ギルド内は閑散として、早朝の喧騒とは対照的にまったりとした空気が広がっている。
ニックの怪我が治ってから何度か依頼を受けた僕らだけど、今回は依頼達成に時間がかかってしまった。
ロゴスの街を出発したのが一昨日で今朝ようやく帰ってくることができた。
「お疲れ様です、葵さん。討伐部位の確認終わりました。本当に困ってたんですよ。ありがとうございました」
今回の依頼はケイトさん直々にお願いされて受けたものだった。
討伐対象は、はぐれのゴブリンジェネラル。ゴブリンの上位種で、一般的なゴブリンを従えだすと厄介だが、単独であればCランクの1パーティで対処できる。ぶっちゃけBランクのハンターにギルドから指名されるような案件ではない。
ところが、このはぐれジェネラルは妙に頭のいい個体でなかなか討伐できず、そうこうしている内に、小さな群れを率いて街道を行く商人たちにも被害を出し始めた。
商業ギルドはもちろん、材料の供給が不安定になった職人ギルドからの要望もあり、ハンターギルドは大規模な討伐隊を組んだ。だがやはり大人数の捜索だと現れず、諦めてロゴスに戻った討伐隊を嘲るかのように再び行商の馬車が襲われた。
そんな事情があって、僕ら二人が選ばれたのだった。
「確かに。不思議な魔物でしたね」
ラルフの嗅覚で特定できなかったので僕らが街道を歩いて誘い出す作戦に切り替えたんだけど。
たった二人だけで、鎧や武器も持っていなかったにもかかわらず、ゴブリンジェネラルが姿を現したのは僕らがロゴスから遠く離れてからだった。
それから、倒してから気がついたんだけど、定期的に水浴びをしていた痕跡があった。ラルフの鼻に引っ掛からなかったのはこれが理由のようだったんだけど。
(「水浴びをするゴブリンって珍しいよね?」)
村正に尋ねると村正も知らないと言う。
(「人間みたいだよね。もしかして人間の言葉も喋れたり…」)
「でも、さすがは葵さんとラルフさんでしたね。こちらは追加報酬です。あと、今回は王都のギルド本部から調査チームが来られておりまして…お疲れのところ申し訳ありません」
ケイトさんが申し訳なさそうに謝ってくれた。
「え?あっ、確か最近巷に広がりつつある媚薬、でしたっけ?」
「はい、その調査チームの方と後日面談していただきたいんです。討伐されたゴブリンに興味を持たれているみたいでして…」
この話は依頼に行く前に既に聞いていたので問題はない…んだけど。
「えっと、これからでしょうか?」
「いえ、調査チームも今日着いたばかりですので、明日の午後の始めにお願いできたら、と」
「わかりました。じゃあ明日ここに来たらいいですか?」
「はい、こちらの都合で申し訳ありません」
僕が「気にしないでください」と言って振り向くと、バフッと顔が柔らかいものにぶつかって真っ暗になる。
「ひゃっ!?」
「おっと、これは失礼」
(なっ!?なにっ?)
思わず目の前のものを掴む。
(ふにゅふにゅしてて柔らかい…これって…)
「ん~、こちらの不注意なのだが…そろそろ私の胸から手を離してもらえるかな?」
「ふひゃっ!!」
そう、柔らかいものは女の人のオッパイで、慌てて一歩下がると、目の前には眼鏡をかけた色白の女性。
「ごっ、ごめんなさい!!」
僕は慌てて頭を何度も下げると、急いでギルドから飛び出した。
「あ~、びっくりしたぁ…」
手にはまだ柔らかい感触が残っている。
(見たことない人だったけど…もしかして?)
