【ディック視点】
ほんの少し微睡んでいたらしい。俺は跳ねるように起き上がると、パンツだけ履いて立ち上がった。
(やってやったぜ!)
いけ好かねえジェイクの野郎にひと泡吹かせたような気がして俺の気分は最高だ。
(それにしても!くっそ!こんな激マブな女とヤったのに覚えてねーとは!)
鼻唄でも歌いたくなるような気分の俺だが、唯一悔やまれる点は、数時間前からの記憶が曖昧で、ぼんやりとしか思い出せないことだ。
少し冷静になった俺はいまだ、しどけなくベッドに横たわったままのアオイを見た。
黒髪や黒い瞳はまるで黒真珠のように深く、男の欲望をそのまま形にしたような魅惑的な体は乳白色の真珠の輝きを思わせる。こんな田舎町ではついぞ見ない美少女だ。
(……柄でもねえ…)
真珠だなんて、キザな言葉が頭をよぎってたことに自分でも驚いてしまう。
(だが、それにしてもこいつ、こんなだったか?)
女だとわかった今から考えれば、なんでこれまで気づかなかったのかと思うほどの美少女ぶりなのだが、学校に通っていた頃を思い返して首を捻ってしまう。
(確かにもともと顔は女みてえだったし、俺も溜まってた時なんかはエロい目で見ちまったこともあるが…)
自分で言うのもなんだが、俺は記憶力の良い方ではない。学校での成績も糞みたいなもんだった。
(いや、だけどよ)
町長の孫ってだけで寄ってくる女もいたし、その中にはそこそこ綺麗所もいたが、アオイを抱いちまったらもう他に目移りなど出来そうもない。これまで抱いてきた女など話にならない。
(こんなだったらあの頃でも絶対に気づいていたはず…)
それは容姿ももちろんのこと、挿入したときのマンコの具合、反応、全てにおいてだ。
俺のザーメンを吸い尽くそうと蠢くマン肉の具合のよさ。それを思い出すと、萎んでいたチンコの芯が固くなった。
(こいつはぜってえ俺のもんにしてやる)
俺の脳裏には一人の男が立ちはだかっていた。
金髪のガタイのいい男。
顔も整っていて性格も明るく、友達も多い皆の人気者だった男だ。
昔からいけ好かなかったが、そこにアオイと幼馴染という新しい理由がつけ加えられた。
(だが、どうすればいい?)
アオイを見つつ、ない頭を絞る。
そして俺は以前買った録音機と呼ばれる魔術具を思い出した。
おじさんの土産で貰ったもので、すぐに飽きて放り出したものの、埃をかぶった机の上にまだそれはあった。
意識のないアオイを尻目に急いで魔石を新しいものに変えた。
(まずは一発コマして、あとはこいつで脅してやれば…。今日の俺は最高に冴えてるな!)
そして、アオイが目を覚ますのを今か今かと待つこと数十分。いいかげん寝てる間にヤっちまうか、と考え出した頃、ようやくアオイが寝返りをうってうっすら目を開いた。
「ん…んん…くさい…」
(開口一番それかよ!)
だが目を覚ましたアオイは自分の状態に気がつくと、俺を見てさすがに体を固くして俯いた。
(よっしゃ!怯えてるな!そんで、まずはこのままもう一発コマしてやんぜ!)
と、意気込んだわけだが。
(何を考えてやがる?)
アオイの様子がどこかおかしい。震えるでもなく、怯えているわけでもない。言うなら考え事でもしているかのようだ。
(逃げる算段でもしてんのか?)
もちろん俺は逃がすつもりなどない。だが、そもそも目の前に俺がいるのに、そんな状況で悩むだろうか?
「何言ってんだよ!そんなの無理無理!」
不意にアオイが首を振って、意味不明なことを口走った。
(は?何言ってんだこいつ?)
「てめえ、自分の状況わかってんのか?」
思わず突っ込むと、アオイが起きてから初めて俺のほうを見た。
「ディックはちょっと黙っててよ!」
そして、なぜか怒られた。
普通は泣いたり騒いだり、逃げようとしたり、そうなるはずだ。だが、アオイはといえば、呆気にとられる俺に背を向けてまた考え事だ。
(おかしいだろ!…えっ?いや!?…おかしい…よな?)
部屋に連れ込んだときの記憶は曖昧だが、あのときはもっと弱ってた…はず。
(一体なんなんだ?どういうことだよ!)
これは予定外と言わざるを得ない。
俺の予定では泣き叫ぶアオイを犯し抜いて従属を誓わせるはずだった。そのために脅す道具も準備した。
それなのに、雲行きは怪しいどころか、青空なのに土砂降りの雨が降っているようなものだ。
(くっそ!これじゃ、犯す流れにすらならねえ!)
とはいえ、いつまでもこうして突っ立っている訳にはいかない。
(落ち着け、なにもアオイが消えちまった訳じゃねえんだ!)
触れようと思えば簡単に手の届くところにアオイはいる。
(ちょっと本気を出せば、どうせすぐに蕩けた顔でおねだりしてくるに決まってんだ!)
