10周目 9月25日(土) 午後6時30分 島津政信
湯気で曇ったお風呂の中。湯船に肩まで浸かった私はお風呂の縁に腰かけたタッちゃんにご奉仕をしているところだ。
「タッちゃん、ろぉ?ひもひいい?」
フルートを吹くようにタッちゃんのおちんちんに唇を這わせる。
「おお…、エエでえ。気持ちエエ、何度もやってもろたけど最高や」
私はおちんちんに唇を押しつけ、ネロネロとねぶる。
「うーん、熱心だし、何より愛を感じるねえ」
健さんが私とタッちゃんの姿に目を細めた。
「んちゅ、ネロ、ネロ…」
「ひひ、健さんも楽しそうですやん。ラブラブやないですけど」
健さんは健さんで跪いた亜紀の前で仁王立ちしていた。洗い場に敷かれたマットの上で健さんの太いおちんちんを咥える亜紀はスクール水着姿だ。そして、その水着が不自然にテカテカと光っているのは先ほどまで敷かれたマットの上でローションプレイをしていたから。
「ふふ、亜紀はこういうのが好きなんだ。美紗の前で男のチンコをしゃぶらされるのが興奮するんだよ」
「んぐっ、ング…」
頭を押さえつけられた亜紀は恨めしそうに健さんを咥えたまま見上げた。だけど、さっきまでローションまみれで啼かされていたことから考えても、健さんの言う通りなのかもしれない。
「権田さんは心の中では嫌がりながら、体だけ感じてしまう女もいいと思わないかい?」
「うーん、せやなあ。分かるけど、一回ラブラブを味おうてしもたら断然こっちのがエエな。ミサミサもラブラブがエエよな?」
ちょうど顔を傾けておちんちんの裏に舌を伸ばしかけていた私が頷くのを見てタッちゃんが鼻の下を伸ばした。
さらにタッちゃんの視線がネットリと止まっているのに気がついた私は湯船から上半身を乗り出す。
そしてそのまま覆い被さるようにして、二つの胸の間に黒い肉棒を挟みこんだ。
「おおうっ、ミサミサ、よう分かったなあ」
ますます鼻の下を伸ばして笑うタッちゃんに笑顔を返して私は胸を外側から両手で挟んで体を上下させた。
『チャポン、チャポン』
体を揺らすたびにお湯が波をたてる。
「んっ…ん…」
胸の先っぽは両手で絞られて痛いくらいに感度が上がっていた。
そして、実は先ほどから胸の先っぽをわざとタッちゃんに擦りつけるように私は動いていた。タッちゃんを気持ちよくするためではなく、私自身の快感のために。
(毛が乳首に絡んで…んっ、あっ)
「ひひっ、ミサミサはエロいなあ。ワシのチンポ挟んで気持ちようなっとるんか?」
「そっ、なんでっ?」
(バレてたのっ?)
恥ずかしい。でも、赤くなった私にタッちゃんが笑った。
「エエんやで。もっとエロい顔見せてえや」
言われなくても、自分で止めることはできない。
「んっ、ふぅぅっ、…んっ、ふっ、くぅっ」
むしろバレたことで声を抑える必要もなくなった。
「はぁっ、んっ、はぁっ、ぁっ、はっぁぁ」
お風呂の中に甘い喘ぎ声が反響する。
「んっ、はっ、んっ…」
『チュッ、チュクッ、チュクッ』
そんなとき、ふと、私の喘ぎ声でもお湯の音でもない粘着質な音が耳に入ってきた。
(…んぁ?)
不思議に思って見下ろすと谷間からニョキッと飛び出したおちんちんの先があごの下にあった。
ほんの目と鼻の先でおちんちんの割れ目がパクパクと開いている。そして開閉するごとに割れ目からは透明の粘ついた液が湧き出ているのだ。その溢れた粘液はおちんちんの幹を伝って胸の谷間に滴る。
「ぁ…」
(すごい…)
私の吐く息に混じる湿り気が増した。
「ふぅ、はぁ、ぁぁ…」
じっくりと見つめると時折ピクピクと動くのがなぜか可愛らしく見えてくる。
『トロォ』
見つめる先で、今度は糸を引いておちんちんの先っぽに粘液が落ちた。
「んっ…?」
唇と繋がっていた糸がプツンと切れると同時に我に返った。
「…ぁ…」
粘液は私の半開きの口から滴り落ちていたのだ。
「おほおっ」
同時に、私の涎を見たタッちゃんの興奮したような声がお風呂に響いた。
「やぁんっ」
これではタッちゃんから私がおちんちんを欲しがっているように思われてしまったに違いない。
(間違ってはいないんだけど…)
正直すぎる体に耳が熱くなった。
「欲しいんやったら舐めてもええねんで。これはミサミサのもんやねんからな」
タッちゃんが腰をつき出すようにするとさらにおちんちんが私の唇に近づく。すると、口の中で涎がますます湧いてきて、舐めたい、舌で、唇で可愛がってあげたいという気持ちが湧きあがる。
(ほしい…先っぽを舐めたい…ネチャネチャの汁を飲みたい…)
目はおちんちんから離せない。そして狂おしいほどの欲求は我慢できないレベルに到達しようとしていた。
「エエんやで?」
タッちゃんの言葉は嘘だ。「舐めてもいい」じゃない。「早く舐めろ」と急かすようにパクパクと割れ目が動いているのだ。
(いいの…?)