その時、正午の鐘の音がした。
「うわっ!!3日もかかっちゃったから早く行かないと」
◇◇◇
葵が走り去ったあと、眼鏡の女性がケイトに話しかけた。
「あの娘はハンターだね?」
「え!?」
初見で葵をハンターだと考える者はほぼいない。
「それも、ジェネラルを倒したハンターだ」
女性の口から続けて出た言葉にケイトは驚きに目を見開いた。
「そ、そうですが、どうしてお分かりになったのですか?」
「うむ」
女性はちょいちょいとケイトに手招きして顔を寄せると小さい声で囁く。
「例の媚薬、あれはおそらくゴブリンジェネラルの精液が使われている。あの娘の手からその臭いがわずかにしていた」
確かに今回は討伐部位だけでなく、ジェネラルの持ち物なども提出してもらっている。
「え、ええ。その通りです。明日彼女と面談をしていただく予定をしております」
「そうか、それは楽しみにしているよ。とりあえず私は宿に戻るとするか」
そう言って女性はカウンターから離れ、仕事に戻ったためケイトは女性の呟きを耳にすることはなかった。
「…うん?あの匂い…ちょっと気になるな…」
◇◇◇
ギルドを出た僕がまず向かったのはマーガレットさんのお店。
「こんにちは!!」
「あらあらぁ!!アオイちゃんじゃない♪」
迎えてくれたのはマーガレットさんだけど、何だか目を丸くして驚いたかと思うと、すぐに探るような目つきに変わる。
「マーガレットさん…?」
「ん~、勘違いだったかしらぁ。アイスクリーム屋のおにいさんからアオイちゃんがニックと一緒に買いに来たって話を聞いたもんだからぁ、アオイがニックの毒牙にかかってたらどうしようかしらって思ってたのよぉ!!」
「あはは!!確かに買いに行きましたけど、あれはニックさんの怪我が治ったんで、そのお祝いにアイスクリームを買っただけですよ!!」
そうなのねぇ、と言ってマーガレットさんは心底安心したような顔をした。
「アオイちゃんはめっちゃくちゃ可愛いんだし、お金も持ってるんだから気をつけるのよぉ。ただでさえ危なっかしいんだからぁ」
「はーい、気をつけます!!」
で、ここからが本題。
まずは、マーガレットさんに例の下着の着け心地を聞かれて答えていく。
「下着の線が出ないのはいいですね。街で男の人に見られずに済みます」
「確かに、その…布の面積が小さすぎて最初はちょっと恥ずかしかったですけど、慣れると特に気にならないですね」
「僕の買ったタイトスカートは若い女の人にも人気が出そうな感じがしました。戦うには向いてないかな。もっと短いなら問題ないけど、それだと恥ずかしいし…」
最後の意見にはマーガレットさんも苦笑い。
「あのスカートで依頼をこなしに行くのなんてアオイちゃんくらいのもんよぉ」
それから、新たに服を買うことになった。
「珍しいわねぇ。アオイちゃんが自分から服を欲しがるなんてぇ…やっとお洒落の面白さが分かってきたのかしらぁ?」
そう言って奥から服を持ってくる。
「絶対着てもらおうと思って準備してたのよぉ♪」
マーガレットさんの持ってきた服はミニのワンピース。
「じゃあちょっと着てみますね」
ワンピースはキャミワンピースと言うらしい。キャミソールと言うだけあって肩紐だけで支えられている。
着替えて試着室からでると、「やっぱり何を着ても似合うわぁ♪」とマーガレットさんもご満悦で、ぐるぐると僕の周りを回って服の出来を確認する。僕はこれから行くところがあるので適当なところで店を後にした。
僕の知るところではなかったが、客のいなくなった店でマーガレットさんがあごに手を当てて唸っていた。
「ん~、やっぱりおかしいわぁ。あんな露出の多い服を文句も言わず着るなんてぇ…絶対変よねぇ?」
◆◆◆◆
『エステサロンCharme(シャルム)』
ニックの働いているお店の外観は真っ白でいかにもおしゃれな人が来そうな雰囲気だ。
きっとニックに誘われなかったら僕が関わる可能性はなかっただろう。
(今はそうでもないけど、初めて来たときは入るのにすっごい緊張したもんね)
店の扉を開くと、赤い絨毯が敷かれていてその先に受付がある。
「いらっしゃいませ、あら、アオイ様、いらっしゃいませ」
何度か来ていることもあって、受付のお姉さんの方から話しかけてきてくれた。
「あ、はい。お願いします」
「ニックさんですね?呼んできますので少々お待ちください」
そう言いながら、受付のとなりに置かれていたソファに誘導され待っていると「アオイちゃん!!」と聞きなれた声が僕を呼んだ。