アオイのエロ顔を思い出して、元気を失っていた俺の息子が、ムクムクと復活してくる。
アオイは俺が破ったシャツを今も羽織っている。背中を向けているのでこちらからは見えないが、細い体に似合わない二つの大きな膨らみがあるのを俺は知っている。そして、もちろんその柔らかさも。
(へへ、あの野郎は知らねえんだよなあ?)
俺のチンコがパンツを押し上げ始めた。
先程から悶えたり手を振ったりと、アオイの妙な動きのせいで、シャツの下に見える尻の谷間がチラチラと俺を誘惑してくるからだ。
(無視すんなら、こっちもヤるだけだぜ!押し倒してケツの味も教えてやんぜ。ヒイヒイ言わせてやる!)
と、俺が静かに近づいたその時。
「あー、しょうがないかぁ…これも強くなるため、強くなるため…」
またも意味不明な言葉。だけど、クルッと振り返ったアオイによって尻に伸ばしかけていた手が逆に掴まれてしまった。
「何をっ!…うぅっ!」
心臓が一度強く打つ。
それが終わると、まるで一週間溜めた時のように股間が張り詰める。
(ぐっ!なんだ!?何が起こってんだ!?)
「ディック、どう?」
胸元と股間を隠したアオイと目が合った。目に入ってくるのは、腕からはみ出した胸に、真っ白な薄い腹、肉感的な太腿。
ひしゃげた胸はむしろイヤらしく、思わずチンコを挟みたくなる。すべすべの太腿の間で擦って、小さなヘソにザーメンをかけるのも悪くない。
不思議なことに俺の中にあった疑問は消えてなくなり、なぜかアオイを犯すことばかりが頭に浮かんでくる。
「あれ?聞いてる?」
「…うおっ!」
体がびくつくほどの快感に、チンコを見ると、いつの間にかアオイがパンツの上から撫でていた。
(なん…だ!?)
思わずしゃぶりつきたくなるような胸の先が目に入って俺は喉を鳴らす。
「アオイ…てめ…何をした?」
これがギリギリ言えた言葉。
「…えっ!?もっと?…うーん、…ハイハイわかったって!」
アオイはまるで誰かと話しているような口ぶりで、俺の股間の膨らみを今度は両手で掴んだ。
「あっう…ぐぅっ…」
亀頭と棹をそれぞれの手が弄る。気持ちいいが、パンツ越しだと焦れったい。
ぶっちゃけ、もうチンコはビンビンで、アオイの頭を掴んで無理やり口に突っ込みたい誘惑に駈られる。
「んんっ!?…また、そんな妄想して…ねえ?どう?ディック?…あれ?おーい?…んっ!」
アオイの声が遠くから聞こえる。
(これは…さっきと同じ…)
「ちょっ?村正…これ大丈夫…あっ♥️まずっ!僕もそろそろ!もっ、もう充分だよね?やっ、止めるよ!」
アオイを犯す。
俺の中では、その気持ちだけが際限なく膨らんでいた。このままチンコでアオイの頬を叩いて、しゃぶらせてやる。
「ちょっ、待って!妄想しないで!村正!これ止まらないよ!?」
うっとりとチンコをしゃぶるアオイ。フェラだけでマンコはヌルヌルだ。そして、アオイはザーメンまみれの顔で、両足を開いて俺を誘う。
「ちょっ、やだぁ、僕、そんなことしないっ、んっ、あっんんっ♥️」
アオイの声にオンナが混ざった瞬間、俺の理性は消し飛んだ。アオイの手を掴むと、そのままベッドに押し倒す。
「あっ♥️んんっ…ダメだってばぁ♥️」
黒く美しい髪がシーツに広がった。俺はアオイの手首を掴んだまま、桜色の綺麗な乳首にむしゃぶりつく。
「あっ♥️そこは敏感っ♥️村正ぁ♥️これ感じすぎちゃうよっ、もぉ…あぁっ♥️」
アオイの太腿が淫らに動いている。そのためイヤイヤする姿も誘っているようにしか見えなかった。
「ダメぇ♥️こんなっはずじゃっ!えっ!?村正っ!だましたの!?ちょっ!そんな!?んっ♥️あっ♥️あぁっ♥️」
「ふっ、ふっ、ふっ」
(………マンコ)
今度はアオイの足首を掴むと大きく開いた。
「あっ♥️見ちゃダメぇ♥️」
そこは、舐める前から濡れそぼっていた。俺はそれをじっくり見つめる。
「うそっ!そんなっ、濡れてないからっ、あっ♥️そこはっ、ダメだってば♥️」
甘い声が耳をくすぐる。
顔をあげた俺の頭の中はトロンと蕩けたアオイのエロ顔でいっぱいになった。
「んんっ♥️そんなっ、顔っ、してないよぉ♥️」
僅かに入っていた力が抜けて、俺は愛液に光るマンコに。舌を尖らせてクリトリスをつつくと濡れた割れ目から愛液が滲み出る。
