- 第28話 瞬君との和解も果たし、周囲の人達の優しさも知った礼君なのに、どうして…( ;∀;)
- 第21話、なんだろう。礼君の尋常じゃない育ちに比べて凱君の悩みの子供っぽさ…これは礼君推しになりますわ!!
- 第22話、ついに救いとなるはずのトモちゃんが登場!!だけど礼君がダークサイドに堕ちそうなフラグが…!!
- 第23話、想定外の展開でした。トモちんと礼君が共依存の関係に!?予想できない物語の展開にハラハラしちゃいます!!
- 第24話、小康状態の礼君、刹那的で爛れた生活を送る二人。だけこのままではいられない。波乱がヒタヒタと近づいてきてる気がする。
- 第25話、未だ危険状態の礼君にとってはトモちんが何より大切なんだけど、これって共依存ってやつじゃね?二人とも大切なものを失いそうで怖い。
- 久々のH回で大喜びしていたら、ラストのセリフで『ふぁっ!?』ってなりました!!物語も大詰めの第26話!!
- 第27話 共依存ともいえる関係に終止符が!!トモちんのまっすぐな心が礼君の傷ついた心を癒したんだよな。
第28話 瞬君との和解も果たし、周囲の人達の優しさも知った礼君なのに、どうして…( ;∀;)
【イジメラレ(28)=ツグナワレ(24)】
電子書籍販売日:2022/07/17
著者:早乙女もこ乃
ページ数:44ページ「優しい人間って馬鹿なんだろうね」――冷ややかともとれる礼の物言いに、冷静に心をつく言葉を返す瞬。その言葉にハッとする礼。瞬が差し出したその手を見た礼は、ふたりが初めて出逢ったときのことを思い出す…。そして、その帰り道、黒い影が礼の後ろに忍び寄り…!?――『不可抗力な死』。
えっと、前話で礼君が救われたなんて言ってましたけど、少々早かったかもしれません…。
まず今話では我らがトモちんは登場しません。よってエチエチな展開はないんですよね。
だけど、最初はTSエロを目的に読んでたはずの自分は、いつの間にか物語が気になりすぎてエロシーンなしでも満足してしまってます(笑)
で、今話の展開はまず瞬君と礼君の和解から。ここでの二人の回想を含めた会話は胸がジーンとしちゃう。男同士の友情って感じ。そんで、これで礼君も完全に復活を遂げた!!って思ったのですが…


そう、思ったんですけど、そう簡単にはいかないんだぁ…。
礼君には心の闇を取り払ってもらいたかったんですけど、物語後半で再びダークサイドに堕ちた礼君を見ることになってしまいました( ;∀;)
さらにラストには瞬君を襲った暴漢の顔が明らかに…これはネタバレが過ぎるので気になる方はポチって下さいませ。
それにしてもベイダー卿になっちゃった礼君のハイライトの消えた目が悲しすぎる。
しかもその理由が、マトモじゃない自分とマトモな瞬君やトモちんが同じ道を歩むことが出来ないって分かっちゃったから。二人との繋がりを求めていた礼君が勇気を振り絞って頑張った結果が真逆の事実を再確認する、って、これ完全な悲劇やん。
それでも最後に二人との約束を破って傷つけたくないっていうところが泣ける。
そして間接的にだけど二人を大切なものとして認めていることもセリフから分かります。二人を裏切っているわけじゃなくて…っていうのが複雑ですね。
トモちんが一人ずつ救っていく物語かと思ってましたけど、分かりやすく救う話ではないのかも…今後も目が離せません!!
これまで刊行された第一部、第二部のレビューはこちらです。
第21話、なんだろう。礼君の尋常じゃない育ちに比べて凱君の悩みの子供っぽさ…これは礼君推しになりますわ!!
【イジメラレ(21)=ツグナワレ(17)】
電子書籍販売日:2019/10/01
著者:早乙女もこ乃
ページ数:51ページ「もう友だちじゃないって。はっきり聞かされるのが、こわい」――「決裂」を経ての夏休み。ひとり思い悩むがゆえに、凱への想いを再びつなげる突破口が見出せないトモ。そこに瞬からの電話が。告げられた依頼とは…?一方、いきなり訪問してきた母親の再婚相手から、予想はしていた、でも衝撃の事実を知らされる礼。今の華やかな外見とは裏腹に、哀切に満ち溢れたその過去…。自室に戻ったその瞬間、どす黒く湧き上がった感情が…!?女体化学園ラブストーリー、静謐に淫らなる第3部のはじまり!!
これは重い…。
鬱展開になりそうなシチュエーションですけど、大丈夫なのでしょうか!?いや、きっとトモちんが救ってくれるはず!!
扉絵も変わりましたね。トモちんが聖母のようです。礼君が甘える展開…!?
今話はまだ導入ということもあり、Hな展開はありませんでした。しかし、礼君の現在と今後を見るうえで欠かせない部分です。
まず、物語の最初は前話のラスト、礼君に忍び寄る魔の手!!


