1周目 9月20日(月) 午後4時30分 高樹美紗

1周目9月20日(月) 午後4時30分 高樹美紗

「ごめん、島津」

そう言うと島津が目を開く。

その潤んだ瞳にアタシの背筋がぞくぞくする。

「もう我慢できない」

「…えっ?」

島津が目を見開いたところに再びキスをする。

「なっ、んんっ」

キスで口を塞ぐとブラウスのボタンを手早く外して、島津が暴れるのを利用してブラのホックも外してしまった。

「ああっ、やめろっ、うあっ、ふっうぅぅっ」

アタシの体だから気持ちいいところは全部わかるのよ。

首から鎖骨まで舌をつつーっと動かす。

「ああっ、なんだこれっ…ふぁ…だめだっんんんっ」

ブラからこぼれでた白くて柔らかい膨らみが目の前に現れた。

ぷっくりとしたピンク色の乳首に吸い付くと島津の体がピクッと震えた。

「んはぁあっ、どうなって…?んあああっ」

「気持ち良いんでしょ、もっと良くしてあげる」

そう言いながら乳首を甘噛みする。

「やめっ、んああ、んっんんんっ」

大きな喘ぎ声を隠すように慌てて島津が手を口に当ててのけぞった。

声が出そうになるのを必死に耐える島津の姿がアタシの嗜虐心を高ぶらせる。

空いている手で太ももを撫でる。

「やめっ、あっ、そこはっ」

真っ赤な顔で抵抗を口にする島津。

太ももの内側を爪で引っ掻いて脚の付け根に向かう。

ビクンビクンと震える島津のパンティは既に濡れていた。

(こんなに濡れて…ふふふ)

「ね、気持ちいいんでしょ、声を出しても大丈夫よ。だってこの家にはアタシたちしかいないんだから」

そう言ってパンティの上から膨らんで薄い布を押し上げた突起を押す。

「んんはぁぁぁあああっ」

(すごい感度ね…)

「どう?クリトリス、気持ちいいでしょ?」

「やめて…くれ」

やめてあげない。

もっと感じさせたい。アタシのものにしたい。

パンティの上から割れ目を何度もなぞる。

クリトリスへのタッチももちろん忘れない。

「ううんっ」

島津は両手で口を押さえて涙目でこちらを見ている。

「ねえ、もっと気持ちよくなりたくない?」

そう言うと首を振って嫌がるが、それすらあたしの興奮に火を注いだ。

パンティの脇から指を入れる。

「んんんんっ…いやだっ、て…だめんああああっ」

アタシの気持いいところ。中の上の面、いわゆるGスポットを責める。

ザラザラした感触を指の腹で擦る。

「ぁぁああっ、そこっはぁっ」

溢れた愛液がジュブジュブと鳴る。

島津は頭を振って快感に耐える。

「気持ちいいんでしょ、イっていいのよ」

そう言うと仕上げにかかる。

クリトリスを舐めながら指でかき混ぜると島津の口から切羽詰まった声が出た。

「あっ、あっ、あっ、なんだこれっ、あっ、声が、でるっ…うわっ、だめだって、んんっんんっ、はぁああああ」

「イクの?早くイキなさいっ、さあっ」

「だめだっ、おかしくなる、ふぁっああああああっ」

『びくんっ』

のけぞったまま一度体が痙攣して、島津はそのまま力が抜けたように喘いでいた。

その姿に満足したアタシはふいに自分の状態に気がつく。

アタシの股間はズボンを押して痛いくらいになっていた。

『カチャカチャ』

ベルトを外してズボンを脱ぐ。

島津は目を閉じて荒い息を吐いていた。

俺は全裸になると自分の股間の大きさに少し驚く。

(体が大きいとここも大きいんだ)

そしてベッドに上がる。

「ふぁ?」

島津が気がついてこちらを見るが、絶頂の余韻からかまだ意識が覚醒していないようだった。

膝を開けるとアタシは何も言わず亀頭の先を割れ目に押し付ける。

「えっ?あっ、いやだっ」

ここまできてようやく島津が拒むが、もうとどまることはできない。

アタシはそのまま腰を押し出した。

『ズンッ』

「ふぁぁぁあああっ、なにこれなにこれ、すごいっ、ああっ、またクる、クるっ、あっぁぁぁぁあああっ」

島津の体が再び痙攣した。

一番奥まで突っ込んでしばらく膣内の感触を味わう。

(うわあ、女の子の中ってこんなに気持ちいいんだ…熱くて、ヌルヌルしてて…)

島津が痙攣するのに合わせてキュッキュッと締まる。

アタシは未知の感覚に酔いしれた。

ちょっと抜こうとすると、抜くのを嫌がるように膣肉がアタシのチンコに絡みつく。

そこで今度は押し込む。

『ジュコッ』

アタシのチンコが入っていくとそれに押し出されるように愛液が滴る。

「あんっ、やっ、あん…」

腰を動かし始めるとキュッキュッと締まって腰から泡立つような快感を覚えた。

「なんかっ、なんか出そうっ」

アタシが思わず声に出す。

「あっ、あんっ、それっ、射精しそうって、んんっ、ことだっ」

「ああっ、これが射精なのねっ…ああっ、そんなに締め付けたらっ」

「だっ…て…ふわぁっ…はぁんっ」

急に締めつけがきつくなってアタシは限界が近いのを感じた。

「アンタもイキそうなんでしょ?いいのよっ、イって」

「嫌だぁっ、んんっ、くぅぅっ」

「はぁ、はぁ、だってしょうがないのよ、はぁはぁ、アンタの体のことはアタシが一番知ってるんだから、諦めてイキなさいっ」

この言葉が島津の最後の抵抗を奪ったようだった。

「んんんっ、んああああっ」

打ち付ける股間を手で握るようにギュッとキツく絞められた。

「ああっ、アタシも出るわっ」

最後の力で奥まで押し込んだところで、背中から泡立つように快感が昇ってきた。

「あああああっ」

思わず声が出る。そして股間で快感が爆発した。

「うわあっ…あっつぅぃぃぃいいっ」

射精と同時に島津の中も激しく締め付けてきて一緒に絶頂を味わった。

『ビクンッ、ビクンッ』

島津の体が痙攣するたびに膣が動いてアタシに心地よい快感を与えてくれる。

そしてそのまま島津の上に覆いかぶさるようにして快感の余韻を味わった。