アキレウスとアテナ

「んっ♥️はっ♥️はっ♥️んっんんんんぅぅ♥️」

アキレウスは玉座に座り、愛娘であり、愛娼でもあるアテナを膝に跨がらせ、隣に立ったゼノンから報告を受けていた。

「…ところで、陛下のなさることに異論を申し上げるつもりはないのですが、なぜにあのような者を政商に登用なさったのでしょうか?あの者は魔族の血を引いておらず、裏切ることもあるでしょうに」

ゼノンの言うあの者とは、ワンのことである。

「ん~?そうだな、例えばあれの体つきよ」

そう言われ、身体中に贅肉を抱えた醜い姿を思い出したゼノンは思わず嘆息した。

「節制もせず、欲しいものを欲しいだけ食らった体よ。俺に忠誠を誓うわけでもなく、ただ己の欲に忠実ってのが面白えじゃねえか!!」

そういや、とアキレウスは続ける。

「例のアオイとか言ったか、ワンの奴がこないだ寝込み襲いに行った話聞いたか?お前が作ったスライム、いい仕事してンぜ!!俺もあいつが地団駄踏んで悔しがってる顔が見たかったぜ!!」

「いえ、あのスライムにそのような効果は聞いておらぬのですが…。また確認しておきましょう」

アキレウスの性格は一言で言ってしまえば豪放磊落、戦闘狂にして、色事にも滅法強い。今も、ゼノンと普段通り会話しながら膝の上のアテナを啼かせている。

「…で、お気に召されるのならば、その葵を後宮に移しますが?」

「いや、寝たまんまの女を食っても面白くもなんもねえ。…聞けば、かなり出来るって話だろ?」

アオイの過去の情報はアキレウスのもとにも届いていた。

「なら、正面から叩き潰した上で食ったほうが旨めえに決まってンじゃねえか!!」

ガハハハハと笑うアキレウスに、ゼノンは苦笑いするしかない。

「全く、いい加減陛下はご自身がこの国の柱石であることを自覚してくださらないと…」

「クハハッ!国だとかそんなものに興味なんてねえんだよ!!ンなことより、ゼノン、例の穴は進んでンのか?」

それまでの軽口から一転、この質問にゼノンの表情が僅かに固くなった。

「…はい、報告は上がっています。進んではいますが、どうやらもう少し足りないようです」

「なら、どっか攻めねえとな。ん~、そうだな…でかいとこはヤっちまったし、残ってるとこ全部食い荒らすか!!」

戦争をまるで子供の遊びのように話す王。
このようなアキレウスの言葉は、かつてのアテナであればすぐさま苦言を呈していただろう。

だが、今では潤んだ瞳でアキレウスを求めるメス犬へと成り下がってしまっていた。
二人の話をどこまで理解しているのか、そもそも聞いているのかすらも疑わしい。

理知的なアテナに政策議論で煮え湯を飲まされたことも少なくないゼノンにとって、現在のアテナの姿に思うところがないわけでもないのだが。

(しかし、あのアテナ様がこのようになるとは…あの石の力がこれほどのものとは…)

そして、その気持ちは同時にアキレウスへの畏れと崇拝へと変わる。

「陛下、四時間後のコロシアムに間に合うようお願いします」

それだけ言い残すと、ゼノンは二人の淫気にあてられる前にその場を去り、その場に残ったのはアキレウスとアテナの近衛だけとなった。

「お父様…♥️お話は終わったのですかぁ?」

挿入されたまま、焦らされ続けたアテナがアキレウスを濡れた目で見つめる。

その目には恋するオンナの熱が映っていた。

「ハハハ!!我慢できねえってか?」

アキレウスが無造作にアテナの軍服を開く。上着とワイシャツのボタンが弾けとんだが、二人は気にする様子もない。
露になったのは、大きく膨らんだ白磁のような肌を飾る黒のブラジャー。乳房はわずかに胸の先だけが隠れており、レースに透ける柔肉にアキレウスは舌なめずりをした。

「ふーん」

ニヤッと笑ったアキレウスが次にスカートを引きちぎると、ローライズの紐のようなショーツが現れた。
さらに、紐は横にずらされて、充血し、蕩けた膣肉が肉棒を根本まで咥え込んでいる。

「なかなかそそるじゃねえか!」

ゴツゴツした大きな手がマシュマロのような尻肉に両手をかけて広げた。アキレウスからは見えないが、その瞬間、近衛達が一斉に目を逸らした。尻を隠しているのがほぼ紐であることが見てとれたからだ。

