ロゴスでの日常
僕とラルフがロゴスに来てから2ヶ月。 ついこの間までケルネでのんびり暮らしていた生活が何年も前の出来ごとのように感じる。 「帰ってきたー!なんだか久しぶりの我が家って感じだよね!まずはお風呂でしょ!それにご飯は銀狼亭だよ...
妖刀戦記僕とラルフがロゴスに来てから2ヶ月。 ついこの間までケルネでのんびり暮らしていた生活が何年も前の出来ごとのように感じる。 「帰ってきたー!なんだか久しぶりの我が家って感じだよね!まずはお風呂でしょ!それにご飯は銀狼亭だよ...
妖刀戦記「ちゅ♡んちゅ♡…んあっ♡はぁ♡はぁ♡…」 (ん…♡あれ?) 確か路地裏にいたはずなのに、今は柔らかいベッドの感触だった。しかもそれだけでなく口の中や歯の裏を何かが蠢いている。 (ん♡でも気持ちいい…♡) ぼぉっとした頭...
妖刀戦記「ふんふーん」 鼻歌交じりにアタシはトランクに服を詰め込んでいく。すべてアオイが買ってくれたものだ。 (あの子は何を着させても似合うから、ホント楽しいわぁっ!) 先ほど買ってくれた服をさっそくアオイの新居に届けてあげよう...
妖刀戦記ハンターの朝は早い。 日の出と共に目を覚ましてまずは柔軟をして睡眠中に固まった体を念入りに解すことから始まる。それが終わると家の周囲を中心にジョギングを行い体を暖める。 (でも街の人も朝は早いけどね。ジョギングしてたらす...
妖刀戦記東門からまっすぐ伸びる大通りから一つ南側に入った道沿いにその建物はあった。 (すごいおっきな建物だなぁ、貴族の別荘だったりするのかな?) 高いレンガの塀を眺めながら僕がそんなことを考えていると 「こちらになります」 (へ...
妖刀戦記翌日。午前中に来るようにとレオンさんから言われていた僕らは支部長室のソファに座って説明を聞いていた。 話すのは主にアーバインさん。レオンさんはニヤニヤ笑って僕らを見ているだけ。 (アーバインさんの苦労がわかるなぁ) とこ...
妖刀戦記少年が恋人と二人にして欲しいと言ったので、部屋に残してウィリアムとアンナは外へ出た。 「こういうのは辛いな」 アンナが空を見上げてつぶやくように言った。 「そうですね…」 部屋の中からはすすり泣く声が聞こえてくる。 「彼...
妖刀戦記『ビュンッ』 村に入るなり僕らに向かって無数の矢が飛んできた。 「葵っ」 「大丈夫っ」 僕は難なく躱す。横目で見るとラルフは躱すどころか矢を掴んでいた。 飛んできた方向を見ると、櫓(やぐら)のようなものが建てられていてそ...
妖刀戦記初めての特訓では色々やらかしてしまった。あんなにラルフを連れていくのを拒んだのに数日でこの体たらく、これからはもう少し考えて行動するようにしないと恥ずかしさに耐えられなくなりそうだ。 ともあれ、お腹が空いたので僕らは一階...
妖刀戦記ハンターギルド。 この世界には様々な魔物がいる。 それを討伐するのがハンターと呼ばれる人々の仕事だ。しかし、魔物と戦おうなどと考えるする人間には荒くれ者が多く、脛に傷を持つ者もいる。 そのため、依頼がきちんと遂行されたり...
妖刀戦記村正を使っていないときでも僕は感覚が鋭くなったみたい。 視線を感じて目を向けると配達途中だったのか、荷車を停めたお兄さんと目があった。お兄さんはサッと目をそらす。 また、その隣を見れば女の子二人が僕らを見てヒソヒソと話し...
