59.学祭初日② ロッカーの中で愛の告白
~遊視点~
「はぁ…はぁ…」
午前中は忙しい中何度もローターが振動して、最後の方はクラスメートから心配されるくらいだった。
受け持ち時間が終わると慌ててローターを外しにトイレに向かう。
だけど廊下は生徒や保護者などで溢れている。この姿だと男子トイレにも入れないし…女子トイレも混んでるし…
そうだっ…新聞部の部室に行こう。
新聞部の部室は文化部の部室棟の奥まった所にある。
今日は学祭なので部室棟は静かで人気がない。
「はぁ…」
まずは部室に入ってすぐの会議机にボクサーパンツを脱いでローターを出そうとした。
「んんっ…ふっ、ふっ」
立ったまま、指をおまんこに突っ込み掻き出そうとするけどなかなか取れない。
「んっっ、ああっ」
押し込んだ指がローターに滑って膣の壁を引っ掻く。さらに奥に行っちゃった。
「はぁ…もぅ…やだぁ…んっ、くっ」
人差し指じゃ届かないから中指に代えて再び突っ込むも取れない。膝が笑い始めて、立っていられなくなった。
パイプ椅子に浅く座る。その少しの刺激でも口から喘ぎ声が出てしまった。
「んあっ…はぁ…はぁ…」
息が苦しい。そっか…ブラジャーを取ろう。
ブラジャーを外すと一気に気分が楽になる。
もう一回…
「んんっ…ふぁっ…」
もうちょっと…
「ふっ、ううんっ、うんっ、あっ、あっ、あっ…んああっ」
『ゴトンッ』
ローターが床に落ちる。
「はぁ…はぁ」
目の前がチカチカする。のろのろと立ち上がって、パンツ、ブラジャー、ローターを隠した。
はぁ…はぁ…んっ…
パイプ椅子に再び座ってセーラー服の裾からおっぱいに手を伸ばす。
「んっ、ふぅ…はっぁああっ…」
昨日、一昨日と毎日先生にイカされて、今日も何度もイキそうになったせいで身体が敏感になってる。
乳首を触るだけで身体がビクンっと反応する。
さっきまで触っていたおまんこは既に愛液が溢れている。
スカートをまくっておまんこに手を伸ばしてクリトリスを…
『ガチャッ』
「えっ?」
目の前には和也がいた。
…どうして?
わたしの頭が真っ白になって、先に動いたのは和也だった。目が点になっているわたしに近づくと座っているわたしに覆いかぶさるようにしてキスをした。
「んんっ…ぷはぁっ、和也っ、いきなりぃ…」
「先輩?違うな。柚さんですか?」
和也の目がおっぱいとおまんこを見てそう言った。
「あっ………和也っ…だめぇ…見ないで、っんん」
再び唇を塞がれて声が出なくなる。
「そんなに大きい声を出したらバレますよ。そういえば外で山田先輩にも会いましたし。ひょっとするとここに来るかも。」
「えっ、どうしよっ?」
その時、わたしの携帯が光っているのに気が付く。メールの着信だ。
『もうすぐ部室に着くし、部室で飯でも食おうぜ。』
…まっ、まずいっ…隆にこんな姿がバレちゃうっ…どうしよっ…
「柚さん、こっちです。」
和也がロッカーを開けてわたしを呼ぶ。わたしは携帯を持って慌ててロッカーに入った。和也が先に奥に入ってわたしが和也の胸に背中を密着させるようにして入る。
扉を閉めるとすぐ後に部室のドアが開く音がした。
…間一髪…助かったぁ…
和也が耳元で囁くようにして話す。
「でもどうして柚さんがいるんです?」
「遊君が…体調悪くなっちゃったからわたしが代わりに…。」
「えっ…先輩また体調不良なんだ?」
「それで、申し訳ないんだけど和也に新聞部の方を頼みたいんだって。」
「なるほど、分かりました。それはそうと、柚さんとまた会えるなんて夢のようです。あれから、柚さんのことが忘れられなくて…」
……?………
「先輩が体調を壊されたのは残念ですが、ここでオレが柚さんに出会えたのは運命だと思うんです。今度こそオレを好きになってもらいますよ。」
…ええっ?
「それに…柚さんも何を今していたんですか?」
…んんっ…
耳元に息を吹きかけられて体から力が抜ける。
『ガタッ』
ビクッとしてロッカーの隙間から覗くと隆が椅子を引いて座った。
どうしてこんな時に限って隆がここに来るのよぉ…早く出てってよぅ…
そんなわたしの願いも虚しく隆はなかなか出ていかない。
身体が密着しているせいでただでさえ暑い空間がさらに湿度が上がる。
わたしの胸の谷間を汗が雫になって流れ落ちる。背中に当たる和也の胸も汗ばんできた。
「柚さん、蒸しますね」
そう言って和也の手がセーラー服の前のチャックを開けようと動きだす。
「ちょっ、ちょっと、和也、ダメッ」
小声で注意するも
「柚さんとまたこうなれるなんてオレ幸せです。」
だめだ。和也は暑さと興奮でおかしくなってるよっ。
さらにリボンを外してホックを外されて、ついに前が左右に離れる。
やだっ…おっぱいが出ちゃったぁ…
「はぁ…はぁ…んっ」
胸を揉まれて抗議の意味で和也の目を見る。和也が人差し指を口の前に立てて微笑んだ。
そうじゃないからっ。
「んんっ」
『ゴトッ』
乳首を弄られて思わず手に持っていた携帯を落として、音がした。
…だめっ…
ロッカーの隙間から覗くと隆がこちらを見ている。
…隆、気づかないでっ…
隆はしばらくこちらを見ていたけど、立ち上がることもなくポケットから携帯を取り出し、いじりだした。
…良かったぁ…
床の携帯が光った。隆がわたしにメールを送ったのかな…隆、ゴメンッ…今は返信できないっ…
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