74.日記⑤ 静かな教室に響く音
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~晶視点~
『ヴ―…ヴ―…』
黒板の文字を生徒たちが板書している中、晶は周りに気づかれないよう体の震えを抑えて油断すると出そうになる声を我慢していた。
(迫田の奴…調子に乗って!)
初めて迫田に犯されてからというもの、女の体になるたびに迫田に晶の体は弄ばれていた。
さすがに女になるたびに学園を休むわけにもいかず、さらしを巻いて胸を隠した。学ランを着る季節のおかげで今のところ気が付いているのは迫田だけだった。
体に入れられたバイブは1時間目は特に動くこともなく、無事終わったが、2時間目が始まると同時に震え始めた。
(まだ終わりまで40分もある…)
バイブに意識が向かうと感度が上がり、体の奥から愛液が滲み出す。
何度も座りなおすふりをしながらバイブの位置を変えようとする。
「ん?園村大丈夫か?」
一人もじもじしていたせいか教師に尋ねられる。
(バ、バレたっ)
その瞬間、体の中心で性感を高めていたバイブが止まる。
「あっ…だい…じょうぶです。」
そう答えるものの上気した晶の額には汗が浮かんでいる。
「辛かったら保健室に行けよ。」
「は…い」
再び授業が始められる。と同時に再び震え始めた。
「ん…くっ…」
(バレないようにしないと…んんっ)
周りを見渡しても気づいているようなそぶりは見えない。
窓際の席に座っていた迫田と目が合う。晶は睨み付けるが迫田はニヤッと笑うと再び黒板に目を移す。
『カリカリ…であるから…の定理が…』
授業は何事もなく進行していく。
『ウィーン』
「ひゃんっ」
先ほどまでの動きから急に大きくうねったせいで思わず高い声を出してしまった。静かな教室に声が響いた。周りの生徒が晶の方を見る。
「あ…」
口を押さえて周りを見渡す。何十もの目が晶を見られていた。
『…ジュクッ』
(どうして…俺…見られて…濡れてしまうなんて…)
涙目になっているところに教師が再び声をかける。
「おい、園村、保健室に行くか?」
「い…いえ、大丈夫です。」
恥ずかしくて晶は小さな声で返事をした。
(ううっ…だめだっ…これ以上…)
愛液が垂れてズボンのお尻が濡れているのを感じてますます愛液が溢れる。
(どうして…恥ずかしいのに…気持ちいいっ)
『ウィーン、ウィーン』
(あっ…だめっ…クリに当たるっ…くっ…ふぅううっ)
無慈悲に動き続けるバイブ。
晶はついに机に突っ伏して口を押さえて体を震わせた。
左右の生徒が顔を見合わせて晶に話しかけようとした時、
「先生」
手を上げる一人の生徒。もちろん迫田だった。
「朝から園村は調子が悪かったみたいです。僕が保健室まで付き添ってきます。」
「うん、そうか。確か、迫田は学級委員だったな。いいだろう、保健室まで連れていってやってくれ。」
迫田は立ち上がり、晶の方に来る。
晶は迫田に捕まり立ち上がるとそのまま教室を出る。
扉の後ろで「授業を続けるぞ。」という教師の声が聞こえた。
教室を離れると迫田が耳元で囁く。
「みんなに見られて感じたのか?」
晶が真っ赤な顔で否定する。
「お…まえが…こんなもん…入れるか…らっあぁ」
再び入れられたバイブが振動して最後は語尾が上がってしまう。
「…やめ…ろ」
「やめてください、だろ?」
晶は学ランを抱きしめるようにしてしゃがみ込む。
「くっ…やめ…ひゃっ…んんっ…やめて…くださ…あんっ…いぃ…」
「よく聞こえないぞ。」
「くっ…おねがい…します…やめて…んんっ…くださ…い…」
「ふふっ…いいだろう。」
振動が止まり、再び立ち上がると腕を取られて歩き出した。
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