「あのね♥️お父様に喜んでいただこうと思ったらこうなったの♥️」

「ふーん、スライムか!!こりゃあ面白えな!!あいつらにも着させてみっか!!」

あいつらとはアテナ以外の女達のことだ。後宮には様々な女たちがアキレウスの愛妾として住まわされている。

「いやっ♥️」

愛する人が自分とまぐわっている時に他の女のことを考えているのを察したアテナがアキレウスの顔に胸を押しつけた。

「ンッはぁっ♥️お父様ぁ…もっと…もっとアテナのメスマンコをいじめてくださいましぃ♥️」

媚びるように全身を揺らしておねだりをする声はサキュバスの血の力もあって、耐性のないものを魅了する。

その結果、アキレウスの近衛の男たちは一様に前屈みになり、アテナの近衛たちは目を潤ませた。

「よしっ!!今日も思う存分狂わせてやるぜっ!!」

アキレウスが膨らみを掴もうとすると、胸を申し訳程度に包んでいたスライムが動いて、今度は胸の下から持ち上げるように形を変えた。

そのいじめてくれと言わんばかりに差し出された2つの大きな膨らみ。それを岩のようにゴツゴツとした指が掴む。

「ンあっっ♥️」

さらに、掴んだまま持ち上げて固く尖った頂点を口に咥えた。

「はぅぅぅっ♥️だめっ♥️お父様っ♥️そこっ♥️敏感になっちゃってるからぁっ♥️」

それを聞いたアキレウスは、まるでアテナに見せつけるように歯の間に乳首を挟んだ。すると、ブルッと体が大きく震えてアテナの尻からプシュッと愛液が吹き出す。

「ふわぁぁぁっ♥️♥️アテナっ!!イッちゃったぁ♥️ごめんなさぃぃっ♥️♥️」

「おいおい、噛まれると思ってイッちまったのか?ハハハ!!よし、そんなマゾメスには御褒美をやらんとなあ!!」

そう言ってアテナの簡単に折れそうなほどくびれた腰を掴んで少し持ち上げた。

「ンッ♥️」

てっきり、そのまま落とされて奥が突かれることを思ってアテナは瞳をとろんとさせる。だが、その直後、想像とは異なる快感に啼くこととなった。

「やっ♥️アッ♥️こしゅれるぅっ♥️」

対面座位から背面座位へ。

挿入したまま向きを変えられて、太い肉棒に肉壺の中が擦られる。そして、近衛たちの前に、美しくも淫美な体が晒された。

「そら、アクメ顔見られてるぜ!!」

「やだぁっ♥️見ないでぇ♥️」

自分を見つめる視線に反応してアテナのサキュバスの血が目を覚ます。

体を隠そうともせずに、両手をアキレウスの膝に置くアテナ。前屈みになったことで、重力で揺れる二つの大きな膨らみを両腕で挟んでアテナは自ら深い谷間を作る。

「見られちゃうぅぅっ♥️アテナのエッチな体が見られちゃってるゥゥ♥️」

舌舐めずりをすると、今度は自分で胸を掴んで近衛達に見せつけるように揉み始めた。

王の前でなければ今すぐオナニーしていただろう。これは男の近衛達にとっては、まるで拷問だ。

「ハハハ!!お前らも見てるだけじゃ寂しいよなあ?ンン?そうだっ!!おい、お前らにもアテナを味わわせてやるぜ!!」

陛下は何を仰っているのか、そう思った直後、近衛達のパンパンに膨らんだ股間が柔らかいものに包まれた。

「………っ!!」

とろとろに蕩けて柔らかいだけではない。
根本から先までネットリと締めて優しく射精を導いてくる。かと思えば貪るように強く吸われて、近衛たちはあっという間に射精させられてしまった。

「どうだ!?これがアテナのマンコだぜ!!」

近衛達を快楽に導いたのは、支給されたスライムだった。
アキレウスの意思でその形を変え、アテナのマンコを再現していた。そして、それは射精した直後の力の抜けたものを再び刺激して勃起させる。

「お前らも…な!!」

「!!」

何が起こったのか理解できずに立ちすくんでいた女騎士達が今度は崩れ落ちる。

「「「アアアァァぁぁっ♥️♥️♥️」」」

こちらは声を堪えることも出来ず、その場で喘ぎ声をあげた。

「ハハハ!!どうだ、久々に味わう俺のチンコはっ!!」

「こりゃあマジで便利だよなあ。ゼノンの奴には褒美を考えねえと、なっ!!」

掴まれたままだった腰が持ち上げられて、落とされる。

「んほぉぉぉっ♥️♥️」

羞恥による興奮にからな朦朧とした中、突如子宮が突き上げられたアテナは獣のような声をあげた。
過去にアキレウスの毒牙にかかった女騎士達も一様に体を痙攣させた。

「ハハハハハ!!そらっ!!まだ終わんねえぞ!!」

バチュン!!

「ほァァぁぁぁ♥️♥️」

バチュン!!

「ンっふぁぁぁぁ♥️♥️」

一突きごとに結合部分から潮が飛び散る。

「アアっ♥️らめっ♥️もぉっ♥️しきゅうおりてきちゃってるのにぃっ♥️やっアッ♥️おしこまれてっ♥️おとうさまがぁ♥️はいっちゃうぅぅ♥️」

「お父様じゃねえぞ!!チンポ、だろ!!」

「ンッ♥️チンポっ♥️チンポ入ってくるぅ♥️♥️チンポがしゅごいっ♥️チンポっ♥️チンポしゅきぃっ♥️」

ガクガクと体を揺らされても、もやされるがまま、完全に絶頂から戻ってこれなくなってしまった。

「ンほぁぁぁぁぁ♥️♥️♥️」

絶頂しながらも精液を抜き取ろうと艶かしく動くアテナのマンコに、アキレウスは満足げに笑うと、騎士達の方を見る。
二人と同じ快感を味わわされた彼らは耐えきれず、倒れたまま身動きひとつしなかった。

「おいおい、もうグロッキーかよ!!まだまだこれからだぜ!!クハハハハ!!オラァッ!」

「んふぅっ♥️♥️」

アキレウスが満足するまでこの饗宴は終わらない。そして、業を煮やしたゼノンが呼びに来るまでこの宴は続くのだった。