窓際の悦楽

ハンターギルド。

この世界には様々な魔物がいる。
それを討伐するのがハンターと呼ばれる人々の仕事だ。しかし、魔物と戦おうなどと考えるする人間には荒くれ者が多く、脛に傷を持つ者もいる。
そのため、依頼がきちんと遂行されたり、依頼人とハンターの双方にとって問題が起こらないためにギルドが作られた。現在はアトランティス王国内の主要な街に支部が作られ、国家権力から独立した力を持っている。

その仕組みは、まずギルドに所属して依頼を受ける。そして依頼料はギルドを通してやり取りすることになっている。ギルドを通さずに依頼を受けた場合ギルド員はペナルティが課される。
だが、ギルドから手数料を取られても、ハンター達はギルドに加盟する。それは確実に依頼料が受け取れることや厄介事などから身を守られるからだ。
有力貴族の尻尾切りに遭ったハンターや依頼完了後に暗殺されたハンターなどの例は枚挙にいとまがないため最近ではギルドを通さずに依頼を受けるハンターはほとんどいない。

また、ハンターという職業は死亡率もそこそこ高いし、怪我によって廃業の危険性もある。にもかかわらずハンターギルドか賑わうのは一重に一攫千金と名誉を求めるからだ。

◆◆◆◆◆

「クソッたれが!!イカサマしやがったな!!」

丸テーブルを蹴り倒してモヒカン頭の男が立ち上がる。蹴り飛ばされたテーブルが転がって黄色いランプだけの薄暗い店内に埃が舞い上がった。

「ああん!テメエ何言ってやがる!イチャモンつけんなら覚悟決めてんだろうなあ!!」

向かいに座っていたスキンヘッドの髭男が飲んでいた酒瓶を壁に叩きつけて立ち上がった。

「おっ、やんのか!?」「よっしゃ!やったれ!」

周囲の男達がそこらに落ちている酒樽の上でオッズをつけ始めた。そして二人の男達は至近距離で互いにメンチをきりあう。

「地獄に落ちる準備はいいか?アアーン?!」「言ってろよ!!そのクソみてえな不細工頭を血塗れにしてやるぜ!!」

さて、ハンターギルドは正直言って僕の思っていたのと全然違った。
うん、実はこんな感じのバイオレンスな世界を想像していました。でも仕方ないよね?だって僕の知っているハンターといえば、ケルネで会ったあの三人組だけだったから。

(マーガレットさんとアンナさんの話を聞いてたから想像と違うのは分かってたけど………良かったぁ…)

どこかのお屋敷かと思うような大きなレンガ造りの建物はうらぶれた酒場とは全然違う。入り口の大きな扉はずっと開いていて開放的だし、ちらっと見える建物の中も清潔そうだった。

「よおし!行くよ!」

僕は気合いを入れ直して入り口の大きな扉をくぐった。

(へぇ…)

左右を見れば食堂や道具屋さんや武器屋さん、素材屋さん、それになんだかよくわからないお店があって、ハンターらしき人達と商人達が談笑している。
僕の想像の世界とは違ったけど、武器を持った人もたくさんいて表通りとは別の世界のようだった。

僕がキョロキョロしながら先を歩くと、後ろからラルフも物珍しそうに周囲を見ながらついてきた。

(とりあえず最初は受付だよね)

奥にカウンターがあって眼鏡の女の人が立っているのが見えた。

(あそこかな?)

僕は周りを見るのをやめてまっすぐそちらに向かう。近づいてみるとカウンターの前には順番待ちの列ができていた。

「ラルフ、こっちこっち」

僕らも列に並ぼうと最後尾に向かった。すると、前に並んでいた人が順番を譲ってくれた。

「ありがとうございます…?」

僕らが新人だから譲ってくれたのかな。みんな優しい!深々とお辞儀して笑顔でお礼を言うと、次に前に並んでいた人が順番を譲ってくれた。

「すみません、ありがとうございます!」

にっこり笑ってお辞儀をする。

(??)

そして譲ってくれた人達はちょっと顔を赤らめて僕達を遠巻きに見る。

(???)

