3周目 9月24日(金) 午後8時30分 高樹美紗
アタシは部活帰りに島津に会うため家に来た。
真っ暗な家、人の気配が感じられない。
『ピーンポーン、ピーンポーン』
何度呼び鈴を鳴らしても返事がない。
まさか寝ているのだろうか。
アタシは合鍵を使ってドアを開けた。
シーンと静まり返った家。島津はいるのだろうか。
嫌な予感がする。
アタシの部屋まで焦って走る。
扉を開けると、悪い予感の通り誰もいなかった。
(まさか…痴漢は退治したし、一体どこへ?何があったの?)
何度も電話をかけるけど、やっぱり電話に出ない。
アタシは急いで家を出た。
◇◇◇◇◇◇
9月24日(金) 午後8時30分 島津政信
『パンッ、パンッ』
「やあんっ、あっ、あっ」
「どうだ?気持ちいいのか?」
近隣のお嬢様学校のセーラー服を着せられて私はヤスに後ろから犯されていた。
ヤスはどうやらお嬢様みたいな私を支配するようなセックスが好きみたいだ。
嫌がって罵ると喜ぶので、敢えて抵抗する振りをする。
「やだっ、気持ちよくないっ、ああんっ、やめてぇっ、汚いぃっ」
「その汚いのでヨガってるのは誰だよっ、ほらっ、気持ちいいって言えよっ」
「ああっ、やだっ、汚いのに犯されて気持ちいいなんてぇっ」
「うわっ、締めつけが急にっ」
私も女の子がガラの悪い男に犯される設定に興奮し始める。
『ガチャッ』
「あんっ、やあっ、汚いよぉっ」
「どうだっ、気持ちいんだろ?」
私たちが体をぶつけ合っている横から耳慣れない声がした。
「おう、ヤス、楽しそうな事してんな」
ヤスの動きが急に止まる。
「やぁん…どうしてぇ?」
私が振り返るとヤスが横を向いていた。私もそちらに目を移すと見知らぬ男がいた。
「きゃっ」
「ああっ、アツシさんっ、珍しいっすね」
アツシさんという男は丸坊主のガタイのいい男だった。
「サトルが珍しく女に入れ込んでるって小耳に挟んだんで来てみたぞ」
後ろに見えるサトルの顔が見えたが、普段の能面の中に焦りが見えた気がした。
「…なるほど。確かに綺麗な顔をしてるな。これならビデオでも撮れば結構いい儲けになるぞ」
(ビデオ?儲け?)
私の顔から血の気が引く。
ヤスの目が私をチラッと見る。
「えっ、いや、アツシさん…それは…」
「わはははっ、ヤス、お前惚れてるな?」
アツシさんは豪快に笑ってサトルを指さす。
「これは三角関係だな、わはははっ」
「ええっ、いや…あれ…?」
私とヤスの目がサトルに集まる。
「いや…」
今度はサトルが言葉を濁した。
「だが二人共分かってるな。この部屋では特別扱いは無しだ」
アツシさんが着ていたシャツを脱ぐと筋肉むき出しの体が姿を現した。
「あんっ」
ヤスが名残惜しそうに私から肉棒を抜く。
「サトル、お前も参加しろ」
ヤスと二人の時は偉そうなサトルもアツシさんには頭が上がらないようで、何も言わず服を脱いでベッドに近づく。
私はベッドに寝転がったままこれから何をされるのかとドキドキする。
「まずはフェラでもしてもらうか」
そう言ってアツシさんがベッドに腰掛けた。
私はベッドから降りて床に座る。
(おっきぃ…これ…バイブより…)
太い幹には血管がめぐらされて、亀頭が少し持ち上がっている。
「さあ、舐めろ」
私は顔を近づける。
(二人よりも匂いが濃い…)
幹を握ってペロっと亀頭を舐める。
(口に入るかな?)