「あっ♥️んっんんんんっ♥️」
一度愛液を味わってしまうともう何も考えられなかった。俺は夢中で舌を捩じ込んで出し入れする。
「あぅ♥️あっ♥️だめっ♥️そんなっ♥️舌入れちゃだめぇ♥️♥️」
発情期を迎えた獣のように俺はひたすらアオイを求める。
「んあっ♥️イクっ♥️イッちゃう♥️あっ♥️だめっ♥️なんかもれるっ♥️」
その瞬間、割れ目から愛液が吹き出した。熱い粘液が顔一杯にかかる。
だが、顔中ベタベタになった俺はむしろ高ぶった。そのまま、意識がハッキリとしないアオイの脇腹を掴む。
「ぁ…ぅぅ…」
そして、無言でヒクヒクと震えるマンコに、自慢のエラが大きく開いた亀頭を押し当てる。
「んああああっ♥️なっ、なにっ?あっうんんっ♥️」
朦朧としていたアオイが背中をのけぞらせる。
「これっ♥️すごっ♥️こすれるっ♥️♥️」
ゆっくりと柔らかい肉を押し広げていく。
「ああっ♥️そこっ♥️こすれてっ♥️あっ、あああっ♥️んっ♥️ちょっとまってぇ♥️」
涙目で俺を見るアオイは、男なら誰でも守ってやりたくなるような庇護欲と同時に啼かせたい欲望を生み出す。
「んあっ♥️うごかしたらっ♥️あっ♥️ああっ♥️だめっ♥️そんなのだめっ♥️こすれるっ♥️あっっっ♥️♥️♥️」
俺はアオイが一際大きく反応したところを重点的に擦る。
「あっ♥️そこっ♥️すごいっ♥️おかしっ、おかしくなるっ♥️だめっ♥️あっ♥️だめっ♥️だめだめだめっ♥️♥️うあっっっ♥️♥️♥️」
アオイが再びイッたのを確認して今度は奥に押し込んだ。
「おおっ!」
俺の先が何かに当たるのが分かった。
「んぐぅぁぁぁ♥️♥️♥️」
アオイの少し苦しそうな声。
そこがアオイの、女の大切な部分だと本能が伝えてくる。
(もっと…もっと奥に…)
俺は種つけの準備を始めた。
「あっ♥️ぐっ♥️んんっ♥️なんでこんなっ♥️あたってる♥️おくにあたっちゃってる♥️グリグリやめてっ♥️あっ♥️またぁっ♥️くるっ♥️」
ビクビクっと痙攣してアオイのマンコがギュッと締めつけてくるも、締めつけをものともせず、俺は腰を引き抜く。
「んあああっ♥️♥️こすれりゅう♥️♥️」
入り口付近まで引き抜くと再び奥へ。
「んああああっ♥️♥️またはいってくりゅぅぅ♥️♥️」
引き抜く。
「あうぅぅぅぅっっっっ♥️」
突っ込む。
「んああああっっっ♥️」
引き抜く。
「あっっっ♥️こしゅれるっ♥️♥️」
そして再び貫く。
「あああっ♥️おくあたってりゅっ♥️♥️」
引き抜こうとするとマン肉が絡みついて締めつける。突っ込んでやれば悦びに震えながら俺を包み込む。
「あうっ♥️おくっ♥️んあああっ♥️グリグリぃ♥️しょんなのむりぃっ♥️♥️」
奥に押しつけたまま腰をまわすと、子宮が降りてきて俺のザーメンを求めてきた。
「うっ…ぐっ…そん、なに、欲しいのかっ!」
俺の種を欲しがっているならくれてやる。俺はラストスパートに入った。
「あっ♥️んあああっ♥️いっらない♥️いらないからぁ♥️ぬいてっ♥️ぬいてぇっっ♥️」
アオイの体は本当の気持ちを伝えてくる。まるでそれ自体が意思を持っているかのようにマンコが射精を誘ってくる。
俺はマンコの期待に応えるべく、腰を掴んで突き破るつもりで奥まで突っ込んだ。
「あああっ♥️ひびくっ♥️おくにひびくぅ♥️」
もう俺の方にも余裕はない。今にもイッてしまいそうなチンコが柔らかい肉の中でビクビクと震えた。
アオイにもそれが伝わったのか、マンコの締めつけが強くなる。
「だめっ♥️だめっ♥️いまだされたらっっ♥️♥️」
必死に懇願するアオイの表情に、ついに俺の中のマグマが噴火の予兆を見せた。
「いっ、くぞぉぉ!」
「だめぇぇっ♥️♥️あっ♥️♥️あああああっっっ♥️♥️♥️」
悦びの悲鳴をあげてアオイが体を震わせた。そして、それに合わせて俺のマグマが吹き出した。
「んっっっ♥️っくぅぅぅぅぅっっ♥️♥️♥️」
完全に種付けする勢いで奥に密着したままの射精。金玉が空っぽになるほど吐き出すと、俺はアオイの上で意識を失ったのだった。
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