ふっうぅん…ふっ、ふっ…」

蒸し暑さの中で、よだれが指から胸にしたたり落ちるのを見て、いやらしさに身震いする。すると体に入ったおちんちんをギュッと締め付け、硬いおちんちんの存在を感じて頭がぼぉっとしてしまう。

和也が顔を上に向けるように頬に触ると素直に顔を上げてキスが降ってくるのを受け入れた。コクンと唾を飲みこむけど足りなかったみたいで口の端から涎が垂れた。

涎と汗でビチョビチョになったお互いの体を密着させ、繋がった腰をくねらせ、顔だけ後ろを向き舌を絡める。自分達のいやらしい姿を想像すると愛液があふれ出る。

狭くておちんちんも奥まで届かない。わたしの腰がおちんちんを求めて無意識に揺れ始めた。

『にゅちゅ、にゅちゅ』

ゆっくりとした動きだけど、わたしの膣はおちんちんを締め付け、和也の口から快感を含んだ吐息が出る。

激しくない分、声は我慢できるけど、奥までこないことで焦らされ、終わりのない緩い快感が続く。和也の方を振り返り、キスを求める。

和也も片手をわたしの胸に、片手をクリトリスに当てて優しい愛撫をしながら唇を合わせる。

「「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ」」

ロッカーの中は男女の淫靡な匂いが充満して、その匂いに興奮する二人は、外にいる隆を忘れ、なまめかしい動きで快感を貪る。

『ゴンッ』

その時わたしの脚が扉に当たって音をたてた。

あ…足が当たっちゃった……そうだっ、いけないっ、隆にばれちゃうっ…

ハッと状況を思い出したわたしは青ざめる。さすがに和也も腰や手を動かすのを止めて息をひそめる。

隙間から見える隆が怪訝そうにこちらを見ている。

気付かれたっ!

隆が立ち上がる。

数歩で目の前に来る距離。

もうダメッ。ばれちゃうっ!

わたしの顔から血の気が引く。

『ヴーヴーヴーヴー』

と、その瞬間、隆が机に置いていた携帯が振動した。

隆が携帯を見て電話をとる。

わたしは息をひそめて様子を見た。

「もしもし?…ああ、もう交代か?…分かった。すぐに戻る。」

隆が携帯を持って出ていく。

パタンという音がして扉が閉まった。