「あっ、ニックさん!!」
「昨日予約してくれてたのに、来ないからめちゃくちゃ心配したんだよ~♪」
「すみません、ちょっと依頼の達成に時間がかかってしまって…」
「すっぽかされたんじゃなかったからオッケーだよ!!ジュリちゃん、このまま施術室に行くね♪」
ウフフ、と笑うジュリさんには全てバレているような気がしてドキドキした。
「分かりました。店長が出てきたら言っときますね。今日はもうニックさんには予約も入れませんし、ごゆっくりどうぞ♪」
「サンキュー♪アオイちゃん、行こっか!!」
ニックにエスコートされて2階に上がるんだけど、ジュリさんの含みのある笑顔にやっぱりモヤモヤする。
「アオイ、なんか変だね。どうしたの?」
そして、そんな僕の上の空の態度にニックが気づかないはずもなく、二階の部屋に入るや壁に背中を押しつけられて顔を覗き込まれる。ずいぶん前から二人っきりの時は『アオイちゃん』ではなく呼び捨てになっていた。
「あっ、あの…僕らのこと…」
ニックの顔がどんどん近づいてくる。
「ジュリさんにバレちゃってたり…んんっ♥」
ニックの瞳に僕の顔が映り、僕は自然と目を閉じた。
舌が唇を押し開くと、絡みついてくる舌に僕は自ら舌を出して迎え入れる。
「んっ♥♥」
快感を教え込まれた体は、ニックのキスだけで簡単に流されてしまう。
「んっ、ちゅっ♥あっ♥んんっ♥」
「いいっしょ?嫌なら止めるよ♪」
嫌だなんて言えない。
すると、僕を抱きしめていたニックの手がお尻を鷲摑みした。
「お尻っ♥やぁっ♥我慢できなくなっちゃう♥」
唇から離れたニックが僕の耳をひと舐めして囁く。
「大丈夫だよ♪俺もほら、こんなにドキドキしちゃってるし♪」
ニックが僕の手を掴んで自分の胸に触れさせた。
心臓の音が高鳴っているのが分かって、口許がほころんでしまいそうになる。
(僕の体で興奮してくれてるんだ♥️)
ニックが嬉しそうな表情をするとそれだけで不思議と気持ち良くなってしまう。
「でもっ、ジュリさんにぃっ、バレてたらぁ…ニックさんを困らせちゃうからっあっ♥♥」
今度は胸を優しく揉まれる。
「アオイもバレてるかもって思ってるから、いつもより興奮すしてるんでしょ?」
お尻を掴んでいた手が短いプリーツスカートをめくって、薄いショーツが引っ張られてお尻に食い込んだ。
「あんっ♥そっ、そうだけどぉっ♥でもぉ、やっぱり恥ずかしいよぉ♥」
口では恥ずかしいと言いながら、大きな背中に手をまわしてキュッと抱きしめると、胸がニックの胸板に擦れて乳首が固くなる。
「ふふ、もう。アオイは正直じゃないなあ♪そんなに言うなら今日はただのマッサージだけにする?」
「やだっ♥️いつもみたいに葵の体、隅々までマッサージしてっ♥️」
僕はニックの意地悪に反射的に口を開くと、お腹に触れる熱くて硬いのをさする。
「うん、正直で可愛いよ♪ふふっ♪じゃあさ、今度はもっとはっきり言ってよ♪」
可愛いと笑顔で言われてお腹の奥がピクッと反応した。
「ニックのオチンポで葵のオマンコの中をマッサージしてください♥️♥️」
結局おねだりをしてしまった僕は、そのまま硬い施術用のベッドに座らされて、ワンピースの肩紐を下ろされ、そのままブラジャーも剥ぎ取られる。
「まずはオッパイの血行をよくしないとね~♪」
ペロッとオッパイが舐められると快感で背中がゾワッとする。
「ニック、しゃんっ♥️そんないきなりっはうっ♥️」
ジュルッという音とともに乳首が強く吸われて、制止しようとした僕の言葉は甘い喘ぎ声へと変わってしまった。
「あっ♥️やっ♥️声っ出ちゃうっ、からぁっ♥️」
大きい声を出したらジュリさんに聞かれてしまうかもしれない。でも、僕の手はニックの頭を優しく包んでオッパイに押しつけてしまう。
「きもちいいっ♥️乳首いっぱい吸われて気持ち良くなっちゃってるよぉっ♥️」
(ああっ♥️こんなに大きな声っ♥️外まできこえちゃってるかもぉっ♥️)
この個室の中で二人っきりでイケないことをしていると思うと、ドキドキしてますます欲しくなってしまう。
「はぁっ♥️はぁっ♥️」
オッパイからニックが離れても僕のドキドキは止まらない。そして、僕の目はニックの股間の膨らみを捉えて離れようとはしない。
「フフ♪アオイ、もう欲しいっしょ?」
ニックの言葉に僕は頷いた。
「まだおあずけだよ♪」
最近のニックは僕が欲しがっても、してくれないことが多い。
(今日は何をさせられちゃうんだろ♥️♥️?)
