10周目 9月24日(金) 午後8時00分 島津政信
『パチャパチャ』
「ん…ふぁ…ん…らめぇ…」
ハイレグの競泳水着が半ばまで脱がされて零れ出た胸が水面を打つ。体が上下に揺らされる度に暗いプールに波が立った。
「ん…ぁ…しゅごい…」
片足を上げさせられて権田に抱きつくような格好で俺はガチガチになったチンコを受け入れていた。
腰を動かしながら権田が耳元で囁く。
「警備員がそろそろ巡回に来るかもしれへんな」
(じゅんかい?)
その言葉を理解する前に本能が反応した。チンコをギュッと締めつける。
「おっ、オマンコがきつなったで。なんや、美紗は見られたいんか?」
明かりは既に教官の部屋にしかついておらず俺達はそこから離れたプールの中。警備員が来ても見られることはないのは明らかだ。だけど、俺は正常な判断の出来る状態ではなかった。
「んあっ…」
ギュッと権田にしがみつくと、勃起した乳首が擦れて俺の口からは牡を誘う甘い声が出た。
権田は柔らかい胸が密着して鼻の下を伸ばす。
「美紗、今日は離れたない言うとったんはホンマやったな」
◇◇◇
10周目 9月24日(金) 午後5時00分 島津政信
放課後、高樹から逃げるように権田の元を訪れた俺は、早速今日権田の家に入り込むために「今日は離れたくないんです」と上目遣いに言った。
権田はそれを聞いてニタアと笑い、机の中からリモコンローターを取り出した。
「まさかっ…そんなの、むっ、無理っ」
後ずさる俺にニヤニヤしながら権田が歩み寄ってきた。
「エエやろ?それともさっきの言葉は嘘かいな?」
断ろうにも権田に疑われては計画が破綻する。俺は諦めて権田の前で足を開いた。水着の中に捩じ込まれる指の感触に体が緊張して固まる。
「…ん?なんや、濡れとるんか?」
「そんなわけっ…え…?」
権田の言葉通りだった。太い指がヌルッと入り口に入ってくる。
(体が慣れてきた…?)
濡れた割れ目に凹凸のない丸いローターが滑り込む。
「ほな、行こか?」
先に歩き出す権田の後を追おうとしたその時だった。
『ヴヴヴヴヴ』
体内でローターが振動した瞬間、俺の膝がカクンと曲がる。
『ヴヴヴヴヴヴヴ』
「あ、とっ…止めて…あっ、これっ、すごいっ、無理っ、立ってられないっ」
股間を押さえて内股になる俺に、権田は満足したようにスイッチを切った。ローターが止まった俺はへなへなとその場に座り込む。
(こんなの入れて補習なんて…絶対無理だ…)
だが、恐れおののく俺を権田はむしろ嬉しそうに強引にプールサイドに引っ張っていった。
「まずはストレッチからやな」
ニタアと笑う顔から、企んでいる事ははっきり分かる。
「屈伸や」
俺が膝を曲げて座る瞬間、体内のローターが振動した。
「んあっ、だめっ」
両手を床について倒れそうになる体を支えた。
「なんや?まだまだこれからやで」
振動が止まった。
「次はアキレス腱を伸ばさんとな」
それからストレッチの間中、ことあるごとにスイッチが入れられて腰砕けになり、水中に入ってからも防水機能つきのローターは俺の気持ちの緩むタイミングを見計らったように震えだした。
何度も目で許しを乞うも、楽しそうにスイッチを握る権田が許すはずもない。
だが、最も怖いのは俺の体の変化だった。繰り返される刺激に俺の頭はぼんやりして、対照的に体は敏感になっていった。結果、水泳部が練習を終える頃には、無意識に俺は権田の膨らんだ下半身を熱っぽく見つめるまでになっていた。
(ああ…足りない…)
昨日何度も味わった体の奥が押し広げられる感覚が心に蘇る。
(もっと太いので…)
ジャージ姿に着替えてミーティングをする水泳部から俺を隠すように立つ権田にピタッと体をくっつけた俺は肥満体の垂れた胸に指を沿わせる。
「おふっ、こら、まだ他の生徒がおるやろ?」
『ヴヴヴヴヴ』
「くっ、ふぅぅ…」
権田は口ではそうは言うものの、満足げに水の中でくねくねと揺れる俺の尻を撫でさすった。
(こんな状態で、待つなんて…むり…)
少しの間、だけど待つ身には長い。ローターの刺激は容赦なく続く。そしてようやく遠くでミーティングの終わりの声がした。
「あっした」「お疲れさまです」「さようなら」
(…これで……)
邪魔するものはなくなった。ところが俺が擦り寄ろうとすると、権田の方が少し距離をおいた。
(なんで…)
その答えはすぐに分かった。後ろから声がかけられたのだ。
「お疲れさまです。先生、僕も帰りますね」
確か齋藤という新卒の教官だ。
「せや、もうワシらも終わるし、鍵だけ掛けて出てもろてもええか?」
「えっ、いや、良いですけど?」
齋藤はなぜ施錠をするのか不思議そうに聞いた。
「今から着替えても最終下校時間過ぎるやろし、鍵開いとったら警備員から教頭にバレて怒られるやろ?頼むわ」
齋藤先生が納得したように頷いた。
「なるほど、いつも怒られていますしね、ハハハ…そういうことでしたら…」
「貸しにしといてな。今度なんか奢るさかいな」
(はやく…はやく…)
そう思うものの齋藤はなかなかその場から立ち去ろうとしない。
「えっと…高樹さんも頑張ってね」
俺の顔を覗きこむようにして齋藤が言った時、それまで静かだったローターが震え出した。
『ヴヴヴヴヴ』
「はうっ、んっ…」
涙目で齋藤先生を見上げると急に齋藤先生は体を折り曲げた。
「うっ、じゃっ、じゃあっ、僕は行きます。もう少ししたら消灯時間ですので気をつけて下さいね」
それだけ言い残して足早に去って行った。
(?)