そんなことを繰り返していると、よく分からないままに僕らはカウンターまでたどり着いてしまった。

カウンターの女の人は遠目に見ても美人だったけど、近くで見るともの凄い美人だった。身長も僕より高いしスタイルもすごく良い。カチッとしたスーツがよく似合っていた。

「あ、あの…」

「はい。どういったご要件でしょうか?」

女の人はちょっと事務的に言いながら僕らをジロジロと値踏みするように見た。

「えっと、ギルドに入りたいんですけど!」

何か問題があるのかな?ちょっと不安になりつつも、なるようになれ、とばかりに勢いよく言ってみた。

「へっ?」

そうしたら、女の人が顔に似合わない裏声を出すもんだからむしろ僕がびっくりする。

「ハンターギルドに入れてもらうことはできますか?」

もう一度聞くと、なんとか体勢を立て直したようで、元の口調に戻った。

「い、依頼ではなく、仕事がしたいというわけですね?」

「はい」

(あっ、渡さないとっ)

「あっ、ちょっと待ってください」

そう言ってラルフに持ってもらっていたカバンから町長さんの手紙を取り出す。

「えっと、これを渡すように言われたのですが」

女の人はしっかりと封をされた手紙の差出人の名前をチラっと見る。

そして、「少々お待ちください」と言って席を立った。

『しーん』

静かなギルド、皆の目が僕らに注いでいる。

(やっぱりちょっと居心地が悪いかも…)

そう思っているとさっきの女の人が眼鏡をかけた男の人を連れて戻ってきた。

「お待たせしました」

そう言うと今度は男の人が口を開く。真面目そうな痩せた男の人だった。

「初めまして、ロゴス支部の支部長代理をしているアーバインと言います。お手紙を読ませていただきました。こちらへどうぞ。もちろんあなたも」

ラルフも一緒に応接室のようなところに案内された。

「えっと、僕が葵・御門、彼がラルフ・シルバーです」

「ええ、あなたはサムライだそうですね。2日間に灰狼を少なくとも18体、黒狼を7体、それに銀狼を1体倒したと。間違いないですか?」

「いえ、銀狼は追い返しただけです」

「ふむ。正直ですね。良いでしょう。一応メロヴィング商会にも確認を取りますがよろしいですか?」

「はい」

「それと…」

アーバインさんの視線がラルフの方に向く。

「ラルフさんはアオイさんの仲間ということでよろしいですか?」

(そっか、町長さんの手紙には僕のことしか書いてないもんね)

「はい、彼も一緒に登録したいんですけど大丈夫ですか?」

「ふむ…わかりました。それでは明日の朝8時にまた来てください」

「はい」

僕らが受付に戻るとさっきよりも少し人が増えているみたいで、その人たちの視線が僕らに注がれる。

いたたまれなくて僕は早足で外に出た。

「ラルフは何か見たいものとかある?」

「いや、特にないな」

「じゃあ一旦銀狼亭に戻ろうか?」

◆◆◆◆◆

「人がたくさんいるなあ。ケルネと全然違うよ」

僕はギルドから銀狼亭の部屋に戻ってから、やることがなくて窓から外を眺めていた。ラルフはベッドで寝ている。
この宿はハンターギルドにも近いせいか、日暮れが近づくにつれ人通りが増してきた。

ハンターは夕方帰ってくるらしい。戦利品を持った人や怪我をしている人もいる。
そして近くの酒場から笑い声も聞こえるようになってきた。

(「ねえ、村正?」)

僕は頭の中で村正を呼ぶ。

(「ん?主殿、どうかしたかえ?」)

(「村正が今日は静かだから」)

(「うむ、この間無理をしたせいでちょっと休んでおったのじゃ」)

ラルフとの戦いで無理して出てきたって言ってたことか…。

(「ごめんね、無理させちゃったみたいで」)

(「大丈夫じゃ、昨日も銀狼の精をもらったからの」)

(精をもらう?)

(「ねえ、もしかして、その、あの…精液で村正は元気になるの?」)

(「言うておらんかったかの?妾の力の源は男の精じゃ」)

(だから体が女になったのか…)

発情するのもさせるのもそのためだったのかと変なことに納得する。

(「ちなみに他の刀もそういうのあったりするの?」)

(「うむ。怒りを力の源にするものや、変わったものなら人と同じように食事をするものもあるとか」)

(「ふーん」)

刀がお箸でご飯を食べているところを想像して僕はなんだか笑ってしまった。
それから人が歩くのを眺めていると村正がまた話しかけてきた。

(「主殿、暇そうじゃな」)

(「うん」)

(「では、我が力を使いこなす訓練をしてみてはどうじゃ?」)

