6周目 9月23日(木) 午後3時 島津政信

9月23日(木) 午後3時 島津政信

『キー』

「凄かったなぁ、最後のトリックは気づいた?」

「いやあ、分からなかったな」

(んあ…?)

俺の意識が朦朧としている中、トイレのドアが開く音と一緒にいくつかの足音と話し声が聞こえてきた。

「あー、まだラストシーンが残ってるわ」

『チョロチョロ』と小便をする音が聞こえる。

(…ん…そっか…終わった映画があるんだ…あっ)

不意に俺の意識がはっきりとして自分の状況に気がついた。

(どうしようっ…ひゃんっ)

体の奥が刺激される感覚に頭を持ち上げて股間を見ると、まだ琢磨のチンコが入ったままだった。

「んんっ」

(ドアの向こうに人がいると思うと…)

体が敏感になったみたいで、いまだに硬いままで挿入されている琢磨のチンコを意識してしまう。

『ピクピク』

俺の中で琢磨のチンコがピクリと動く。そんな僅かな動きにも体が反応してしまった。

「ふっ、んんっ」

口に手を当てて声を押さえる。

俺の膣も琢磨を止めようとするかのように、包み込んで締め付けた。

「おお、締まる…まだイってないからそんなに締められたら…」

耳元で囁く琢磨の声にドキっとする。

(まさか…?)

「おっ、ますます締りがキツくなったな。そうだ…今動かしたら…どうなるかな?」

そう言って琢磨が少し腰を引く。

「ん…」

(声が…出てしまうっ)

俺は口を押さえた手に力を入れて琢磨を見つめる。

(お願いだから…今は…)

琢磨がニヤッと笑ったかと思うと『ぐちゅっ』と激しく腰を押し付けてきた。

「ふんんっ」

声を必死にこらえて顔を左右に振る。

(今はだめぇっ、バレちゃうからぁっ)

琢磨に目で必死に訴えた。

「おいおい、そんな目で見られたら、我慢ができなくなっちまうぜ」

『ヌル…』

再びチンコが抜けるギリギリまで腰を引く。

(またっ?ふぁ…だめっ)

琢磨の目が笑っている。

「声を出すなよ?」

『ジュコッ』

「ふっ、んんんっ」

(声がぁ…バレちゃうぅぅ)

緊張して全身に力がこもる。

「おいおい、すげぇ締めつけだぞっ、美紗は便所で犯されて感じちゃうんだな」

小声で琢磨が囁いてさらに激しい動きに変わった。

『ジュコッジュコッジュコッ』

「んっ、んっ、ふっ、んんん…」

俺は両手で口を押さえて我慢する。

(声が…もう…だめ…)

俺の我慢が限界に達した瞬間のことだった。

「あれ?なんか音がしないか?」

(バレたっ)

声と同時にピタッと琢磨の動きが止まる。

(どうしよぉ…)

『ジャー』

「おいっ…トイレに入ってる人が居るんだから…」

小便の後の水が流れる音がして、もう一人が嗜めるように言った。

(ほっ…よかったぁ…早く出ていってっ)

「でも…なんかさ…聞こえないか?ほら…………あれ?おかしいな」

それでもなかなか納得できないようで扉の前で足音がする。

(早くっ、早くぅ)

「美紗、お前、締めつけが半端ねぇぞ」

『ジュグッ…ジュボッ』

ズルズルと太い肉棒が押し込まれた。

「ふぁっ」

(今は…ダメだってぇ)

「ほら、何か聞こえるだろ?」

「いや、だからな…」

(バレるっ、バレるってぇっ)

『ジュコッジュコッジュコッ』

「んっ、んっ」

(だめっ、いくっ、イっちゃうっ、すぐそこに人がいるのにぃっ、あっあっ、いっっっくぅぅ)

涙がこぼれるのもお構いなしに動く琢磨の肉棒の前で体が痙攣して絶頂に達してしまった。

「さあ、行こうぜっ。腹も減ったし飯でも食おうぜ」

「あっ、ああ…」

(ふぅ…どうやらバレなかったみたい…)

