聖なる夜の夢物語①【クリスマス企画】
島津と高樹のループする世界は一週間しか存在しない。 これは存在しない未来の一日。 (この話はただの甘いカップルの話です) ★★★ 12月24日 午前8時00分島津政信 「ね、琢磨、起きて。今日は大学があるんでしょ?」 私...
島津と高樹のループする世界は一週間しか存在しない。 これは存在しない未来の一日。 (この話はただの甘いカップルの話です) ★★★ 12月24日 午前8時00分島津政信 「ね、琢磨、起きて。今日は大学があるんでしょ?」 私...
10周目 9月23日(木) 午後6時50分 島津政信 (あれ?) 完全に日が暮れた学園の敷地内、亜紀がバスケ部の練習を終えてチームメイトと歩いているとよく見知った人影が見えた気がした。 「あっ」 「亜紀?どうした?」 亜...
10周目 9月23日(木) 午後6時20分 島津政信 『シャー』 教官用のシャワールームで高樹が体にこびりついた精液や汗を洗い流している。 ワシは更衣室を換気して、情事の痕跡を消してから遅れてシャワールームに入った。 シ...
10周目 9月23日(木) 午後4時50分 島津政信 「よしよし、よお言うたな」 ふらつく高樹の肩を抱いたワシは頭を撫でてやりながら男性教員用の更衣室に向かう。 (鉄は熱いうちに打て、言うしな) ワシは一度、教官用のデス...
10周目 9月23日(木) 午後4時00分 島津政信 「逃げずによう来たな」 プールの教官室で制服姿の俺は権田の舐めるような視線に晒されていた。 権田はもはや教師の皮を被るのを止め、欲望に濁った目を隠そうともしない。 「...
10周目 9月23日(木) 12時25分 高樹美紗 (まさか権田に目をつけられるなんて…) アタシは放送が流れて島津が出ていくのを見つめながら考えていた。 (痴漢はもう絡んでこないはず) 何度も繰り返した結果、アタシがど...
10周目 9月23日(木) 12時55分 島津政信 「なあ?簡単にワシをイかす方法あるんやけどな?」 権田がわざとらしく聞いてきて俺は思わず声を荒げる。 「そんなのがあるんならっ…」 (あんなきもち悪い事しなくてもっ、く...
10周目 9月23日(木) 12時20分 権田泰三 『あ、あー。体育科の権田や。二年五組、高樹、高樹美紗、体育教官室に来るように』 午前の授業の終了のチャイムが鳴るとワシは急いで放送を流した。 『ガチャ』 (昼飯を食う暇...
10周目 9月22日(水) 午後7時30分 島津政信 「はあ…」 水泳部がラストの掛け声をかけている横を通って俺はプールから出た。 口であれから二度も射精した権田に例の映像は消してもらった。 (うぅ…くそっ、アゴが痛い。...
10周目 9月22日(水) 午後6時45分 権田泰三 (ヒヒヒ、急にしおらしくなりよったわ) 先程の高樹の豹変のせいで、海パンの中で縮こまっていた股間が再びむくむくと勃起した。 「なあ、高樹。黙ってて欲しいんやったら…分...
9月22日(水) 午後6時10分 島津政信 権田に待っているよう言われた俺は教官控え室に向かった。 足の筋肉がまだ痙攣しているような気がするので最初は恐る恐る歩いていたが、段々ましになってきた気がする。 (ここかな?) ...
9月22日(水) 午後5時25分 島津政信 『バシャッ』 反対側のプールサイドに手をついて顔をあげると目の前に足があった。荒い息で見上げるとそこには権田が立っていた。 「クロールはまあまあ綺麗なフォームやな。真ん中あたり...
10周目 9月22日(水) 午後5時00分 島津政信 『ピー』 『バシャバシャバシャバシャ』 「ラスト一本~、一年っ、ちょっと遅れてるよ~」 笛の音と水泳部の掛け声、水音が室内プールに響いていた。 プール特有の塩素の臭い...