(「例えばどうすればいいの?」)

(「簡単じゃ。五感を集中させるだけじゃ」)

村正の力を使いこなすのがこの旅の目的だし、僕はのんびりするほど疲れてもいない。

(村正の言うとおりかも。ぼんやりしているのはもったいないよね)

そう思って僕は窓の外を見ながら五感を集中する。

目に意識を集中するとこれまで見えていた世界が急に変わった。
前の建物のレンガの細かいひび割れや歩いている人の服の染みまでしっかりと見える。

次に耳に集中すると、単に遠くの音が聞こえるだけでなく、ざわついていた街の雑踏の中から特定の声だけをはっきりと聞き取ることもできる。

「今日ギルドに」

色んな声の中で『ギルド』という単語が出てきたので注意して聞いてみることにした。

「すげえ可愛い娘が来たって知ってるか?」

「ああ、もう何度も聞いたよ。もうギルド内で知らねえやつなんていないんじゃないか?」

(へぇ、そんなことあったんだ。僕らの後に来たのかな?)

「明日も来るらしいから俺、明日は休みだけどギルドに行ってみるよ」

(ふーん)

「一緒に見に行こうぜ」

「いや…俺は明日は討伐だ」

「討伐?お前も休みだって言ってなかったか?」

「ああ。それがどうも緊急の依頼があったらしい」

「緊急?」

「ウィリアムさんの様子では相当やばい案件かも知れない」

「俺には来てないってことはBランク以上ってことかっ、まっ、Bランク様はおいしい思いをしてるんだしそれぐらいはやっても罰は当たらんさ」

それから『ギルド』に関するいろんな声を拾ってみたけど、可愛い娘の噂がほとんどだった。どうやら礼儀正しく目がクリクリしていて背はそんなに高くないけどスタイルは良いらしい。

そんな風にして15分ほど力を使っていると、どうも股間がムズムズとしてきた。

(あ……もう止めないと…)

森の泉では周りに人もいなかったから声とか気にしなくて良かったけど、ここだと隣の部屋にも人はいるし…なんて考えていたら無駄に恥ずかしくなってしまった。

「んん…ああんっ♥️」

もう止めよう、そう思ったその時、突然耳元で喘ぎ声が聞こえてきて思わずその声に意識を集中してしまった。

「だ、ダメです…レオン様ぁ♥️」

「くっくっくっ、もう勤務時間は終わったんだろ?」

女の人は甘えた口調だけど、なんとなく聞いたことのあるような気がするなあ。

「だけど…こんなところで…アーバイン様に聞かれてしまいますぅ…♥️」

アーバインさんと言えば今日ギルドで会った真面目そうな男の人だ。支部長代理って言ってたからこのレオンさんっていうのもギルドの偉い人なのかな?

「聞かせてやればいいじゃねえか…それに、そんなに嫌ならお前が声を抑えろよ」

「あんっ♥️♥️そんな、の…むりぃっ、知ってるくせにぃっ♥️……んっああっ♥️♥️」

『ぴちゃっ、ぴちゃ、んはぁ♥️…ちゅぱ…』

耳に集中した僕にはキスをしているのが映像で見ているかのように分かる。

『プチ、プチ』

これはボタンが外される音だ。

「ああ…手を…んあっ♥️あっ、そこはっ♥️♥️」

「お前はここが好きなんだよな?そら、ここは何て言うんだ?」

「やあん♥️♥️恥ずかしぃ♥️♥️♥️」

「いいのか?言わないんならやめちまうぜ?」

「やっ、やめないで♥️♥️」

「言えば続けてやるぜ?」

「……ち…くび…です♥️♥️」

男の人に無理矢理恥ずかしいことを言わされた女の人だけど、なんだか嬉しそうに聞こえる。

「どうして欲しいんだ?」

「あんっ、いじわるぅ♥️…触って、摘んで欲しいの…♥️♥️♥️」

そう言うと女の人の喘ぎ声が一段高くなった。

「いいだろう」

「やんっ♥️♥️んあっ♥️♥️」

まさに今、乳首を弄られてるんだ。なんとなくブラジャーのカップで僕のおっぱいの先も擦れたような気がした。

(んっ、こんな声聞いてるから…それに、こんな盗み聞きなんて良くないよ…)

そうは思うけど、やめられない。

「んっ♥️んんっ♥️むぐう♥️」

女の人の声が急にくぐもったような音になった。

(これは手で口を押さえているのかな?)

