62.学祭初日⑤ 力づくの愛の告白
「これが俺の気持ちですっ、柚さっん…どう…ですか?付き合ってくれますか?」
和也がピストンしながら耳元で囁く。ゾワゾワっと鳥肌が立って皮膚が敏感になる。
「ダメェッ、ダメなのぉ…付き…合えないのぉ…」
和也の舌が背中を這う。
『ビクッビクッ』
敏感になった体がそれだけで震える。
「それなら付き合うって言うまで止めませんっ」
『パンッ、パンッ、パンッ、パンッ』
和也の腰とわたしのお尻がぶつかって激しい音がする。
「あんっ、あんっ、あっ、あっ、ごめ…んなさぁい…かずやぁ…」
「許しません。」
「あっ…かずやぁ…イク…イキそ…ダメッ、ダメッ、ダメッ、ダメェェ…あっ、イクッ、イクッ、イクよぉ」
目の前を火花が散る。ロッカーの端を掴んでいた手が白くなるほど握りしめて体がブルブルっと痙攣する。
「まだまだです。」
和也のおちんちんは硬いまま、ピストンが止まらない。
「やっ…かずやぁ…いま…されたらっ」
『グチュッ、グチュッ、パンッ、パンッ…』
「ダメッ、イったば…っかりだから…あっあっあっ…あああっ、またっ、またっ、イっくぅぅっ」
「くっ、イクっ」
わたしがイクと同時におちんちんが膨れ上がってわたしの中に熱い精子が注がれる。
「ああっ」
ガクンッガクンッと身体が痙攣する。
「「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」」
あ…れ…意識が飛んじゃってた…?…
「かず…や…」
和也が絶頂に達したわたしを抱きしめてキスの雨を降らせる。唇も、耳も、首も、おっぱいもキスされ、吸われる。
「ふぅんっ…ん…はっああ」
強く吸われて喘ぎ声が出ちゃう。
それから和也に抱き上げられてロッカーの扉に頭をもたれかけるように仰向けに寝かされる。
まさ…か…
わたしの脚の間に膝立ちになった和也のおちんちんは愛液と精液でネトネトになっている。
…かずや…イったばっかりなのに…
和也のおちんちんは天井に向かってそそり立っていた。
やっ…だめぇ…まだ…
「まだですよ。柚さんが付き合うって言うまで許しませんっ。」
そう言って脚を広げられる。その間に入った和也のそそり立つおちんちんが近づいてくる。
「柚さんのおまんこがオレのチンコを受け入れる姿をみて下さい。」
…ああんっ…近づいてきた…先が当たるぅ…ふぁああ…
おまんこに亀頭が触れて体が震える。
…あっ…入ってくる…んんんっ…このまま…奥にきたら…
「目を閉じないで、見て下さい。凄い締め付けですよ。」
「あんっ、言わないでぇ」
目を開けると既に半分くらい埋まっている。
「はぁ…はぁ…はぁ…んんあああっ」
興奮で息が荒くなったわたしの目の前で腰がゆっくりと押し出される。
「んんっ…やっはぁああっ」
ズルズルと入ってきて奥に届いた。
「奥まですっかり入りましたよ。あっ、柚さん締め付けてますよ。」
「も…う、言わなくて…いいのぉっ、早くぅっ、突いてぇ、柚の体を和也でいっぱいにしてぇっ」
今度は正常位で再び注挿を開始した。
『ガクンッ、ガクンッ』
激しい動きに早速痙攣する体、目の前を火花が散る。
「イッ…イキそうっ…はぁあん…ふあ…あっあっ、ああああああっ」
そして再びロッカーの扉に背中を預けると、突かれるがままになる。
『ガンッガンッ』
ロッカーが揺れるけど、もう頭は快感でいっぱいになって口からは意味のない喘ぎ声だけが出る。
「ふああっ、あっあっ…やあぁんっ…しゅごっ…あっ…」
『ドサッドサッ』
ロッカーの上に積んであったものが落ちるのも気にならない。
「かず…や…あっ…あっ…あっ…あっ」
体が自分のものじゃないみたい。
「だめぇ…かず…やぁ…しゅき…しゅきぃ…イっ…てぇ…中で…イってぇ。」
その言葉に興奮したのか
「良いんですね、中で…中でイキますよっ…ふっあああ」
「くるぅっ、すごいぃ…はん、ぁあああっ」
目の前を花火が弾けるように…身体が反り返って『ガクンッガクンッ』と揺れて………真っ暗になった。
起きた時には和也がいなくてセーラー服が直されていた。
机の上にはわたしの制服と「新聞部の仕事をしてきます。きっちり仕事をしますのでオレの仕事ぶりを見てください。」と書き置きがあった。
時間を見るともう3時を過ぎている。もう今日の予定は終わりだ。服を着替えて、家に帰った。
…今日も疲れたぁ…そうだ、隆に今日のこと謝っとこう。
隆にメールを打っていると着信があった。あっ、お姉ちゃんからだ。
「もしもし、愛しのお姉ちゃんよぉ。」
「あっ、お姉ちゃん、ひょっとして治し方分かったの?」
「もう、もうちょっとお姉ちゃんからの電話に感動とか無いの?しょうがないわねえ。えっと、気を落とさないで聞いてね。」
「えっ…まさか…わたしこのままなの?」
「ええ、あなたのDNAは完全に女の子のものだったわ。だから遺伝子学上あなたは女の子ってことになるわ。」
「ええっ…じゃあわたし、どうしたら?」
「お姉ちゃんが頑張って治す方法探すから落ち込まないで。ねぇ、遊君、どうしてあなた自分のことを『わたし』って言ってるの?」
「えっ?だってわたし柚だし…」
「待って!遊君、しっかりしてっ!あなたは高梨遊君でしょ?」
「あっ…えっ…?そうだっ、僕…」
「良かったわ。元に戻ったわね。とにかく、あなたは早く男に戻りなさい。」
電話の最後の方はうわの空でよく覚えていない。どうして、僕は自分を女の子だと思ったんだろう?これってひょっとして…戻れなくなっちゃうんじゃ…もしかして、既に戻れなくなってる??まさか…ね…
その夜は不安でなかなか寝付けなかった。
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