…ではありませんでしたが、ある意味魔の手と言えないこともなかったかな。
ついに母親からの絶縁。
お母さんの過去が明らかになり、ある意味で再婚相手が良い人そうなのが救いかもしれない。
どうも、分かった風なことを言う再婚相手が気に食わない感も。(礼君推しの贔屓目でしょうか?)暴力は振るわなかった、などと言って結婚相手を擁護してますけど、無視され続けてきた礼君の心の傷は半端ないと思うのですが…。
それでも礼君の態度に感じるところはあるのか、再婚相手の男もちょっとビビってます。確かに、この礼君の態度はまるで作り物のようで、ある種ちょっと怖いです。心が壊れてる感が出てます。
さて、そんなこんなで続いて瞬君。憑き物が落ちたかのようにいい人になってしまった瞬君はオアシス!!スゲエイイ人になってます。瞬君と話す時が唯一トモちんが明るい顔をしているという…。こんなことになるとはシリーズ序盤では想像もできなかった(笑)
瞬君から礼君の様子を見に行ってくれと頼まれるトモちん。
心が壊れた状態の礼君のところに行って、何もないはずがないと思うのですが、それでもきっとトモちんなら何とかしてくれるのではないか。と思ってしまいます。
15話で見せてくれた黄金の精神をぜひここでも見せてもらいたい。あとエロもお願いします!!礼君とトモちんの絡み好きなんで(/ω・\)チラッ
そういえば凱君を忘れてた。トモちんがすきだ!!みたいな感じで急に少女漫画に(笑)
ヤバい、これ、自分の中で凱君がどんどんサガってるよ!!たいへん不本意ではあるけど、トモちんはやっぱり凱君が好きみたいだから、凱君には男を見せてほしい!!
だが、このままいって、いつか挽回できるのか!?もう、『トモちん男に戻るエンド』でもいいような気がしてきた…。
第22話、ついに救いとなるはずのトモちゃんが登場!!だけど礼君がダークサイドに堕ちそうなフラグが…!!
【イジメラレ(22)=ツグナワレ(18)】
電子書籍販売日:2020/02/14
著者:早乙女もこ乃
ページ数:45ページ「お願い、抱かせて。眠りたいんだ…」母に見放され母への想いはどこにも行きつかず、絶望という名の海に揺蕩う礼。心配してお見舞いに訪れたトモが目にしたのは、そんな彼のげっそり痩せこけ今にも死にそうな顔。すがるような視線に断り切れず、トモは荒れ果てた部屋で礼と交わることに…。別人のように弱々しい愛撫や腰の動きに対し、戸惑いながらも感じてしまうトモ。そんなトモの優しさに頼るのかつけこむのか、少し元気を取り戻した礼が望むのは…!?

まずは回想から始まります。瞬君は一発で分かったのですが、もう一人のこの可愛い男の子は誰?って思ったら礼君でした!!
礼君ファンを自称する者にとってはあるまじきこと!!ぬおおおっ、ってなりましたが、確かに面影があります。
瞬君がいつの間にか退院しとる!!って、そっちばっかり気になってました(;’∀’)
で、これは中学ぐらいですかね。この頃から二人は親友っぽい。そして、礼君はひねくれたところもなく純粋無垢って感じです。
これからこの子がどうしてあんなに荒れてしまったのかが明らかに…ってもう前話までで分かってますけど、まさか…まだまだこれから色々あるのでしょうか…((((;゚Д゚))))