タッちゃんが大きく頷いた。
私は躊躇いもなく大きく唇を開く。胸で固定して、おちんちんの先を一気に咥えこんだ。
(おっきぃ…)
タッちゃんが口の中に入ってきたとたん、子宮が疼いて下半身から力が抜けた。
「おおうっ」
私は上下に体ごと揺すりながらタッちゃんの顔を見つめる。
「ほんまにうまなったなあ」
頭を撫でられ、褒められた私は亀頭を伝って涎が胸の谷間に溜まるのも構わずご奉仕を続けた。
『ヂュプッ、ギュポッ、ヂュプッ、ヂュプッ、ギュポッ、ヂュプッ』
「うっ…そろそろ…」
私は口を離した。
「ぷはっ、ちょうらい」
ずっとご奉仕を続けていたせいか舌がうまく回らない。
「どこに欲しいんや?」
「口れも顔れも…タッちゃんの好きなとこにかけていいよ」
ぐぐっとさらに大きくなるおちんちん。
「風呂を汚したらあかんから飲んでもらおか?エエか?」
私はタッちゃんを見つめながら胸をさらに強く押さえておちんちんの先を強く吸う。
「おっ、おおっ、ミサミサっ、そんなにつよしたらあかんっ、おっ、イクっ、イクでっ、んおっ、おっ、イクでっ」
(んあっ、まだおっきくなるぅ…)
体積を増し続けるおちんちんで口の中が一杯になった。
(くるっ)
「飲んでやっ」
タッちゃんの切羽詰まった声も可愛い。お願いされると応えてあげたくなる。頷いたその瞬間、口の中にタッちゃんが爆発した。
「んんっ」
(すごい量…)
一気に飲み込めそうもない。私は一旦口の中に溜めて、それから少しずつ飲み込んでいった。
(あたまがくらくらする…)
男の匂いに酔って体の芯が蕩ける。足腰が立たない。
「権田さん、邪魔をしてすまないが…。美紗、こっちを見てくれ」
健さんの声にゆっくりとその方を見ると、健さんのおちんちんを飲み込んでいる亜紀の横顔があった。
「んんっ、んっんんんっ」
チラッと私を見た亜紀の顔が真っ赤に染まる。
(亜紀…興奮してる…)
私には亜紀の感覚が手に取るように分かる。体の奥がなんだか足りないような感じがして、それを満たしてほしくてキュンキュンするんだ。
「くくっ、美紗に私の精液を飲むところを見てもらうんだっ、そらっ、イクぞっ」
健さんが亜紀の顔を固定して腰を震わせた。
「んググググっ」
亜紀も口の中にドロドロの精液を注ぎ込まれているのだろう。だけど、苦しそうな表情に愉悦が混じっていた。
ブルッと亜紀が体を震わせる。
それを見ていると私もさっき味わったばかりの感覚が甦ってきて体の奥が疼いた。
「ザーメンを飲んだだけでイッたか」
「んっ、くっ、イッてなんて…」
健さんはタッちゃんよりも意地悪だ。亜紀はふらふらと立ち上がった。
「クク。強がりは美紗の前だからか?」
そう言って入れ替わるように寝そべった健さんが亜紀に跨がるように命令した。
「そら。これで7発目だ。あと23発、急がないと終わらないぞ?」
「うぅっ」
ゆっくりと跨がって亜紀が自分の膣内に健さんのおちんちんをおさめていく。
私からも亜紀の指がおちんちんの先を掴んで、割れ目にピタリと合わせるのが見える。
ブルッと一度震えたのはきっとこれからもたらされる快感を思い出したんだろう。
「んっ、くぅっ」
(入っていく…)
隣のタッちゃんに寄り添って私は腕に手を絡ませた。
「ミサミサ?」
何も言わず、ぎゅっと腕を抱き締めると胸を押しつけた。
「よっしゃ、ワシらもやろか」
私は頷いて湯船の中に座るタッちゃんを跨いだ。
◆◆◆
10周目 9月26日(日) 午後4時00分 門田
「う…」
バスに乗り込んだ門田は声が出なかった。バスの中にはたくさんの男達。
『プシュー』
後ろで扉が閉まる。
「どうしたんや?門やん、もっと中に来るんや」
権田さんの声は一番後ろから聞こえた。
「あっ、はい」
意味が分からないままに生返事をして数歩進むと、男達の壁の向こうにショートヘアの女の子が見える。
ブレザーを見れば、この学園の学生であることは分かった。だが、そのはだけた制服は普通ではない。
(あれ?俺は夢見てるわけちゃうよな?)
門田は回らない頭で自分が現実にいることを何度も自問する。
(そうだ、俺はクレーム処理をし終えて…)
門田はつい30分前までネチネチとした嫌味に愛想笑いを返していた。
(帰ったらエロサイトでも見て、抜いて寝よか)
そう思いながら歩いていたところ、1時間ほど前に自分を追い抜いて走っていったスクールバスが再び門田の脇を通りがかり、そして止まったのだった。
(あれ?あのバスは…?)
見慣れたスクールバス。門田も納品している学園のバスだから見間違えようもない。
『ヴヴ、ヴヴ、ヴヴ』
その時、ワイシャツの胸ポケットに入れていた携帯が震える。
(?)
立ち止まって開くと、権田さんからのメッセージ。そこには不思議なことがかかれていた。
『バスに乗ってくれ。損はさせへんから』
(送ってくれるんかな?)
このバスの運転手も権田さんも門田は知っていた。同じ関西出身ということもあり仲良くしてもらえている。もっとも、趣味が同じだったということの方が仲良くなった理由なのだが。
(ありがたい)
歩いていたため、額からは汗が落ちる。門田は急いでバスのステップに足をかけたのだったが…。
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