『カチャ…キー』

ドアの閉まる音がすると俺は口に当てていた手を離して琢磨を睨んだ。

「ちょっと…バレたらどうするつもりだったのよ?」

俺の怒りを薄笑いを浮かべて琢磨が一蹴する。

「だけど、お前の中すげえ濡れてるぜ?見てみろよ」

そう言って見せられた結合部は白い泡が立っていた。

「なあ?本当に嫌だったのか?」

そう言いながらチンコを抜き始める。

(あぁ…抜かれる…)

何となく喪失感のようなものが俺の中に生まれた。

「なあ、どうだったんだ?」

亀頭が入り口付近まで抜かれる。

「答えないとこのまま抜いちまうぜ?」

(くそ…分かってるくせに…)

「あっ、あの…」

「ん?」

わざとらしく琢磨が俺の方を見る。

「えっと…」

「ぁの…」

「美紗が嫌なら仕方ないよな」

(…どうしても言わないとダメか…)

「いやっ……じゃない…」

恥ずかしくて最後は小さい声になってしまう。

「なんて?やっぱり嫌だったってか?」

(くそぉ…)

「いやじゃ…ないから…」

「ん?どうだったんだ?」

琢磨の顔はニヤついて、俺にその先を言わせようとしている。

「ふぁっ…だめ…」

入り口付近を焦らされるように擦られてピクピクとチンコを締め付けてしまう。

「あの…その…気持ち…良かった…から…」

「ふーん、で?」

琢磨は入口を擦るようにピクピクと動かす。

「いれて、欲しい…美紗の奥まで突いてっ」

琢磨はニヤっと笑った。

「じゃあよ…」

俺の耳元に唇を寄せると囁いた。

「ぇっ…そんなこと…言えない…ぉ願い…それは…」

「言えないのか?言えないなら帰るか?ほら、さっさと言えよ」

そう言いながらチンコが抜かれる。

(本気だ…くっ)

「言うっ、言うからぁっ……ぇっと……美紗は…その…人に見られるかもしれない場所で…琢磨のおっきぃオチンチンを入れられて、…イってしまった淫乱娘…です…」

琢磨の目が輝いたのを見て続ける。

「トイレの中で…美紗のエッチなオマンコに…もっとオチンチンを入れてグチョグチョにして…下さい…」

言い終わるやいなや琢磨が割れ目に亀頭を押し当てた。

「淫乱な美紗入れてやるっ」

『ジュゴッ』

「ふぁああっ」

奥まで一気に貫かれる。

(すごい圧迫感…)

「おらっ、どうだっ?声を出してもいいんだぜ?」

そのまま体重をかけて奥をグリグリと擦る。

「あっ、あっあっ、…おくばっかり…だめっ、声が、こえが出ちゃうぅっ」

『グチュグチュグチュ』

「あっ、だめっ、いやっ、だめっ、あっ、すごいの来ちゃうぅっ」

「イケよっ、俺もイキそうだっ、よしっ、本気を出すぞっ」

(まだ本気じゃなかったの?)

琢磨の動きがさらに激しさを増す。

『ジュゴッジュゴッジュゴッジュゴッジュゴッジュゴッ』

「はあぁ、あっ、あっ、ああっ、ああああっ」

「イクぞっ」

「イクのっ?出るのっ、あっ、だめっ、おっきくなってきたぁっ、来るのっ、きちゃうのぉぉぉっ」

『ビュビュビュビュ』

「膣中で潮をふいてるぜっ」

オチンチンを挿入されたまま噴いた潮が割れ目から漏れてお尻までベチョベチョに濡れる。

「さあっ、イクぞっ……うっ」

琢磨が腰を押し付けた。

「だめっ、奥にっ、きちゃうよぉぉっ…だめぇっ、イっちゃうぅぅぅぅぅっ」

俺の叫びと同時に琢磨が腰を抜いて、太ももにマグマのような精液がかかるのを感じた。