そして、現在に移ります。
一度でもいいから母親と普通に親子のような会話がしたかった。切ない思いに泣けます。
そして、生きる目標を失った礼君の耳にたわいない親子の会話が聞こえてきます。それを聞いた礼君の心に虚無が!!あかん!!それだけは…!!(この会話がまた礼君の心を抉ります。良いこと言ってるんだけどなあ…)
で、そんな時に呼び鈴が鳴ります。
そこにいたのは我らがトモちゃんでした!!
何も知らないのにこれだけ心配してくれるトモちゃん。そして、何も知らないトモちゃんだからこそ甘えることが出来るのか、礼君はトモちゃんを支えにしてしまうのでした。
ここからはHシーン。礼君が暴れまくって荒れ果てた部屋の中っていうのがなんとも退廃的な匂いを醸し出しますね!!
そして、男の子のような恰好でやって来たトモちゃんですが、体はやっぱりエッチでした。(真面目な物語が台無し…)
訳も分からないまま抱かれてしまうトモチンですが、ボロボロの顔で求めてくる礼君を拒絶できず…。すがってくる礼君をトモちゃんは抱きしめます。
だけど、このままじゃ礼君がダークサイドに堕ちてしまうよ!!トモちゃんのこれからの活躍が見ものです!!
さて、話変わりまして、凱君サイドでは、例の意地悪マネージャーが凱君を部室に呼び出してました。
以前部室でヤッちゃった時の盗撮画像をネタに脅迫。何を求めるのかと思ったらHのお誘いでした。こっちもこれからドロドロになっていくのでしょうか?
今話では礼君とトモちゃん二人の絡みがたくさんあって大変良かったです。もちろんHなシーンもあったし。
なんだかダークサイドに堕ちた礼君がトモちゃんを食い物にしそうな雰囲気もあってこの先も気になります。トモちゃんには礼君を早く救ってほしいけど、食い物にされるトモちゃんもぶっちゃけ見たい(笑)!!
第23話、想定外の展開でした。トモちんと礼君が共依存の関係に!?予想できない物語の展開にハラハラしちゃいます!!
【イジメラレ(23)=ツグナワレ(19)】
電子書籍販売日:2019/10/01
著者:早乙女もこ乃
ページ数:51ページ「もう友だちじゃないって。はっきり聞かされるのが、こわい」――「決裂」を経ての夏休み。ひとり思い悩むがゆえに、凱への想いを再びつなげる突破口が見出せないトモ。そこに瞬からの電話が。告げられた依頼とは…?一方、いきなり訪問してきた母親の再婚相手から、予想はしていた、でも衝撃の事実を知らされる礼。今の華やかな外見とは裏腹に、哀切に満ち溢れたその過去…。自室に戻ったその瞬間、どす黒く湧き上がった感情が…!?女体化学園ラブストーリー、静謐に淫らなる第3部のはじまり!!
今話はちょっと予想外の展開でした。
てっきりやさぐれた礼君にトモちんがドチャクソセックスされる展開になるのかと期待してました。
あらすじを読んだ感じだと、恋人として過ごす、ということだったので退廃的なセックスになるのかと。
ちゃんとHなシーンもありましたが、十分エロくてウホッてなりましたが、思ってたよりもドチャクソ感はなくて、お互いに癒し合うような空気間の中でのHでしたね。
弱さを隠すこともしない礼君に、トモちんも自分の内面を出すことで、トモちんのキャラクターも厚みがどんどん増していきます。



サンプル画像は凱君ですが、なんだ、ドチャクソセックスしないのかー(棒)
ぶっちゃけ凱君にはあまり興味がないのです(ごめんねww)
でもトモちんはやっぱり凱君が好きなんだなあ(たいへん悔しい!!グヌヌ)
今回の章ではトモちんの強さは発揮されるのでしょうか?優しいだけじゃないのがトモちんですのできっと期待して大丈夫でしょう!!
それにしてもたまき君もストーカーかよって感じで怪しさ抜群だし、礼君とトモちんの平和な箱庭が壊されそうで心配!!
全くこの先の展開が予想できなくて面白いです!!
第24話、小康状態の礼君、刹那的で爛れた生活を送る二人。だけこのままではいられない。波乱がヒタヒタと近づいてきてる気がする。
【イジメラレ(24)=ツグナワレ(20)】
電子書籍販売日:2020/08/01
著者:早乙女もこ乃
ページ数:36ページ「もっともっと俺のこと好きになって。全部全部忘れちゃってさ」礼との同居生活が始まってから1週間。ふと始まった「今まで嬉しかったこと」の話から明らかになる、礼の複雑に絡み合った感情の渦と遍歴。彼を助けたいのに助けられない、そのジレンマに悩んでいたトモは、思わず激昂してしまう…。一緒にいるのにすれ違う二人ができるのは、素肌をさらし腕を回し、抱き合うことだけ――。いつか想いが届くよう願いながら交わった後、礼を見守るトモに連絡してきた意外な人物は…!?
今話では小康状態で精神的にも安定した礼君とトモちんの回です。
膝枕しながら、礼君のピアスをとるトモちん、朝起きると礼君がトモちんのために朝食を作っている、などなど、同棲しているカップルみたいな状況は礼君ファンとしては、尊いものを読ませていただいた、と言わざるをえません。この章では礼君がこれでもかってくらいカワイソウな展開になっていますのでトモちんと日常会話をしているだけで幸せです!!