妖刀戦記太い肉の棒がアタシの体の奥の奥まで満たしている。そして、この棒が出し入れされる度にアタシの口からは痛み以外の声が出ているのだ。 「あっ♥️あっ♥️ああっ♥️♥️」 初めての時は裂けたんじゃないかってくらい痛くて泣き叫ぶこ...
妖刀戦記人跡未踏の深い森の中、美しい泉にチャプチャプと波紋がたっている。 「んんんっ!ラルフぅ、そこは舐めちゃだめ!」 岸には脱いだ服が散乱している。そして葵は片脚を岩にのせて無防備な股間をラルフに舐められていた。 「そうは言っ...
妖刀戦記第一章の登場人物紹介 御門・葵 アトランティス大陸の東にある大和の王族。元々男だったが、妖刀『村正』の力により女性化&不老に。五感が敏感になることと触れた相手の心が読める。副作用としては普段から体が敏感になった...
妖刀戦記町長さんのところを出た僕はその足で今度はルシオさんのお店に行く。 「おっ、アオイちゃんっ、ってえええええっ!!」 ズルズルと引きずってきた毛皮の数にルシオさんの目が点になった。 僕は革袋から牙と銀狼の毛と小瓶を出した。 ...
妖刀戦記セピア色の世界。 ここは町長さんの家だ。まるで現実感がない。町長さんはベッドに横たわっている。 僕は必死に話しかけるけどその目は開かない。分かっている、どれだけ話しかけてももう…… 「町長さん……」 涙が頬を伝って、その...
妖刀戦記僕は慌てることなく一度村正を鞘に戻して意識を集中する。五感をフルに使って銀狼と対峙した。 「ワガ、ケンゾクヲ、コロシタナ…」 低い、地面が震えるような声が銀狼の口から漏れた。 「しゃ、喋ったっ」 (「主殿、魔物とは呼ぶが...
妖刀戦記「ちょっと、村正ぁ?」 (「ほほほ、主殿、面白いものを見せてもらったの」) 「いろいろ聞きたいんだけど!」 (「しょうがないのぉ。言うてみよ」) 怒り気味の僕の言葉に村正はなぜか上から目線で答える。 「なんで僕、女の子に...
妖刀戦記「大変だっ、ハンター達がっ」 ハンターが全員殺されたのはすぐに町に知れ渡った。 なぜすぐに分かったのか、それは彼らの死体がご丁寧に森の入口に捨てられていたからだった。全員両手両足が引きちぎられ、顔は恐怖に歪んでいたらしい...
妖刀戦記僕の意識が戻ったのは翌日も昼過ぎのことだった。 まず、体を見て、無事であることを確認すると周囲をチェックした。鳥の声が聞こえるから近くに狼はいないようだ。 岩の中から這い出る。昨夜は暗い中で気付かなかったけど服がボロボロ...
妖刀戦記灰狼を狩った1週間くらい後、僕は町長さんから呼ばれた。 「おはようございます」 (あれ?何かあったのかな?) 町長さんは疲れた様子で、顔色が悪いようだけど。 「おおっ、葵君か…すまんのぉ。こんなに朝早くに呼んでしもうて」...
妖刀戦記1週間はあっという間で、父さんの出発する朝が来てしまった。昨日はどうしていいのか分からず、僕は結局普段と同じように過ごしてしまったのが悔やまれる。 朝早くというのに、港には何人もの町の人が見送りのために集まってくれていた...
妖刀戦記僕はこの国に来た頃のことを断片的にしか覚えていない。 覚えている一番古い記憶は、ある夜のこと。 王様に会った日の夜だったと思う。王宮のふかふかのベッドで寝ていると夜中になんとなく目が覚めた。 どうも妙な胸騒ぎがしてドアを...
妖刀戦記「お願いしますっ!!」 「よし、来いっ」 『ガッ、ガッ、カッ、ガンッ』 激しい音とともに木刀がぶつかり合う。 一人は壮年の男性、もう一人はまだあどけなさが残る子供。髪は長く瞳が大きい、一見すると少女のように見える。 『ゴ...