サークル名:LIBERTYWORKS
ページ数:117ページ「俺、一歩間違ったら、女になってたかもしれないんだ」
小さい頃、仲の良かった親戚のお姉ちゃんを慕うあまり「女の子になりたい」と
欲した俺は、魔女を名乗る女に出会って【男の毒】を強制的に搾り取られ、
危うく女になりかけたという不思議な経験をしたことがある。
成長するにつれてその記憶は薄れ、幻覚や妄想の類だったんだろうと決めつけて
いたが、しかし、魔女は再び姿を現した。
そうして、俺の??私の、身体と心は、少しずつ女へ作り替えられていく??。
強制女体化がほとんどといって良いこの業界では珍しくこの作品は『女になるかどうかを自分で選ぶ』事が出来ます(どうせ選ぶのは女に決まってるんだけどw)。
その選択は当然一筋縄ではいかない。
主人公は恋人と接する事で男の精神状態に戻ったり。
この即女体化といかないところがなかなかじれったい。そして快楽にやられて我慢が限界に到達するのもうまく描かれてるように感じます。
こういう描かれ方をしてる性転換ものも珍しい。
考えてみたら、性別を選べると言われても、『はいそうですか』とはいかないもんなー。
ここに力を入れると、なかなか話が先に行かず文字数ばかり増えていくので、同人だからできる事と言えばそうなのかもしれませんね。
以上の事からも分かるけど内容はファンタジーやその他TSゲームに比べるとシリアスで現実的、簡単に女体を受け入れる作品に飽き飽きしている人にとっては待ってましたの作品です。
ちょっとコテコテしてて軽い読み物希望の方には他にある『アンジェ』や『従姉妹を護る…』なんかがオススメです。
さて恒例の(?)抜き所チェックですが、#01ではチンピク指数3(10段階)。抜きをメインに考えるとイマイチでした。
主に男が出てこないのが原因です。
女の子同士の絡みは意外に苦手です。
しかし#02の方は中盤で痴漢にあったり痴漢にヤラれたり、痴漢に調教されたりしてなかなかよろしかったです。
チンピク指数8。
しかし、それ以外は男登場しないなあ。
LOVE CORE #02
サークル名:LIBERTYWORKS
ページ数:313ページ女の身体でなければ得られない快楽の虜になり、女の情念を凝り固めた「コア」
を受け入れることで血の一滴に至るまで完全に女性化した主人公・まーや。
膨大な魔力を消費した魔女・紗英が暫しの眠りについたことで一年ぶりに現世に
戻るが、そこでかつての彼女・コトコと再会することになる。
「彼の妹って本当なの?! あなたのお兄さんって今どこにいるの?!
あなたなら知ってるわよね?! お願い教えて、答えて!!」
Please Embrace me――私を抱きしめて。
コトコが求め続けるたったひとつのこと。失われてしまったやすらぎの時間。
女友達としてコトコに寄り添ううち、まーやは自分の犯した罪に気付き、
彼女の抱える寂しさと苦しさを癒したいと思うようになっていく。
けれど、コトコが求めているのはあくまで昔の自分。
華奢な女の腕ではなく、逞しい男の腕。
コトコをどんなに大切に思っても、抱きしめることも支えることもできない。
「……私、やっぱり、元に戻りたい」
だがその想いは、まーやを更なる快楽の奈落へ突き落とす破滅への第一歩だった――――。
総括すると真面目にTSを捉えた作品と言えます。#01と#02の両方を読まれることをお勧めします。
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