「ん♥️…んっ…♥️んあっ♥️♥️」

「ほお、我慢すんのか?くくっ、意地でも啼かせたくなるぜ」

男の人がそう言うと、ブラウスを広げる衣擦れ音がした。

「やんっ♥️こんなところで♥️♥️」

『プツッ』

(ん?これは何の音だろう?)

僕が考えていると答えは女の人が教えてくれた。

「やっ、ブラは外さないで…あっ♥️だめよっ♥️♥️…そんな揉まれたらぁっ♥️♥️」

深い吐息に掠れたような声が混ざる。男の人の吐息も荒くなってきて、二人の喘ぎ声と荒い息が耳元から聞こえてくる。

まるで耳に息を吹きかけられるような錯覚に僕も下半身から力が抜けてしまった。
立っていられなくなって、気がつけば僕は窓枠に腕を載せて体を支えて、太ももを擦り合わせていた。

『ぴちゃ』

水の音がした。

「おい、もう蕩けてるじゃねぇか」

「あんっ♥️だってぇ、レオン様が触るからっ、んっ♥️んああっ♥️♥️」

やっぱりどこかで聞いた声だなあ、と考えていたら不意に思い出した。

(ギルドのカウンターにいた女の人だっ)

頬が一気に熱くなる。

(あんなに真面目そうな人なのに…)

知っている人の行為だと分かって、いけないことだと思いつつもますます興奮してしまった。

『ぐちゅ、ぐちゅ』と卑猥な音が耳に響く。

二人の痴態にあてられて、僕の興奮もどんどんエスカレートしてくる。

(我慢できない…ちょっとだけ…)

右手でショートパンツのボタンを外して、手を入れると僕のパンツもぐっしょり濡れていた。

(あ…♡)

「やんっ♥️焦らさないでぇ♥️♥️」

向こうの二人はさらに盛り上がりを見せる。

「そら!おねだりしてみろよ!」

「いやんっ、恥ずかしい♥️」

「ならここまでにするぞ?いいのか?」

「そ…それは…あの…」

「わかった、やめるか…」

「やだっ♥️だめっ♥️あのっ、クリトリスを弄ってくださいっ、指を…オマンコに入れてくださいっ、あっ♥️♥️♥️そこっ♥️♥️♥️気持ちいいっ♥️♥️♥️」

その言葉に合わせるように僕の指も割れ目の上の突起を弄る。

(んんっ♡)

声が出そうになった僕は窓から外を見ていたのを思い出して慌てて唇を噛んだ。

「中がっ♥️ゴリゴリされてるぅっ♥️♥️あっあっあっ♥️♥️」

(…こんなの聞かされたら……我慢できない…♡♡)

僕は口を手で押さえて、股間に入れた指を膣に入れる。

「ふぁぁぁぁっ♥️♥️ふぁっ♥️…あんんんっ♥️♥️」「はあ♡はあ♡はあ♡はあ♡」

女の人の声と男の人の息遣いが脳に響く。
と、その時、ショートパンツが後ろから下ろされた。

「えっ…あっ」

振り返るとラルフが僕の後ろに立っていた。

「葵、俺もあてられたようだ」

そう言って後ろから僕の割れ目に指を挿入してくる。

「あっ♡だめっ♡窓を…っんん♡♡」

声を我慢する自信がなくてお願いしたけど、ラルフは窓を閉めるのを許してはくれなかった。

「んんんっ、ふぅんっ♡あっ♡んっ♡ふっ♡ふっ♡…」

激しく膣中を擦られると腰から力が抜けて、僕は床にぺたんと座り込んでしまう。

「俺のものも慰めてくれ」

耳から聞こえてくる声はレオンさんの声。僕に言った訳じゃないのは分かっている。だけど、僕の手はラルフの股間に吸い寄せられるようにして触れた。

(おっきくなってる…)

「出してくれ」

股間から熱く激ったオチンチンを取り出すと、おっかなびっくり握ってみる。

「おおっ、いいぞっ」

まるで僕が言われているみたいな気分になって手の中のオチンチンを見る。

(熱い…それにすごい固い…)

僕がじっくり観察していると耳慣れない音が聞こえてきた。

「ちゅ…ねろ…んぐ…」

(この音は…?)

