11周目 9月23日(木) 午後11時00分 島津政信
11周目 9月23日(木) 午後11時00分 島津政信 (もし、こんなことが葛城にバレたら…それに、体が戻った時に高樹にもすごく迷惑がかかる) 俺は風呂をあがるとベッドの上に体育座りで反省していた。 脅迫され、無理やりと...
11周目 9月23日(木) 午後11時00分 島津政信 (もし、こんなことが葛城にバレたら…それに、体が戻った時に高樹にもすごく迷惑がかかる) 俺は風呂をあがるとベッドの上に体育座りで反省していた。 脅迫され、無理やりと...
11周目 9月23日(木) 午後9時20分 藤川真也 「はああっ、あんっ、あっ、だめですっ、しんやさんっ、だめっ」 俺の手は今、ソファに並んで座っている美紗の太腿の間に入っている。 まず、最初にネットリとした愛液で光る指...
11周目 9月23日(木) 午後5時15分 藤川真也 「こっちにはなさそうだなあ。どう?そっちのダンボールに入ってない?」 そんなことを言ってみたが、俺は制服を探すつもりなどさらさらない。 「えっと…うーん、ないですね。...
11周目 9月22日(水) 午後10時45分 島津政信 玄関に入った俺はそのまま風呂に向かった。 9月とは言え、雨に濡れた体は冷えている。だけど、それ以上に先程の出来事が心に重くのし掛かっていた。 (うう…) 何も考えら...
11周目 9月22日(水) 午後9時00分 島津政信 『ポタッ……ポタッ…』 「ん?」 歩き始めて数分後、ゴロゴロと遠くで雷が鳴って、急いで歩いていると大粒の雨粒が頬に当たった。 (ヤバイな、急がないと) そう思うが、時...
14周目 9月26日(日) 午後11時50分 高樹美紗 「おかしいっ、やっぱり変よっ、神様っ?」 「何じゃ?」 「『何じゃ?』じゃないわよっ、何かしたわねっ?」 これは14周目の最後の日。アタシは神様に詰め寄っていた。 ...
(沙紀の怒りはうまく誤魔化せたみたいね) そう思いつつ、自然な態度で教室を見渡すと島津に亜紀が両手を合わせているのが見えた。 (そう…今度は亜紀のクソ彼氏だったわね) 島津が亜紀の勢いに狼狽えてこっちを見た。 (もうっ、...
10周目 9月26日(日) 午後11時50分 高樹美紗 「な?エエやろ?みんなにワシらのラブラブ加減を見せたりたいねん」 画面の中では権田が島津に頼み事をしていた。 「え…でもぉ…」 島津は躊躇っている。それもそのはず、...
10周目 9月26日(日) 午後3時55分 門田 『門やん、久しぶりやな。楽しんでや』 アナウンスが流れた。このバスの運転手も俺とは同郷で、お互いに顔見知りだ。 『このバスは終点まで停まりません』 おどけたようにそう続け...
10周目 9月25日(土) 午後6時30分 島津政信 湯気で曇ったお風呂の中。湯船に肩まで浸かった私はお風呂の縁に腰かけたタッちゃんにご奉仕をしているところだ。 「タッちゃん、ろぉ?ひもひいい?」 フルートを吹くようにタ...
10周目 9月25日(土) 午後6時30分 島津政信 目が覚めると俺は布団の上に寝ていて、明かりのついていない部屋はいつの間にか薄暗くなっていた。 (あれ?…ああっ、時間っ…) 見渡すと夜光塗料で淡く光る目覚まし時計の針...
10周目 9月25日(土) 午後2時55分 葛城亜紀 「ぐっ、ぐぬぬうっ…」 「ふむ、なかなか倒錯的な絵面だな」 二人の中年男が私達の姿にそれぞれ異なる反応を見せた。権田は驚きとともに悔しそうな微妙な顔、健さんは満足そう...