初めてここに来たときはエッチな下着でご奉仕したら入れてくれた。前回来たときはジュリさんと同じここの制服―白いシャツに黒のミニのタイトスカート―でニックさんをお客さんに見立ててマッサージしてそのまま襲われちゃった。
でも、何をさせられるのかって考えるだけで濡れてしまう。
「今日はアオイも仕事明けで疲れてるだろうから、俺がマッサージしてあげるよ♪」
(僕がニックにしてあげたいのに…)
「いいからいいから…ほら、これに着替えてきてよ♪」
こうして服を押しつけられた僕はフィッティングルームに追いたてられた。
数分後。
「お客様、まずはこちらへどうぞ♪」
ニックはまるで本当にお客さんに接するように僕をベッドに誘った。
僕の着ているのは上は肩紐の無いブラジャー、下は同じ色、同じ素材で出来たボクサーパンツ。
素材の茶色い布は柔らかくてオッパイを押さえつける効果はなさそうだし、ボクサーパンツもゆるゆるだ。
「さ、それではマッサージするのでまずはうつ伏せになっていただけますか?」
そう言われて僕は柔らかい枕に顔を押しつけて寝そべる。
「では背中から始めていきます。当店のローションを使用しますので驚かないでくださいね♪」
背中に生暖かい液体が落ちてくる。
「んっ♥️…また…そのローション……♥️」
ほぼ毎回このローションが使われている。
(あっ♥️この匂い嗅いじゃったら…♥️)
ニックの言うとおり花の良い匂いなんだけど、独特の匂いに条件反射でオマンコからじんわりと滲み出てしまう。
「こちらは、花の香りがブレンドされててリラクゼーション効果もあり、お客様の間でも人気があるんですよ♪」
僕の変化など気づきもしないようで、ニックは背骨に沿って手を滑らせ始めた。
「んっ♥️…んんっ♥️」
「痛かったら言ってくださいね?」
「んっ♥️はい…んはぁ♥️」
会話をしている最中もたまにスーっと背中が撫でられて体はビクビクっと震えてしまう。
「やはりお疲れのようですね♪では次は首をマッサージしていきますね♪」
「ふぁっ」
いきなりローションが首筋から肩にかけてかけられて、変な声を出してしまった。
「あー、肩もすごく凝ってますね。お客様の様にスタイルの良い方は、肩凝りの悩みを抱えておられることが多いんですよ♪」
近くにローションがかけられたせいか、さっきまでよりも強い香りに頭がくらくらしてくる。そのくせ、皮膚の感覚は敏感になっていて、首筋に手が触れるだけで足の指がビクッと動いてしまう。
「んっ♥️ふぁっ♥️あっ♥️あっ♥️」
「次は太腿をマッサージしていきますね♪」
ニックの声は僕の耳にはほとんど届かなくなっていた。
◇◇◇
「んふっ♥️むふぅ♥️ちゅっ♥️ねろっ♥️」
仰向けになった葵は顔を横に向けて、肉棒を咥えこんでいる。
ベッドの横に立ったニックの指が葵の膣内を擦るたびに喘ぎ声が漏れるが、口に栓をされているせいで、出てくるのはくぐもった呻き声だけだ。
「アオイ、すげえ気持ちいいよっ♪」
ニックが褒めれば、膣がキュッと締まって、ヌルッとした濃い愛液が溢れる。
そして、火照った頬をすぼめて、チュッチュッと吸いつく。
「あ~、これ、マジで最高だわ♪」
片手で頭を押さえつけ、喉に当たるほど押し込んでも健気に応える葵。
「くっ、おっ、アオイっ!!このまま射精するから飲んでっ!!」
ニックが葵の頭を引き寄せる。
「んぐふぇぇ♥️」
口の中で舌が肉棒に絡みつき、喉が強く吸い上げた。
「くっおおおおっ!!」
ビュルルッと亀頭の先から精液が噴き出し、喉の奥に直接流し込む。
「んぐうううう♥️」
全て出しきってからニックが頭を離すと、葵はフヒューフヒューと苦しげに息をしていたが、その顔は幸福感で微笑んでいた。
「じゃあ、口の中のマッサージはこのへんにして、最後は体の中をほぐしますね~♪」