幹の下から亀頭の裏にかけて舐め上げる。
「おう、気持ちいいぞ」
アツシさんが気持ちよさそうに目を細めた。
何度も舌を這わせて、次に亀頭を咥えた。
(やっぱりおっきい…)
舌を口の中で動かして亀頭を愛撫する。
「もっと奥まで入れてみろ」
言われるがままに奥まで入れようとするけど全然入りきらない。
『ジュポッ、ジュポッ』
激しい音を立ててフェラチオをする。
目の前が涙で滲んできた。
「こっちを見ろ」
そう言われて上を見る。
するとこれまで余裕のあったアツシさんの目に獣欲が宿ったように感じた。
「サトル…確かにこの女…男殺しだな」
「えっ?どういうことっすか?」
ヤスが尋ねる。
『ジュポッ、ジュポッ…』
私は太い幹に舌を這わせるようにしながらしゃぶり続ける。
(太い…こんなの入れられたらどうなっちゃうんだろう…)
想像するだけで私の奥から溢れ出る愛液が床に垂れる。
「ああ、単に顔が綺麗なだけじゃねえな。犯して自分のものにしたくなる何かを持っていやがる」
アツシさんの目が私を欲しがる男の目になった。
「えっ…まさか…?」
ヤスが敏感に何かを感じ取ったのか動揺している。
「よし、入れるぞ。足を開け。」
ヤスには答えず、私に命令するアツシさん。
「はい…」
ベッドに寝転がると足を広げて膝の裏に手を回す。
「もう準備は十分か、入れるぞ。力を抜け」
その言葉とともにぐっと体の中心が開かれる感覚。
「んんっ…おっきぃ、あっ、だめっ、裂けるっ」
「大丈夫だ、力を抜け」
「あっ、やだっ、入ってくるっ…えっ…どこまでっ、あっあああっ、だめっ、それ以上はぁっ…んんんっ苦しいっ」
裂けはしなかったけど、私のお腹がいっぱいになった感じがして息をするのも苦しい。
お腹がちょっと膨らんでるんじゃないかって思うほどの大きさだった。
そのままグッと腰が押される。
「あっ、ああっ、奥が…苦しいっ」
「俺が奥を開発したら普通のセックスじゃ満足できなくなるぞ」
アツシさんの言葉も今の私の耳には届かない。
「おっ…おくっ、グリグリだめぇっ、ああっ、くるっ、きちゃうっ」
奥を押しこまれる感覚にカラダが激しく痙攣する。
「イッ…くぅっ」
「こんなもんじゃないぞ」
アツシさんはさらに奥をゴンゴンと突いてきた。
「きゃぁぁんっ…おくばっかり、くるしいっ、ああっ、またイクぅっ」
挿入されてすぐなのに、もう何度イったのか分からない。
「おっ、子宮が下りてきたな、これから天国を見せてやる」
そう言って腰をねじ込むような動きに変わった。
「あっ、はぁああああんっ…だめぇっ、ああんんんんっ、もうっ、ダメになってるのぉっ、あああっ、ゆるしてぇっ」
「はっ、はっ、はっ」
アツシさんも激しい息遣いに変わる。
「おいっ、美紗っ、どこでイって欲しい?」
「ああっ、膣中、なかにきてぇっ、アツシさんの精液でいっぱいにしてぇっ」
「よしっ、子宮の中をいっぱいにしてやるっ、俺以外では満足できなくしてやるからなっ」
「はいっ、アツシさんのものにしてくださいっ」
私はアツシさんの首に手を回す。
アツシさんの舌を受け入れた。
『んっちゅうっ…ちゅぱっ』
足をアツシさんの腰に回して抱き合うようにして最後の瞬間を待つ。
「キスをした途端に締まりが良くなった…うおぉっ、これはっ、イクぞっ」
「ああっ、きてぇっ」
ずっとイキっぱなしになったカラダが激しい痙攣とともにギチギチにハマった肉棒を締め付ける。
と同時にカラダの一番奥に熱い精子が注ぎ込まれた。
「ふぁぁぁあっ…あっ、いっくぅぅぅうううんっ」
コメントを残す