ただ、こういった一見穏やかな日常が描かれると、この後の展開が怖くなってきます。
実際、トモちんとの会話の中で礼君が闇をさらけ出してくるんだけど、それが感情をむき出しにするのではなく、淡々と他人への悪意を吐くんですよね。
トモちんが思わず怒るんですけど、礼君の瞬君に対する羨望と嫉妬と諦めと渇望が混じったようなねじれた思いにも、闇の深さを感じます。
「あの時初めて瞬と目が合ったような気がしたんだ」…このセリフがキレキレ過ぎて早乙女先生すげえ、ってなりました。
静かな展開の中で礼君の内面が徐々に明らかになってきましたが、もっと熱くならないと礼君の闇は払えないのかもしれませんね。
それでも、これまで嬉しかったTOP3の3番目にまだ希望はありそう、かな。蜘蛛の糸のように頼りない希望を果たして手繰り寄せられるのか!?
さて、このサイトはエロサイトなのでエロデータもあげときましょう。
と思ったけど、今話ではイチャイチャはありますが直接的なHはありません。ただ、色々と考えさせられるお話でしたね!!エロは次話以降に期待!!
第25話、未だ危険状態の礼君にとってはトモちんが何より大切なんだけど、これって共依存ってやつじゃね?二人とも大切なものを失いそうで怖い。
【イジメラレ(25)=ツグナワレ(21)=とらえられ(14)】
電子書籍販売日:2020/11/17
著者:早乙女もこ乃
ページ数:27ページ「うん。寂しかったよ、ずっと」――トモを呼び出し迎えに来たのは、たまきだった。淡々とした口振りとは裏腹に、射貫くような強い眼差しでトモを問い質すたまき。いま心にある迷いなき想いを語ろうとするトモだが、予想もせぬ一事に動揺し…!?一方、トモが出ていくのを見送った礼は、悟りを開いたかのような静かな面持ちで横たわる。この部屋に帰ってくる者は誰もいない、ずっと…。そんな彼が目覚めた時、目前に現れたのは…!?
目の前に現れたのは…サンプル画像でもうお分かりかと思いますのでぶっちゃけますと環君でした!!
イマイチ自分環君がどういう人物なのか分からないんですよね。今回もトモちんを助ける風な感じで登場するんですけど、トモちんに断られて予言めいたことを言って去っていく。
トモちんには優しいけどトモちんの周囲の人物には厳しい。トモちんの味方であることは間違いなさそうだけど、本当の意味での味方なのかは分からないし。
凱とも友達のようだけど、他の二人とはどうなんだろう?