◇◇◇
パンッパンッと激しい音がこだます。
「んあっ♥️あっ♥️しゅごいっ♥️らめっ♥️」
おそらくは部屋の外まで聞こえているだろう葵の喘ぎ声。
「そらっ♪そらっ♪気持ちいいっしょ?」
「きもちいっ♥️ニックしゃんのオチンポしゅごいっ♥️あおいっおかしくなりゅっ♥️」
ベッドの上に四つん這いになった葵の手を引いて尻に腰を打ちつける。
「しゅごいっ♥️あおいのオマンコこわれちゃうっ♥️こわれちゃうよぉっ♥️」
「ああっ、そろそろまたイキたくなってきた♪アオイのなかで出して良い?」
「いいっ♥️いっぱいあおいのオマンコにだしてっ♥️」
「孕んじゃうかもしれないよ?それでもいいの?」
「いいっ♥️あおいの子宮ががまんできなくなっちゃってるからぁっ♥️にっくしゃんのザーメンほしくて泣いちゃってるからぁっ♥️」
「オッケー♪じゃあ、無責任ザーメン流し込んじゃうよ♪」
ニックのあんまりな言葉に対して葵が何度も強く頷く。
「きてっ♥️はやくっ♥️はらませてっ♥️あおいの赤ちゃんのおへやに子種汁いっぱいそそいでぇっ♥️」
ブルッと震えたニックがそのまま膣の奥に亀頭を押しつけて射精を開始した。
膣奥に熱いザーメンを叩きつけられた葵はガクガクと体を痙攣して深い絶頂に達する。
正常位で一回、即位で一回、そして今、バックで一回。ニックが射精したのは葵の喉奥に注ぎ込んでから二度目。
絶頂によって脱力してしまった体は四つん這いの姿勢を維持できず、くにゃくにゃと崩れ落ちる。
「んはぁっ♥️はぁ♥️はぁ♥️」
うつ伏せの葵の耳元に覆い被さったままのニックが囁く。
「なあ、アオイ、ちょっと聞きたいことがあるんだけど♪」
「んああっ♥️」
先ほど射精したばかりのはずなのに、既に大きくなった肉棒が擦れる。
「ジェネラル倒したんだよな?」
「うんっ…はぅっ♥️こしゅっちゃらめっ♥️」
葵はなぜニックが討伐した対象野子とを気にするのかなど疑問に思うことなく頷いた。
「なんか普段と違うことなかったか?」
ニックの腰が止まる。
「あっ♥️んっ♥️えっとぉ♥️なんか変なゴブリンだったよ…あっ♥️なんれぇ?♥️」
疼きに耐えられなくなり、葵は自ら腰を動かしてアピールするが、ニックは取り合わない。
「えっと、そういえばぁっ♥️耳だけじゃなくって、んっ♥️ゴブリンの持ち物も持って帰れって、んはあっ♥️まだっ、びんかんっ♥️」
膣の中で肉棒が少し動いたのを感じた葵がどんどん話し出す。
「ふーん、他にもなんかない?」
「おーとから、ちょうさチームがきてるって♥️」
それからニックが細かく質問をして、ちゃんと答えると膣を擦ってもらえる。
「しょこぉっ♥️しゅごいっ♥️あおいのオマンコとけちゃうっ♥️だめになりゅっ♥️」
こうなるともうなんでも答えちゃう。
「ニックしゃんのオチンポきもちいっ♥️ニックしゃんせんようにされちゃうよぉっ♥️らめっ♥️またイッちゃうっ♥️」
気持ちいい、それしか分かんない。
「ぐりぐりしちゃらめぇっ♥️あっ♥️イクっっっっ♥️♥️んっっっっくぅぅぅ♥️♥️♥️」
◆◆◆
翌日午後、一軒の店が摘発された。
当初は媚薬に関係があったとか、ゴブリンジェネラルとの関係が噂されたがそれもひと月もすれば落ち着いた。
◆◆◆
「葵さん、討伐部位の確認終わりました。今回もありがとうございました」
黒髪の美少女と銀髪の美青年は今日もギルドの厄介な依頼を引き受け、颯爽と達成していくのだった。
★★★★★
これにて今回のif話は完結とさせていただきます。
もうちょっとねっとり書きたかった部分もあるのですが、リビドーが枯渇したため、とにかく完結を急ぎました。今後、読み返して加筆修正も行うかもしれません。
今後もif話や本編の修正もしていきますので、また読んでいただければと思います。
コメントを残す