「はむ…ん…チュポ…」

「いいぞ…お前の口の中は熱いな」

(口に入れてるのっ?)

「ぴちゃ…ん…ねろ…おいし…♥️」

『ゴクリ』

僕は目の前の隆々と勃起した肉棒を見つめて唾を飲み込んだ。

(これ…おいしいんだ…)

僕は目を閉じて舌先を伸ばす。

「うっ」

ビクッと肉棒が跳ねた。

(なんか…不思議な感じ…)

味自体はそんなにおいしいとは思えないけど、止まらない。まるで犬になったみたいに四つん這いになって根元から舐め上げた。

それから目を閉じて、ゆっくりと肉棒の先を口に含んだ。

「葵…おお…」

ラルフの口から呻き声が出る。

上目遣いでラルフの顔を見ると目が合った。ラルフの手が僕の頭にのせられる。

「いいぞ、もっと奥まで頼む」

僕はそのまま口の奥まで飲み込んだ。

「ん…ぐ…レロ…♡」

息苦しいせいか頭がぼおっとする。

「ギュポッ、ギュポッ、チュポッ♡…ん…♡♡」

「よし、そろそろいいだろう。立って後ろを向け」

もうレオンさんの声なんだかラルフの声なんだか分からない。
だけど、僕はその声に従って立ち上がると窓枠に腕をのせてラルフにお尻を向けた。

「もっと腰を突き出せ」

「ん…♥️♡」

背中を反らせるようにしてお尻を上げる。

「いいぞ」

その声とともに、濡れそぼった入口に肉棒の先が押し付けられ、一気に貫かれた。

「「あっんんんんんっ♥️♡♥️♡♥️♡」」

最初の声が重なる。

(いけないっ)

僕は自分がどこにいるのか、現実に戻って慌てて下を見た。数人がキョロキョロしているくらいでバレてないみたい。

「ああああっ♥️レオン様ぁっ♥️♥️思いっきり突いてくださぁい♥️♥️♥️」

向こうの女の人の方はというと、周囲も気にせずあられもない声を出している。それに対して僕は声を出さないように耐えるしかない。

「いくぞ、壊れるなよっ」「はぁい♥️んっ♥️あっ、あっ、あんっ♥️あっ、やあっ♥️あっ♥️」

こんなやりとりがまるで僕のすぐ隣で行われているように聞こえるのだ。

(気持ちいいんだ…僕も…)

僕の理性にも限界を越える。

「ラルフ…お願い♡…強くしてぇ♡♡」

恥ずかしげもなく腰を揺らして僕もおねだりをしてしまった。

「んんっ♡♡きたぁっ♡んんんっ♡こえ…でちゃうっ、あんっ♡どうしよっ♡んっ、んんっ♡♡♡」

ラルフとレオンさんの息遣いが両耳から聞こえる。まるで脳まで犯されているみたいだ。

(こんなの…無理っ、おかしくなるっ♡おかしくなっちゃう♡)

太く固いオチンチンに擦られ続けて何度も目の前が白くなった。

(ああっ♡すごいっ♡こんなの…いつまで続くのっ♡♡)

耳から聞こえてくる女の人の声も切羽詰まったものになっている。

「んっ、だめっ♡もう…いきそ♡…ラルフ…いきそ…だよ、イクっ♡イクよっ♡んんんっ♡♡♡」
「あっ、レオンさまぁっ♥️イっていいですかっ♥️あっ♥️ふかいっ♥️だめっ♥️イクっ♥️あっ、イキますっ♥️♥️」

二人の声がシンクロしたその瞬間、僕は大きな波にさらわれた。

「んんんっ♡♡んぁぁぁぁっ♡♡んっんんっ♡♡♡♡」
「あっ♥️♥️やっ♥️♥️ぁぁぁあああああっ♥️♥️♥️」

僕がイクのに合わせて膣奥に熱いものが溢れる。そして、それによってさらに深い絶頂に引きずり込まれる。

「「んぁぁぁぁああっっっっ♡♥️♡♥️♡♥️♡♥️」」

背中を大きく反らして絶頂が通り過ぎるのを待つ。ビクンッビクンッと体が時おり痙攣した。

「あ…♡」

弛緩した口から涎が垂れた。
下を歩いている人にかかっちゃった。
その人は上を一瞬見上げたけど、日が落ちて暗くなっていてお陰で僕に気づかなかったみたいでホッとした。

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