10周目 9月25日(土) 午後1時40分 葛城亜紀 それは嵐のような出来事だった。 権田が何か叫びながら美紗に抱きついたかと思うと、隣の部屋に引きずり込んで消えた。 「…やれやれ」 「…ハッ(そっ、そうだっ。美紗っ)」...
10周目 9月25日(土) 午後1時20分 島津政信 「よっしゃ、ミサミサ、ワシとラブラブエッチや」 「ミサミサ…」 俺はテンションの高い権田を呆れて見た。 「んん?そんな態度とるんか?ええんか?100回になるでえ?」 ...
10周目 9月26日(日) 午後2時20分 一台のスクールバスがゆっくりと並木道を走っていた。 「あれ?今日って日曜やんな。休みの日ぃまで仕事すんねんな。運ちゃんも俺とおんなじかあ」 そう独りごちて門田は背広の内ポケット...
10周目 9月25日(土) 午前2時00分 島津政信 「あっ、あっ、しょこっ、やらあっ」 「んんっ、みしゃぁっ、あっ、いいっ」 高城美紗、ボブカットの黒髪の少女。目鼻立ちは整っていてアイドル顔負けの美少女だ。また、抱き締...
10周目 9月25日(土) 午前0時00分 島津政信 「では、私達も始めようじゃないか」 男が立ち上がって顔の前に隆々とした黒光りしたチンコを差し出した。 「…ぁ……」 崩れかけの理性を総動員して俺が目を逸らすと、男はさ...
10周目 9月24日(金) 午後8時50分 葛城亜紀 『騒ぎにしたくないだろう?』 私が恥ずかしい思いをする、というくらいの意味で男は言ったんだろうけど、この言葉の効果は絶大だ。 私は大きな声を出すことも周りに気づかれる...
10周目 9月24日(金) 午後11時40分 島津政信 「んふ…んぅ…」 口の中は権田のいきり立ったチンコでぱんぱんになっている。 「ああ、気持ちエエなあ。これなら何発でもいけるで」 (まだ…やるのか?) 俺が驚いて見上...
10周目 9月24日(金) 午後9時50分 島津政信 まさに日本家屋というのがふさわしい瓦屋根の平屋の建物。広い敷地を木の塀が囲っている。老舗の料亭のような佇まい。 これが権田の家だった。 他の生徒が見たら驚いて目を丸く...
10周目 9月24日(金) 午後9時10分 島津政信 「美紗、降りんで」 「ん…?」 俺は少し眠ったせいで体は楽になったものの、体の奥で火種が燻っているような感じがする。 権田に腰を抱かれてバスを降りようとすると、ズボン...
10周目 9月24日(金) 午後7時20分 高樹美紗 柔道部の練習が終わった後、アタシはプールの入り口が見える植え込みにしゃがんで隠れていた。 今は部活なんか出ている場合じゃないとも思ったんだけど、亜紀が部活に出ているの...
10周目 9月24日(金) 午後8時00分 島津政信 『パチャパチャ』 「ん…ふぁ…ん…らめぇ…」 ハイレグの競泳水着が半ばまで脱がされて零れ出た胸が水面を打つ。体が上下に揺らされる度に暗いプールに波が立った。 「ん…ぁ...
10周目 9月24日(金) 午後12時30分 島津政信 『ガチャ』 プールの入り口の鍵が開かれて俺から先に入った。 次の時間は授業もないからか明かりもついておらず、日光が天井近くの窓から降り注いでそこだけ水面が反射してキ...
窓ガラスが曇っている。窓の外からは仁王立ちした男とその前に膝立ちになった黒髪の少女がぼんやりと見えていた。 『ンチュ…ネロ、ネロ…』 自分の愛液にまみれた男の肉棒を咥えこんだ少女は潤んだ瞳を男に向ける。 男、琢磨が少女、...
「ほんとにこれ着るの?」 洗面所のドアの隙間から美紗の声が聞こえた。 「頼むっ」 (準備した甲斐があったぜ) ◇◇◇ マンションに帰ると、ドアを閉めるのももどかしく、俺達はキスをしながらお互いコートを脱がせ合う。 (そう...