「ちょいと齋藤の奴には刺激が強すぎたのかもしれへんなあ。ひひひ」
権田の言葉も齋藤先生の不可解な態度も気になったが、すぐにそんなことは頭の片隅に追いやられる。ずっと我慢させられていた体の昂りはもう我慢出来ないほどになっていた。
『キイ…バタン』
プールの入り口のドアの閉まる音が無人のプールに響いた。
(これで、ふたりきり…)
確認するように権田の目を見つめた俺は、次の瞬間権田に抱きついて、ぶつかるように唇を合わせた。
「むぐ…んちゅ…あはぁ、はぁ…」
舌を絡ませて、お互いの吐く荒い息を貪り合う。
(ほしい…)
俺は水中で権田の水着に手を入れた。
「おおうっ」
固く、大きくなったチンコを擦りながらお互いに息のかかる距離で見つめあった。
「我慢出来ひんのか?」
俺は頷いてチンコを握る手に力を込めた。
『パチャッ、パチャッ』
水中でチンコを擦ると権田も俺の水着を半分脱がせる。そして、まろびでた白い乳房、その上にある桃色の尖った乳首にしゃぶりついた。
「ネロネロ、はむ…」
「あっ、ひぃっ」
甘噛みされて体がゾクゾクする。
「あっ、もうっ」
俺はつかんだチンコを自分の体に押しつけた。股間に挟むだけで水着の中のジュクジュクに蕩けた秘部から粘液が溢れるのを感じた。
「せやな、ワシも我慢できへん。おねだりするんや」
権田の声も興奮に上ずっている。
「ほしい、いれてほしいっ」
権田の目がさらに要求する。
「わっ、わたしの、おっ、オマンコに先生の…先生のオチンチンをくださいっ」
齋藤先生が言っていたように『バチン』と音がして明かりが消えて権田の表情も見えなくなる。だけど、もう俺はそんなことを気にするような状態ではなかった。
権田の太い指が俺の水着をずらすと、向かい合った姿勢のまま、俺も片足を上げて迎え入れる。
『ジュブッ』
水の中で亀頭が割れ目にめりこんだ。
「んんっ」
権田の肩に置いた俺の手に力がこもる。
『グヂュッ』
「はぁぁっ」
オマンコの入り口を亀頭が通過する衝撃に肩に置いた手が爪を立てた。
かなり痛いはずだが、権田も興奮に痛みを感じていないのか俺の腰を掴んで固定する。
『ヂュブヂュブヂュブ』
「ふあぁぁぁっ」
オマンコが大きく広がって、中の壁が亀頭の傘によって擦られる。
『ジュブッ、ジュブッ、ジュブッ』
(あぁぁぁ、これぇっ、きもちいぃぃっ)
俺の体はその快感に容易く屈服して権田に心まで支配される。
ひと突きごとに頭が痺れて正常な思考は奪われ、権田の言いなりになってしまうのだ。
「まずはここで一発しよな。それからワシの家で朝までしてやるからな」
そして、その一言はこれまでローターやチンコによって与えられる快感の中でも心の底にあった俺の心の最後の枷を外し、俺は快感に心の底から夢中にした。
『ジュブジュブ、ジュブ』
体の表面は冷えてしまっている。しかし、突き刺さる権田のチンコはますます熱くなっている気がした。
「プールの水が一緒に入るのもエエなあ。美紗はどや?」
権田はまるで世間話でもするように話しかけてくるが、水中ではグチュッグチュッとチンコを出し入れしている。
「あふっ、やらっ、しゅごいっ」
会話しようとしても頭の中がまとまらない。
「ヌルヌルが止まらへんなあ」
ひと突きごとに権田のチンコはプールの水に洗われるのに、抽挿には全く問題がないほど本気の愛液が溢れるのだ。
「んあっ、らめっ、とめてぇっ」
「よっしゃ、プールの中で中出しや」
水中ということもあり、軽々と両足を抱えられた俺は権田の首に腕を回した。と、同時に大きく腰が振られた。
『バチャッ、バチャッ、バチャッ』
「はああぁぁぁっ、らめっ、らめぇぇっ」
大きく揺らされ、水音が俺の声をかき消す。
「イクでっ、ええんか?膣内でイクでっ」
「んあっ、んっ、いいよぉっ、先生のせーえきでイカせてぇ」
もう警備員の存在なんて忘れて快楽のままに叫ぶ。
『ジャブッ、ジャブッ、ジャブッ、ジャブッ』
「ああっ、イクっ、イッちゃうぅぅっ」
『バチャッッ』
一際大きな音がして、俺は意識が飛ぶ。目の前が快感で真っ白になって、さらに熱い精液が注がれる感覚に体がビクビクッと痙攣した。
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