9月21日(火) 午後3時30分 権田泰三 (そろそろ部活行こか) 授業が終わると、体育教官はそれぞれの指導する部活に向かう。 ワシも担当している水泳部に顔を出すため、教官室を出た。 (おうおう、これからセックスか?) ...
9月20日(月) 午後9時 権田泰三 『うわああっ、えええっっ』 「おおうっ」 突然耳に甲高い声が響いて、驚いたワシはイヤホンを引っこ抜いて画面を見た。 (一体、なんやねん?) 部活動をしていた生徒や顧問が帰ったあと、一...
最後の7日間 9月22日(水) 午前8時10分 高樹美紗 翌日、アタシは島津を扉側に立たせて守るようにして電車に乗った。 「なあ、島津はなんでうちの学園を選んだんだ?」 「え?」 「いや、島津なら偏差値がもっと高い所でも...
9月21日(火) 午前10時30分 高樹美紗 「えっと、どうしたんだ?」 「うん、琢磨にしばらく距離を置こうってメールしといたから、絶対にメールが来ても勝手に会ったりしちゃダメだからね」 「えっ、ああ…?」 琢磨にメール...
9月26日(日) 午後11時50分 ??? 『カチャ』 バスルームの扉が開いて、バスタオルを体に巻いた少女が出てきた。 「気持ち良かったぁ」 顔がほんのりピンク色に染まっているのはシャワーのせいか、先程までの激しい性交の...
6周目 9月26日(日) 午後2時40分 『パンッ、パンッ、パンッ、パンッ』 琢磨の腰が当たって断続的に音が響く。 「あっ、あっ、あっ、あっ」 後ろから片腕を掴まれて引っ張られる。 「はぅっ、奥にぃっ、んんっ、あああっ、...
6周目 9月26日(日) 午後2時 島津政信 「暑いねー」 パタパタと手で顔を扇ぎながら私は琢磨と観覧車に乗っていた。 「美紗…」 扉が閉まり、ゴンドラが動き出すと隣から琢磨に呼ばれて私は見上げる。 「ん…」 琢磨の手が...
6周目 9月25日(土) 午後5時20分 島津政信 『ジュブッ、ジュブッ、ジュブッ、ジュブッ、ジュブッ』 「ふぁっ、はっぁぁっ、んっ、んっ、んっ、はぁっ、んっ、んんっ」 橙色の夕日の入る部屋の中で私は琢磨に組み敷かれて喘...
6周目 9月25日(土) 午後4時35分 「んんんっ、だめだってばぁっ」 逃げようと体をねじる美紗だったが、時すでに遅し。俺の掌は既にTシャツの薄い布を盛り上げる二つの山を包み込んでいる。 『グニャリ』 ブラジャーの無い...
9月25日(土) 午前10時30分 島津政信 「な?結構歩くだろ?」 「大丈夫だよ」 私は車を返却してくる、という琢磨に付き添った後、手をつないでマンションに帰る。 「あっちいな、汗かいたぜ。帰ったらシャワーでも…」 マ...
9月24日(金) 午後11時00分 川合琢磨 「はぁ…はぁ…はぁ…いっぱい…溢れちゃう…」 ベッドに突っ伏すように四つん這いになった美紗の中からチンコを抜くと、マンコからドロっと精液が垂れてきた。 「んんっ…はぁはぁ…」...
6周目 9月24日(金) 午後9時50分 川合琢磨 俺の股の間にアヒル座りをした美紗が肉棒を片手で支えるようにして玉袋をしゃぶっている。 「おお…」 美紗は俺の声に瞑っていた目を開けて、俺を見ながらねっとりした舌使いで玉...
6周目 9月24日(金) 午後8時30分 島津政信 「便所に行くって言ったんだが聞こえてなかったか。一人にしてゴメンな」 「ううん…」 俺は首を振って琢磨の腕を取ると駐車場に向かう。 「ん?まだ閉園まで時間あるけど、もう...