でもって、環君の言いそうなことは分かりますよね。そして、それに対するトモちんの答えも書かずとも明らかでしょう。
そして、トモちんがいなくなった部屋で一人目覚める礼君。
前話まで読んできた方なら現在の礼君の状態はご存じだと思いますが、生きる気力を失っています。
トモちんとの生活で多少元気になったかに思われましたが、むしろトモちんに依存するかのような言動。そして、環君との会話でも分かりますが、トモちんもまた礼君に依存しています。
共依存って良くないよね。このままでは二人とも一緒におかしくなりそう…。
ここらで誰かが2人の世界を破壊しに来る必要がありそうですが…可能性があるのは、闇堕ちした環君(そもそも闇っぽい)、怪我の治ったキラキラ瞬君、そして、今回久しぶりにトモちんに接触を目論んだ凱君ですが、いやはやどうなんでしょう?
ちなみに、今話もエロ無し。だけどなんだか最近のトモちん女らしさがグッと上がっている気がしませんか?
女の子の格好とかして同棲カップルの彼女ポジションにいるせいでしょうか?これはエロい!!
久々のH回で大喜びしていたら、ラストのセリフで『ふぁっ!?』ってなりました!!物語も大詰めの第26話!!
【イジメラレ(26)=ツグナワレ(22)】
電子書籍販売日:2021/04/19
著者:早乙女もこ乃
ページ数:27ページ出て行ったと思っていたトモが戻ってきたことで、熱い想いが溢れてカラダ心も止まらなくなる礼。焦らしプレイで一気に興奮の絶頂へと昇りつめるトモ。いままでとは違う「愛」を感じる礼のセックスに、涙を流しながらその熱いモノを受け入れる。僕たちは恋人同士、ずっと二人で一緒に……そう思っていた――。

うわあ!!久しぶりのエロ回です~!!
やった~!!しかもイチャラブ感満載で濃厚Hです!!これはイイものだ~!!
ちょっと嬉しくてテンションが変な感じになってますが、今回のトモちんはメチャクチャ可愛い!!
礼君も復活したようでエッチな意地悪もしますが、愛のある意地悪って感じで、爆発しろって感じです(笑)


嫌がりながらも感じているトモちんの表情がめっちゃ可愛いしエロい!!こんな顔されたら男の子なら意地悪の一つもしたくなるってもんです!!
でも、ここまで礼君が酷い目に遭いまくりだったことを考えれば、どんよりした雲間から久しぶりに日の光が差し込んだような幸せな雰囲気。
これはイチャラブして終わりかな?いいですよ!!存分にHしまくってくださいな!!って思って読んでいたのですが、物語のラストで想定外の流れに…。
確かに、礼君の憑き物が落ちたかのような表情と、セリフから過去を振り払ったのは感じられましたが、この流れかあ…。
礼君×トモちんが大好きなこっちとしては寂しくもあります。
次話でトモちんがどんな反応をするのか、礼君にとってどういう決断なのか、二人の心情が語られるのか気になるところです。
第27話 共依存ともいえる関係に終止符が!!トモちんのまっすぐな心が礼君の傷ついた心を癒したんだよな。
【イジメラレ(27)=ツグナワレ(23)】
電子書籍販売日:2021/09/13
著者:早乙女もこ乃
ページ数:27ページ「トモちゃん、俺たち別れよう」――突然、礼から別れを告げられ言葉を失うトモ。憑き物が落ちたかのように明るく振る舞う礼にトモは食い下がるが……。傷つきながらもお互いを必要としていた礼とトモ、二人の関係はまた新たな局面を迎える。一方、入院中の瞬のもとへ意外な人物がお見舞いに現れて!? 物語は新たな展開へ――
今話は別れの回です。礼君とトモちゃんの爛れた日々は礼君からの別れの言葉で幕を閉じました。
礼君の方から…ってのがポイント高いです!!さすがは礼君、立ち直りました!!…立ち直った…よね?

そして共依存のような関係が終わりを告げます。
礼君にしては珍しい明らかに嘘だと分かる演技。でも、これって自分だけじゃなくてトモちんのことも考えてのことなんだよなあ。
むしろトモちんが別れるのが嫌だって縋る方に。瞬君とは違った流れだけど、自然な展開のように思います。
人間って常に強かったり弱かったりするわけじゃないから、強かったトモちんも、今回のヨワヨワなトモちんもどちらもトモちんの本質なんだよね。


まだ苦しいだろうに、トモちんを慮る礼君の優しさよ!!凱のことまで気に掛けるあたりがもう完璧じゃないですか!!
それにしても、以前の何を考えているのかよく分からなかった礼君の心をよくぞここまで溶かしたトモちんはさすが、です。
思うに、トモちんには嘘がないから、かなあと思ったり。いつも真摯に相手のことを考えるトモちんだから瞬君や礼君の心をいやすことが出来たのではないか、と。
とまあ、そんな感じで瞬君とツンツン黒髪生徒会長ちゃんの甘酸っぱい会話もありますが、今話はエロは無しで礼君の強がり&トモちんの彼女っプリを楽しめたので満足です!!
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